「青のフラッグ」は続きが気になりすぎる青春純愛漫画!今後の展開は?!

「青のフラッグ」は続きが気になりすぎる青春純愛漫画!あらすじネタバレ!

「青のフラッグ」続きが気になって悶絶する人続出!王道の青春純愛漫画のあらすじ

「青のフラッグ」は、KAITOによる漫画作品です。「少年ジャンプ+(ぷらす)」にて連載されています。連載開始当初から、TwitterなどのSNSで話題となっていましたが、2017年4月4日にコミックス第1巻が発売されるや品薄状態に。

発売3日で重版が決定するなど、注目度の高さはかなりのものでした。あらすじは、主人公の一ノ瀬太一高校3年生になった春のからスタートします。太一は、クラス分けで友人たちとは別のクラスになってしまいました。そのかわりに、小学生のころからの幼馴染・三田桃真と同じクラスになります。

幼馴染とは言え、運動神経抜群でユーモアもあり人気者の桃真と一緒にいることに引け目を感じ、太一は距離を置いていました。そんな時、小柄なクラスメイト空勢二葉(くぜふたば)の相談に乗ることになってしまった太一。桃真に片想いする二葉のフォローをするため、避けていた桃真とも関わっていくことになります。

「青のフラッグ」まさかの展開に騒然!「少年ジャンプ+」でこれはあり?なネタバレ

「青のフラッグ」は、いつもうつむき加減の冴えない主人公・太一を中心とした恋模様が描かれる純愛青春漫画です。本作は、太一と二葉だけではなく、二葉と桃真、二葉と友人の伊達真澄(いたちますみ)、そして太一と桃真の関係が軸となります。太一から二葉、二葉から桃真への一方通行の想いを読者は承知していましたが、桃真や真澄がどのような想いを抱えているのかは、5話で明らかになりました。

偶然を装った映画館デートの際、二葉を気遣うあまり、真澄が、太一に鋭い言葉を浴びせたことがきっかけで、4人の関係がぎくしゃくに。二葉への恋心を自覚しながらも、二葉の恋を応援しようと決意した太一。一方、不穏な空気を作った真澄に詰め寄る桃真。そこで真澄は、桃真が本当に好きな人が太一であることを暴きます。加えて、自分の好きな人が二葉だと遠回しに明かしたことで読者を騒然とさせています。

「青のフラッグ」4人の関係からタイトルの意味が分かる!?作者KAITOとは

「青のフラッグ」タイトル考察が話題!4人の想いが形作るものとは?

「青のフラッグ」は、物語の転換期となった第5話を過ぎ、互いに明かすことのできない、一方通行の片思いが描かれました。第5話が「少年ジャンプ+」上にアップされてからというもの、タイトルの意味を考察するファンが多数登場し、ネット上で盛り上がりを見せています。

まず、タイトルの「青のフラッグ」とは、モータースポーツのレース中に使用する青色の旗、ブルーフラッグではないかという説。モータースポーツにおけるブルーフラッグの意味は、危険回避のために、後続車両へ進路を譲るよう指示するものです。

このため、「自分を置いて他者に譲る」という関係が、4人の恋模様を意味しているのではないかと見方も。他にも、太一、二葉、桃真の三角関係が旗の部分で、二葉に片想いする真澄が棒を意味しているのでは、という図式説もあります。どちらも、思わず納得してしまいそうな深い考察となっています。

「青のフラッグ」で大注目!作者KAITOのプロフィール!

「青のフラッグ」で注目を集めるKAITOは、8月15日生まれ。主に、「週刊少年ジャンプ」や「少年ジャンプ+」に作品を発表してきました。2004年に、「ハピマジ」でデビューし、2007年に、「不恋愛(アンチラブ)戦隊ハヤタ☆ジョー」を発表。2012年には、「ジャンプNEXT!」にて「クロス・マネジ」の連載を開始します。

「クロス・マネジ」の主人公は、一生懸命サッカーに打ち込んでいたのに、怪我の影響でプレイできなくなり、何事にも無気力な男子高校生・櫻井玄哲。努力家ではあるもののスポーツ全般がど下手な豊口美空と出会ったことで、創設したばかりのラクロス部に関わっていくことになるという、青春スポーツラブコメ漫画です。

ラクロスというあまり知られていないスポーツを扱いながらも、地に足の着いたリアルな描写と、読ませるストーリー展開で人気となりました。続いて、2015年より、野球を題材とした「バディストライク」を連載。2017年2月1日より、「青のフラッグ」の配信が開始されています。

「青のフラッグ」異色の純愛漫画の見どころを解説!今後の展開はどうなる?

人気週刊漫画誌「少年ジャンプ」が運営する「少年ジャンプ+」は、「ジャンプ」カラーに染まらない、「ジャンプ」らしからぬ作品群に注目が集まっています。その代表格が、リアルすぎる残酷描写でも話題の藤本タツキ「ファイアパンチ」といった異能系バトル物や、スポーツ青春物。「青のフラッグ」もまた、異色な1作品と言えるでしょう。通常のジャンプ作品におけるラブストーリーであれば、主人公を取り合っての3角関係か、ハーレムものラブコメというイメージです。

そんな中、「青のフラッグ」は、男女間の恋愛だけではなく、同性間の恋愛感情も扱うという今までにない作品となっています。「青のフラッグ」には、テーマ以外にも異色と言えるポイントが。それは、行間を読ませるかのような描写が多いことです。

4話で、自身の好きなタイプ「身長がスラーっとして高く、黒髪ロングのストレート、巨乳」を語る桃真のシーン。このシーンでは、好きなタイプを回想する桃真の視線の先に、一瞬、太一の姿がよぎります。このように、桃真が恋をしている相手が太一だと知った後に各シーンを読み返してみると、言葉の間や視線の意味が、まったく違ったものに見えてきます。真澄は、二葉以外の人に対してキツイ性格です。

しかし、「二葉を傷つける者は許さない」という確固たる意志の根底にあるものが、友情以上の感情であると知ると、そのキツさもいじらしく見えてきます。同性愛者を示す言葉である「LGBT」を扱った作品とは明言されていないものの、さまざまな思春期の恋心が描かれていることは明白な「青のフラッグ」。BL(ボーイズラブ)やGL(ガールズラブ)といった、同性間恋愛が描かれているジャンルではなく、少年漫画の中で、同性、異性の恋愛をメインとして同時に描くという作品は多くないため、今後の展開にも注目が集まります。

本編では、桃真に片想いする少女マミが登場したことにより、さらに一波乱ありそうな様子です。隠し事だらけの一方通行の恋が、どのような結末を迎えるのか。続きが気になって仕方がありませんが、見守り続けましょう。

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