荒木絵里香が出産後スピード復帰!結婚した旦那・四宮洋平、子供の今!
荒木絵里香が出産後、ママになってスピード復帰!鉄腕エリカ健在
荒木絵里香は、バレーボール選手。2013年に、四宮洋平と結婚し、一女をもうけています。妊娠を機に、所属していた東レ・アローズを退団及び退社しますが、ロンドン五輪で銅メダル獲得という結果を残しつつも、選手として、もっとバレーが上手くなれるはずだと向上心を持ち続けていた荒木絵里香。家族の協力のもと、出産からわずか5カ月で、プレミアリーグに昇格したばかりの上尾メディックスに入団し、スピード復帰を果たしました。しかし、荒木絵里香の母や旦那の四宮洋平に一人娘を託しバレーに打ち込むのは、母親としてどうだろうかと、復帰前にはずいぶん葛藤したそうです。そんな荒木絵里香に、家族が伝えたのは「全力でサポートする」という言葉。これにより、荒木絵里香は現役復帰を決心し、バレーをする自分の姿を娘に覚えてもらえるまで頑張ろうと思ったと語っています。現在、4年ぶりに日本代表に招集されている荒木絵里香は、リオ五輪最終予選に臨む連戦の中、変わらない存在感でキャプテン経験を発揮し、プレイでも、鉄腕エリカと呼ばれた復帰前から得意のブロックで、ブランクを感じさせない姿を見せています。
荒木絵里香の旦那・四宮洋平は元ラグビー日本代表!子供はママ似?
荒木絵里香の旦那は、元ラグビー日本代表の四宮洋平です。6歳年上の37歳で、現在「清水建設ブルーシャークス」のコーチをやりながら、女子ラグビークラブ「東京フェニックス」の監督も担っています。現役を引退する2013年まで、四宮洋平は、ニュージーランドや南アフリカ、イタリア、フランスと、各国をラグビーで渡り歩き実力をつけ、7人制ラグビーも含め、日本代表として活躍してきました。ところで、荒木絵里香はバレーボール、四宮洋平はラグビーと、異種競技の2人の接点はどこにあったのでしょうか?トップアスリートとして活躍していたのは同じでも、競技としては、インドアとアウトドアのスポーツで全く関係性がありません。しかし実は、アスリート会なる、競技を越えた合コンのようなものが催されているのだそうです。さらに荒木絵里香の父親は、早稲田大学ラグビー部OBなので、ラグビーネタでは通じるところがあったのかもしれませんね。荒木絵里香と旦那・四宮洋平の子供は、名前を「和香」ちゃんといいます。長身の荒木絵里香のDNAを受け継ぎ、生まれた時から手足が大きく、1歳まで使えるベビーカーが、生後2カ月ですでに窮屈そうなほど体格に恵まれているようです。
荒木絵里香ワールドカップでの役割!身長体重、出身校はどこ?
荒木絵里香の経験と実力にワールドカップも期待!コートの外でもチームの支えに
荒木絵里香は、現役復帰して約1年で、リオ五輪を視野に日本代表として招集されます。どうやら、最後の追加メンバー2名の内の1人が荒木絵里香だったようです。2009年から全日本女子バレーの監督を務める真鍋正義は、より速くて正確な攻撃と高い守備力を得るためには、荒木絵里香が必要と考えたといいます。荒木絵里香のポジションであるミドルブロッカーとは、ブロックを交わして敵のコートにボールを叩き込むクイックな攻撃力と、相手のスパイクを見極めてブロックする守備力の両方の技術が必要なポジションです。その点、荒木絵里香は、攻守両面において実力のある選手で、北京五輪では、ベストブロッカー賞を受賞するなどの成績を収めています。海外でプレイしたことと、全日本でのキャプテン経験、さらに出産を経ての復帰には精神的な強さも期待されるところ。現在のキャプテンである木村沙織も、とかく荒木絵里香の存在には救われているようですし、若いチームの引き締め役としての荒木絵里香の存在感は、これからますますコート内外で発揮されていることでしょう。
荒木絵里香の身長体重は日本人離れした体格!強豪校出身で3冠
荒木絵里香は、早稲田大学ラグビー部OBの父親と、体育教員であった母親を持つという、まさに体育会系の家庭で育ちました。岡山県出身で、小学校5年生からバレーボールを始めていますが、6年生ですでに179cmの身長があり、TVでも取り上げられるほど、ひと際大きな存在でした。現在31歳の荒木絵里香は、身長186cmで体重79kgと、女性アスリートとしては、かなり恵まれた体格といえます。中学校までは岡山県倉敷市の地元の学校で過ごし、アクエリアス杯の選抜メンバー、オリンピック有望選手に選出されるなどした後、高校は、バレーボール強豪校である東京の成徳学園高校(現在は下北沢成徳高校)へ進学した荒木絵里香。同級生は、現在、アスリートのマネジメントを行うARSに所属し、スポーツ解説やリポートなどで活躍する大山加奈です。成徳学園高校バレー部に、荒木絵里香と大山加奈が在籍していた時には、春高バレー、インターハイ、国体で3冠を達成するという輝かしい結果を残しています。
荒木絵里香はママになっても五輪でメダル目指す!
荒木絵里香が、母親になってもリオ五輪を目指すことは、バレーボール選手だけでなく、多くの女性アスリートにとって希望となっていることでしょう。リオ五輪最終予選の初戦では、ストレートでペルーを下し、続くカザフスタン戦もストレート勝ちと出だしは好調だった日本女子バレー。先日のゲームで、とうとう五輪への切符を手に入れました!
出産には、女性アスリートにとって、さまざまな身体的リスクが伴います。妊娠により腹筋は伸び、筋力や骨が疲労するなど、体力低下は著しいものです。妊娠前の体に戻すことは、アスリートでなくとも、大変努力のいる作業ですから、荒木絵里香のように、出産を経て、世界を相手に戦う体を取り戻すためには、並大抵のトレーニングではとても追いつけないと想像できます。しかし、そこにはやはり「母は強し」の一言に尽きるのでしょうか。監督の真鍋正義も驚くほど、体力的にしっかり回復させてきた荒木絵里香。妊娠前と比べれば、現実的にはいくつかの点では劣っているはずですが、実際にプレイする荒木絵里香の姿は頼もしく、これまで以上の力強さが感じられます。母親として、幼い娘を残してバレーに打ち込むことに対し葛藤があったといいますが、荒木絵里香はまた、娘のためにバレーを頑張るとも語っています。家族にサポートしてもらいながら挑むリオ五輪なので、負けられない気持ちは人一倍強く持っているはず。2歳になる娘の記憶に残せるまで頑張りたいと語る荒木絵里香には、最強のママさんプレイヤー「鉄腕エリカ」でい続けて欲しいです。