愛華みれの宝塚引退理由は?悪性リンパ腫から奇跡の復帰!

愛華みれの宝塚引退理由は?悪性リンパ腫から奇跡の復帰!

愛華みれは元花組男役トップスター!宝塚引退理由は「全力を出し切ったから」

愛華みれは、元宝塚歌劇団花組トップスター。宝塚歌劇団を引退した後は、女優やタレントとして活動しています。1983年に宝塚音楽学校に入学し、1985年に、71期生として宝塚歌劇団に入団した愛華みれ。71期生は、元月組トップスターの真琴つばさや、元雪組トップ娘役の鮎ゆうき、元星組トップスターの稔幸など実力者揃いでした。

愛華みれも、「愛あれば命は永遠に」で初舞台を踏み、1990年の新人公演「秋…冬への前奏曲」で初主演に選ばれると、その後も、数々の作品で主演に抜擢されました。そして1999年、「夜明けの序曲」でついに花組トップスターに就任。カリスマと言われていた大スター真矢みきの後を継ぐこととなり、圧倒的な歌唱力を武器に、伝統的な2枚目スターとして活躍。

就任から2年が経った2001年に、「ミケランジェロ」出演を最後に退団しました。退団理由を「全力を出し切ったから」と清々しく言い切った愛華みれは、その後はホリプロに所属し、女優としてテレビドラマや映画に出演しています。

愛華みれは悪性リンパ腫を患っていた!26回にも及んだ治療から奇跡の復帰!

愛華みれは、2008年に悪性リンパ腫を患い、出演予定だった舞台を降板して治療に専念しました。2017年6月に出演したテレビ番組では、ガンが見つかったのは43歳の時で、右の鎖骨あたりにゴルフボールほどの大きなしこりを発見したと明かしています。痛みがなかったので気に留めていなかったところ、このことを知った兄からすぐに病院に行くよう勧められました。

その結果、ステージ2から3の悪性リンパ腫で、すでに予断を許さない状況だと診断されたそうです。ガンを告知された時期は、仕事も順調で、現在の夫からプロポーズもされ、まさに幸せ絶頂の時期でした。そんな時に、突然降りかかってきた病魔。そのため、気持ちを切り替えるまでに少し時間がかかったと言いますが、その後は、抗がん剤治療と放射線治療を26回も実施しています。

治療を進める最中には、婚約者に「終わりにしないか」と持ち掛けたこともありましたが、返ってきたのは「一緒に戦う」という力強い返事。そんな婚約者や家族の支えもあり、闘病生活を乗り切ることができました。約5カ月の治療の後に仕事復帰を遂げ、プロポーズから1年後には晴れて入籍も果たした愛華みれ。そのまま6年間検査を受け続け、無事寛解となり、今も元気に活動しています。

愛華みれの旦那はスポーツ治療院を営む一般男性! 「プレバト」で発掘された才能とは?

愛華みれの旦那はスポーツ治療院を営む一般男性!

愛華みれは、2009年1月1日に入籍したことを自身の公式ブログで公表しました。当時話題になったのは、入籍した日付ばかりか、時間も1時11分と、綺麗に1揃いにしているという並々ならぬこだわりぶりです。その裏には、血液のがんとも言われる「悪性リンパ腫」という大病を乗り切ってつかみ取った幸せへの強い想いがあったのかもしれません。

友人を通じて知り合った愛華みれと旦那は、約2年の交際を経てゴールイン。旦那が愛華みれより10歳年下という年の差婚でした。一般人ということで旦那の写真などは公開されていませんが、都内でスポーツ治療院を開いているそうです。年の差こそありますが、愛華みれは夫について「とても頼りになる」と語っています。

愛華みれの「プレバト」で発掘された才能とは?

愛華みれは、2015年4月に放送されたバラエティ番組「プレバト!!」に出演し、意外な才能を開花させています。「元宝塚トップスターの才能徹底査定」と銘打たれたこの日は、出演者に歴代の宝塚トップスターたちが集結。愛華みれの他にも、同期の真琴つばさをはじめ、久世星佳や香寿たつき、紫吹淳、渚あき、彩乃かなみが出演しました。

特に、愛華みれと真琴つばさは、同期ゆえライバル心をむき出しに。俳句や絵手紙など、さまざまなお題が出される中、愛華みれは寄せ植えで高評価を獲得します。実は以前「プレバト!!」に出演した時に、生け花査定で散々な酷評を受けた愛華みれにとって、この時はリベンジとも言えるチャレンジでした。ジャスミン、マーガレット、ラナンキュラス、スミレの4種類の花々を使った寄せ植えは、先生から傑作と大絶賛される結果に。

前回「がさつ」とまで言われた愛華みれは、寄せ植えでは「調和がとれていて女性的な作品である」とまで言わしめ、見事「才能アリ」で第1位と査定されました。

愛華みれが2018年8月上演の舞台「宝塚BOYS」に出演!

愛華みれは、2018年8月4日から全国4カ所で上演される舞台「宝塚BOYS」に出演します。同作は、辻則彦の「男たちの宝塚」が原作で、終戦直後の宝塚歌劇団に実在したという「男子部」で繰り広げられる青春を描いた作品です。上演5回目となる今回、愛華みれと若手俳優の永田崇人が初出演となっています。

愛華みれが演じるのは、宝塚OGの初風諄が、2007年の初演以来ずっと演じ続けてきた寮母の君原佳枝役です。宝塚時代にはトップの男役として活躍してきた愛華みれがどのような女性像を見せてくれるのかも楽しみ。共演者の永田崇人は、愛華みれについて、「初めて会ったときから、すごく温かい方だと思った」とコメント。

寮母に相応しい人柄だと太鼓判を押す場面も見られました。50代の愛華みれですが、「宝塚BOYS」公式サイトのインタビュー動画では、とてもその年齢には見えない若々しさです。もちろん、宝塚仕様の濃い舞台メイクも、さすが元タカラジェンヌというだけあり、ぴったり。最近は、女優業以外にも、お昼の情報番組「ヒルナンデス!」や「名医とつながる!たけしの家庭の医学」など、多様なテレビ番組にも出演。明るく、見ているだけでこちらまで元気になりそうな人柄で、ますます活躍の場を広げていくことでしょう。

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