2016年1月21日 更新
岩下尚史が「ハコちゃん」と呼ばれる由来がホンマでっか?!結婚とオネエ疑惑!
岩下尚史は学生時代から「ハコちゃん」と呼ばれていた!理由は!?
岩下尚史は、「5時に夢中」「たまむすび」などに出演し、エレガントな話口調で人気上昇中。名前とは全く関係のない「ハコちゃん」という愛称で呼ばれているのはなぜでしょうか。「ハコちゃん」の由来はズバリ「箱入り息子」。岩下尚史は、1人っ子が坊ちゃん育ちであるということで、学生の頃に少し居候していた祇園町の料理屋で「ハコちゃん」と呼ばれるようになったことが始まりだそうです。
そのことをどこからか聞きつけた岩下尚史のマネージャーが日常的に使っていたところ、次第に現場にも浸食していった様子。しかし、2010年、テレビに出始めた頃には「ハコさん」とテロップに表記されていたり、「謎の紳士ハコ」として、岩下尚史自身が箱から出て来たりもしていましたが、この頃はまだ「ハコちゃん」ではありませんでした。
2011年の「タモリ倶楽部」に岩下尚史が出演した時に「ハコちゃんです」と自己紹介したため、タモリが「ハコちゃん」呼びを採用。同年から岩下尚史が準レギュラーとして活躍している「ホンマでっかTV」では、初めから台本に「ハコちゃん」と書かれていおり、それ以来、岩下尚史の愛称「ハコちゃん」が一般化されるようになったそうです。
岩下尚史は結婚している?オネエ疑惑?2股3股は当たり前!?
岩下尚史が「ホンマでっかTV」に出演した時に、「皆さん意外に思われるけど、未婚なんですねー」と発言して、スタジオが爆笑の渦に飲まれたことがありました。普段の口調や振る舞いもしかり、扇子で口元を隠して「オホホ」と笑う様を見る限り、全く意外でも何でもありません。
むしろ、50を超えて結婚していないという事実によって、岩下尚史のオネエ疑惑がますます確信へと近づいたような気がします。ところが、岩下尚史自身にジェンダーの如何を問うと、「男の中の男」「オーソドックス」と、あくまで自分は「男」であり、対象は「女性」であると断言しています。
ただ、これまでに浮いた話などは一切なく、唯一あるのは「若い頃は女性に泣いたり泣かされたり」と非常に曖昧な表現をくり返す岩下尚史。「世界各国では結婚するまでは2股3股は当たり前!」と語っていたこともありましたが、今、岩下尚史が、結婚しない身で浮気まで楽しんでるとは考えにくいですよね。
岩下尚史の出身高校や大学、実家や生い立ちがスゴすぎる!
岩下尚史の出身高校や大学、卒業後の進路は?
岩下尚史は、熊本県菊池市隈府生まれ。出身高校は、公表こそされていませんが、熊本県立菊池高等学校であることが分かっています。2013年6月に、同高校の体育館で「母校の皆さんに伝えたいこと」という内容の総会記念講演会を開催され、岩下尚史が「昭和55年卒」として紹介されていたので間違いありません。
10代の頃から、能や歌舞伎、新派劇、さらに声曲舞踊の諸流に親しんだ岩下尚史。高校卒業後は岩下尚史のプロフィールにも書かれているとおり、國學院大學文学部に進学し、研究を通して花柳界に出入りするようになります。卒業後は、新橋演舞場株式会社に入社し、企画室長として、劇場創設の母体である新橋花街主催「東をどり」の制作に携わりつつ、花柳界の調査研究を進め、社史「新橋と演舞場の七十年」を編纂。
退職翌年の2007年に出版した「芸者論・神々に扮することを忘れた日本」で、新人としては異例の「第20回和辻哲郎文化賞」を受賞しました。この経歴を眺める限り、岩下尚史の素晴らしい作法の所以が分かる気がします。何となく育ちも良さそうな気がしてなりません。
岩下尚史の実家は何者?生い立ちから検証!
岩下尚史が、かつて文芸春秋に寄せた生い立ちの話の中には、小学生の頃、観劇や読書にふける息子を鍛えようと、父親が買い与えた野球用グラブを、その日のうちにどこかへ置いてきてしまったというエピソードがあります。この頃、野球グラブは大変高価な道具として少年たちの憧れでした。
しかし、岩下尚史少年は、全く愛着を感じることがなかったというのですから、相当豊かに暮らしていたのではと思ってしまいます。また、岩下尚史自身が新橋演舞場に入社した理由を「完全なコネ入社!」と語っていたことから、一体どんな実家なのだと想像が膨らむばかり。
しかし、岩下尚史の父親は「愛社精神に富む親分肌の勤労者」ということで、サラリーマンだった模様。もしかすると、大変な資産家であった可能性もありますが、「政治家、金融家、芸能人など額に汗して生産しないものは謀反人」という昔気質であったため、岩下尚史が新橋演舞場へ就職した時には「あいつのことは忘れる」と母に言ったとか。では、一体、誰のコネ入社だったのでしょうか。謎は深まるばかりです。
岩下尚史が俳優デビュー!「真田丸」明智光秀がまさかのオネエ?
岩下尚史は、今、少しずつ存在感の濃さを増してきていますが、2016年1月から放送されているNHK大河ドラマ「真田丸」では、明智光秀役で俳優デビューも果たしました。このキャスティングは、脚本家・三谷幸喜の中で「光秀=岩下さん」というイメージがあったために実現したそうです。
近年の漫画やゲームで、明智光秀が妖艶に描かれる手法があることは認知されつつありますが、まさかのオネエキャラをぶつけてくるとは、とんだ飛び道具。今や誰もが、岩下尚史には”イロモノ”と烙印しているだけに、岩下尚史が「家康に抱かれた」なんて言うだけで番宣になってしまうのですから大したものです。しかしながら、実際の岩下尚史は、現國學院大學教授であり、作家・伝統文化評論家として確たる地位を持った人物。新橋演舞場勤務当時は稽古場へ通い、千之流の浄瑠璃を皆伝したとして「宮薗千齋」の名を貰っていますし、生来行儀が良かったわけではなかったために、長く出入りした花柳界では怒られながら鍛えられたようですから、コネ入社の箱入り息子「ハコちゃん」の名を冠しながらも、非常に努力家であったと言えるでしょう。
また、岩下尚史の作品は「芸者論」もさることながら、三島由紀夫の恋人だった豊田貞子への長期インタビューに基づく恋物語を小説にした「見出された恋・金閣寺への船出」や、「ヒタメン・三島由紀夫が女に逢う時…」は、”従来の肖像を一新するかもしれない異色の力作」と評されています。テレビやラジオの語り口からも分かるように、文体の美しさは天下一品。ただし、オネエな印象が抜けきらないのは丁寧さゆえかと言われると、若干首をひねらざるを得ない岩下尚史です。