魔夜峰央がバレリーナに!?パタリロ作者の妻、娘、息子とは!

魔夜峰央がバレリーナに!?パタリロ作者の妻、娘、息子とは!

魔夜峰央がバレリーナに!?パタリロ作者の妻は、バレリーナ山田芳美

魔夜峰央は、1976年から連載を続けている「パタリロ」の作者です。そんな魔夜峰央が「アウト×デラックス」で公開した、バレリーナ姿の話題になっています。バレリーナとは、主に女性のバレエダンサーを指す言葉であり、魔夜峰央はれっきとした男性。しかも、現在62歳の漫画家です。男性ばかりのトロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団のように、真っ白な女性の衣装をまとったバレリーナ・魔夜峰央の姿は、本当に衝撃的でした。

「パタリロ」然り、同性愛をテーマにした作品を多く手掛けている魔夜峰央なので、「やっぱりそっちの気があったのか?!」と思われるかもしれません。ところが魔夜峰央には、美しい妻がいるのです!魔夜峰央と本物のバレリーナ妻・山田芳美は、奇しくも「パタリロ」の登場人物であるバンコラン(27歳)、マライヒ(18歳)と同じ年齢の時に出会い、後に結婚に至りました。魔夜峰央が44歳でバレエを始めたのは、妻に勧められてのことだそうです。

魔夜峰央はノンケ!パタリロ作者の妻、娘、息子が美しすぎる!

魔夜峰央は、「妻のためなら何でもやる」と言い切ります。テレビでも公言していたように「愛してる」「大好き」を日頃から欠かさず、妻を愛し続ける魔夜峰央。バレエを続けるのも、妻に対する愛情表現の1つだそうです。ということは、女装も妻の勧めだったということでしょうか?!

それはさておき、魔夜峰央と妻の間には1男1女が誕生しています。「アウト×デラックス」では、「ワイフと娘」として、魔夜峰央の美しすぎる妻と娘の写真も公開されました。母娘揃ってバレエをされており、2人共スタイル抜群。最近、50代に突入した妻が娘と、バレエで双子役を演じたそうです。

スタジオからは「無茶!」という笑いがおきながらも、ギリギリ”アリ”な感じでした。また、息子もバレエをやっているということで、息子は美しい男性役の姿が同番組で紹介されています。
この夫婦・親子、何が美しいって、家族が粒揃いであることに加えて全員が仲睦まじいこと。この様子は、魔夜峰央の家族エッセイ漫画からもうかがい知ることができます。

魔夜峰央「翔んで埼玉」あらすじ感想!徹底的に埼玉をディスった衝撃内容

魔夜峰央「翔んで埼玉」あらすじ感想!主人公が出自を隠す理由に埼玉県民泣く

魔夜峰央の「翔んで埼玉」は、1986年に発表された作品で、舞台は東京。主人公は、アメリカ帰りの美少年・麻実麗です。物語は、容姿端麗、スポーツ万能の秀才である麻実麗が、都内の名門校白鵬堂学院に転校してきたところから始まります。麻実麗は、スーパー帰国子女ということで一躍注目を集める存在になりますが、実はアメリカ留学後に、麻実家の養子になり、徹底的な出自隠ぺいを行って転校してきた経緯がありました。

なぜなら、麻実麗(元・西園寺麗)は、埼玉県所沢市生まれであったため、都会の学校に通うためにはここまでしなければならない世情があったのです。魔夜峰央が作品冒頭で断りを入れているように、「翔んで埼玉」は、実際の地名や団体とは何ら関係のないフィクションですが、作中世界では「埼玉県民というだけで都内でヒドイ迫害を受ける」という設定になっています。こうして都会人になった麻実麗でしたが、最終的には埼玉出身者として、東京都民によるヒドイ仕打ちに怒りが爆発。埼玉県民の自由と権利を取り戻すべく、「埼玉解放連盟」のリーダーとして活動します!

魔夜峰央「翔んで埼玉」徹底的に埼玉県をディスった衝撃内容がヒドすぎる!

魔夜峰央「翔んで埼玉」に、どれほどの埼玉県民が涙したでしょうか。とにかくサディスティックなまでに、徹底的に埼玉県をディスった衝撃内容!作中の埼玉県の位置づけは、「最近やっと電気が通うようになった」「県知事に年貢を納めている」「東京に行くには通行手形が必要」など、やや秘境的な扱いになっています。

それに続く「埼玉なんて言っているだけで口が埼玉になるわ」などの罵詈雑言が台詞に飛び交います。また、致死率高めの埼玉特有の伝染病「サイタマラリヤ」などの造語や、病に苦しむ埼玉県民に対して「そこらへんの草でも食わせておけ!埼玉県民ならそれで治る!」といった、過激な蔑視発言もポンポン飛び出すのです。

ただでさえ「ダサイタマ」と揶揄されることのある埼玉県。魔夜峰央ものっけから「ご存じない方も多いと思いますが、東京都の隣に埼玉県という所があります」とあざ笑い気味。さては埼玉県に恨みがあるのかと思いきや、実は、魔夜峰央本人が所沢市に住んでいたことがあり、「埼玉県民がいかに虐げられていたるのかを描いたら面白い」という考え浮かんだことが「翔んで埼玉」誕生の動機になったのだそうです。

魔夜峰央「「翔んで埼玉」が復刊!続編はあるのか!?

魔夜峰央といえば、外伝を含めて100冊以上のコミックを刊行している、現在「別冊花とゆめ」で連載続行中の代表昨「パタリロ」が有名ですよね。そんなファンの間でも、絶版になっていた「翔んで埼玉」は、「復刊は無理だろうなぁ……」と話題になるほどの衝撃作として語り継がれてきました。

何といっても、笑ってしまうくらいに表現がオーバー!「あなたが埼玉県民でもいい!あなたについて行きたい!」と追いすがる女生徒が、薔薇を背景に湛えた美麗な主人公から「所沢へ?」と問い返されただけで、ビクッ!と怯えるくらいですから……しかし、この作品の衝撃内容を紹介した「月曜から夜ふかし」を観た人々から、「読みたすぎる」「埼玉をバカにする底の浅さをバカにした秀逸作」と絶賛の声が次々と挙がっているのです。そして満を持して、2015年12月17日に「翔んで埼玉」が、宝島社から復刊されました。

「翔んで埼玉」は、魔夜峰央が所沢市から横浜へ転居したことで「悪口を描きにくくなった」として、3話目でストーリーが中断する形で残念ながら連載終了しています。今後、続編が描かれることはあるのかどうかが気になりますね。

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