「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」実話ドラマに震撼!あらすじネタバレ

「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」実話ドラマに震撼!あらすじネタバレキャスト

「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」は名プロデューサーが手がける実話ドラマ

「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」は、アメリカの有料テレビ局「FX」にて2016年2月から放送されたテレビドラマです。監督とプロデュースを務めているのは、「glee/グリー」や「アメリカン・ホラー・ストーリー」などを大ヒットさせた名プロデューサー、ライアン・マーフィー。

「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」の内容は、殺人の容疑をかけられた元プロフットボール選手O・J・シンプソンを扱った実話ドラマとなっています。物語は、事件発生時から裁判で判決が下されるまでを、真実にそって丹念に描き、人々を震撼させました。

放送が進むたびに、評価も、注目度も高まっていき、第68回エミー賞で「作品賞」を受賞したほか、「主演男優賞(コートニー・B・ヴァンス)」や、「主演女優賞(サラ・ポールソン)」、さらに「助演男優賞(スターリング・K・ブラウン)」「脚本賞(D・V・デヴィンセンティス)」など9部門を制覇。すでにシーズン3までの製作が決定するほどの人気ドラマとなりました。

日本では、2016年9月からBSスター・チャンネルで放送されていて、12月より、各動画配信サービスでのデジタル配信がスタート。DVDのリリースも予定されています。

「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」あらすじネタバレキャスト!実際の人物に激似のキャストの風貌にも注目!

「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」の舞台は、1994年です。ニコール・ブラウンとその友人ロナルド・ゴールドマンが亡くなるという事件が発生します。その第一容疑者は、殿堂入りを果たしたアメリカンフットボールの元スター選手で、引退後は俳優として活躍していたニコールの元夫O・J・シンプソンでした。

「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」は、第1話で、容疑者が特定されるところから、実況中継されたことでも話題を集めたO・J・シンプソンの逃走劇、法廷での駆け引きの裏側までをあますところなく描き切りました。刑事裁判では無罪となり、民事裁判では殺人を認定する判決となったこの事件。その真実とは、いかなるものなのでしょうか……。

ロバート・シャピロ弁護士を演じる「フェイス/オフ」「パルプ・フィクション」のジョン・トラボルタや、「アメリカン・ホラー・ストーリー」のサラ・ポールソンなどが、実際の人物そっくりの風貌で演じていることも、「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」の見所のひとつ。

O・J・シンプソン役は、「ザ・エージェント」でアカデミー助演男優賞を受賞したキューバ・グッディング・ジュニアが演じ、そのほかにも、「フレンズ」のデヴィッド・シュワイマーや、「LAW & ORDER:犯罪心理捜査班」のロン・カーバー役で知られるコートニー・B・ヴァンス、「アーミー・ワイフ」のスターリング・K・ブラウンなどが出演しています。

「アメリカン・クライム」シーズン1もハイクオリティ!あらすじネタバレキャスト

「アメリカン・クライム」シーズン1は重厚な人間ドラマとサスペンス要素がミックスしたハイクオリティドラマ!

「アメリカン・クライム」は、アメリカのテレビ局ABCが、2015年に放送を開始したテレビドラマです。移民問題や、人種差別、ドラッグ問題など、アメリカの闇をリアルに描いたことですぐに話題となり、なんとシーズン1からいきなりエミー賞で10部門にノミネートされました。

大ヒットドラマとなった「アメリカン・クライム」の脚本を手掛けるのは、ゴールデングローブ賞受賞作「それでも夜は明ける」の脚本も務めているジョン・リドリー。シーズン1全11話のエピソードは、重厚な人間ドラマの中にも、真犯人探しというサスペンス要素もあるハイクオリティな仕上がりで、翌年放送されたシーズン2でも高いレベルで人気を維持。

第68回エミー賞では、「リミテッドシリーズ作品賞」など4部門にノミネートされ、レジーナ・キングが2年連続エミー賞「助演女優賞」を受賞する快挙を達成しています。

「アメリカン・クライム」シーズン1あらすじネタバレキャスト!人種問題などアメリカの闇が絡んだ衝撃の事件はラストも衝撃的!?

「アメリカン・クライム」シーズン1は、元ギャンブル依存症のラスが、警察に遺体の身元確認の依頼をされると、それは息子のマットで、さらに、マットの妻グウェンがレイプされていたという衝撃の事件から幕を開けます。

事態を信じられないラスとラスの妻バーブでしたが、事件後に、マットが、麻薬中毒、ドラックの密売、レイプ未遂を行っていたなど、さらなる衝撃の事実を知ることになります。ラスの殺害事件では、少年トニーの供述により、麻薬密売人ヘクターが逮捕されます。

しかし、ヘクターの供述によって、黒人のカーターと、その恋人で白人のオーブリーが逮捕されることに。一度は証拠不十分で保釈されたカーターでしたが、その保釈中に現れたのがラス。手には銃を構えていました……。衝撃作を盛り上げるキャストは、ラス役にドラマ「レバレッジ」のティモシー・ハットンが、バーブ役は「デスパレートな妻たち」のリネット役で知られるフェリシティ・ハフマンが、カーターの姉アリーヤ役は「Ray/レイ」のレジーナ・キングが演じています。

ちなみに、「アメリカン・クライム」シーズン2は、キャストは一緒でも、演じる役は別という、「アンソロジー」と呼ばれるスタイルで製作されています。

「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」が2016年のTVドラマ1位に輝く!シーズン3にはレディー・ガガが出演か!?

「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」が、アメリカのテレビ情報誌「TV GUIDE」が発表した2016年のテレビドラマ1位に選出されました。ランキング2位は、80年代の映画へのオマージュが散りばめられているSFホラー「ストレンジャー・シングス 未知の世界」という結果に。

「TV GUIDE」は、2016年は、良作が多い年だったと総括しています。2016年を彩った代表的な作品としては、「ゲーム・オブ・スローンズ」「バンド・オブ・ブラザース」などといった数々の大ヒットドラマを生み出してきたHBO製作の大作「ウエストワールド」や「ナイト・オブ・キリング 失われた記憶」、大ヒットドラマ「ブレイキング・バッド」のスピンオフ作品「ベター・コール・ソウル」のシーズン2などが挙げられました。

放映開始直後から大注目されてきた「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」は、12月に発表されたゴールデングローブ賞でも最多ノミネートとなるほど高い評価を獲得しています。人気を反映して、「ハリケーン・カトリーナ」を題材にするシーズン2放送開始を前にして、早くもシーズン3の制作も決定しました。

シーズン3で扱うことになるのは、実際に起きた「ジャンニ・ヴェルサーチ殺害事件」です。ジャンニの死後、「ヴェルサーチ」を引き継いだ妹ドナテラ・ベルサーチ役には、歌手のレディー・ガガがキャスティングされたというから、すでに話題性も十分。1シーズンごとに実際に起きた別の事件を描くというスタイルは斬新で、今後も多くの賞レースで話題になりそうです。

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