浅野和之は三谷幸喜作品の常連俳優!その魅力とは?

浅野和之は三谷幸喜作品でよく見る名俳優!その魅力とは?

浅野和之は三谷幸喜作品の常連!どんな作品に出演している俳優なの?

浅野和之(あさのかずゆき)は、「コウノドリ」や「カルテット」など、有名なドラマの数々に出演し、ダンディーな紳士から真面目で実直な医者、気弱な会社員など、さまざまな役柄をこなしている俳優です。

ドラマでも大活躍している浅野和之は、三谷幸喜の手がける作品にも多数出演しています。きっかけは、三谷幸喜作品のある舞台で、浅野和之が代役のオファーを受けたことでした。出演予定だった演者が急きょ出演できなくなってしまったのは、舞台本番の3日前です。

三谷幸喜は、代役を探そうと急いでタレント名鑑を開き、あいうえお順で真っ先に目に入ったのが浅野和之の名前。代役を受けた浅野和之は、たった3日で、歌、踊り、台詞を頭に叩き込み、本番を無事に乗り切りました。実際は、台詞だけは覚えきれず、こっそりイヤホンで指示をもらっていたそうですが、3日で舞台出演を果たしてしまうとは、まさに名俳優の実力の証でしょう。それ以来、三谷幸喜は、浅野和之に「一生ついていきます」と語り、作品への出演を依頼しています。

浅野和之の人柄が魅せる!浅野和之の魅力はどんなところ?

浅野和之は色々なドラマや舞台に出演していますが、主に脇役が中心。「名前を聞いてもピンとこない、でも顔は見たことがある」という方も多いでしょう。しかし脇役こそ、ドラマや舞台には必要不可欠な存在です。演じた役はどれも、浅野和之が演じたからこそ魅力が引き立ったとも言えます。特に、2014年に放送されていたドラマ「きょうは会社休みます。」で演じた、子供を大切に想っている父親役は、家庭的な浅野和之のイメージにぴったりでした。

本人も、娘役の綾瀬はるかに対し、感情移入がしやすく、演技もしやすかったと語っています。一方で、舞台版「ワンピース」に出演した際は、センゴクという冷静なキャラクターを演じている浅野和之。演じたのはアニメキャラクターですが、こういった冷静かつ厳粛な役が似合うのも、浅野和之の魅力です。

浅野和之は結婚している?本名やプロフィールは?

浅野和之の結婚、本名、プロフィール、家族構成は?

浅野和之の本名は、加藤斎孝(かとうなりたか)。1954年2月2日、東京都の生まれです。今は解散してしまいましたが、俳優の段田安則や田山涼成など人気役者も多く輩出した、野田秀樹主宰の劇団「夢の遊眠社」に在団していました。浅野和之は、25、6歳になる息子がいるとインタビューで語っていますから、結婚をしていることは間違いありません。しかし、妻について名前などは語ってはいないので、一般女性と結婚したと思われます。

特技はパントマイムだそうです。今では、その実力は、指導を依頼されるほどなのだとか。仲の良い友人として有名なのは、同じシス・カンパニーに所属している俳優の高橋克己です。2人の親密さは、お互いの自宅を行き来し、高橋克己が何か相談したい時は、真っ先に浅野和之に相談をするほどだといいます。

浅野和之の役柄への影響も?大切な家族である息子との接し方

浅野和之には、成人した息子がいます。子育てはパートナーに任せてしまう男性もいますが、浅野和之は、積極的に子育てに関わり、息子の成長を見守ってきたそうです。その愛情の深さは、積極的にコミュニケーションを取ったことで息子の反抗期がなかったことや、息子が見えなくなるまで見送る、などのエピソードからもうかがうことができます。

ドラマで父親役を演じる際も、子供を思う親の気持ちが分かるので、感情を入れやすいと語る浅野和之。彼にとって、家族とは、俳優としての力も高めてくれる存在と言ってもいいのでしょう。

浅野和之出演ドラマ「母になる」が放送開始!藤木直人も加わって展開はどうなる?

3人の女性が母親になることについて考えるドラマ「母になる」が、日本テレビで2017年4月より放送されます。浅野和之は、3人の女性のうちの1人、良い母になれないと悩む西原莉沙子(板谷由夏)の夫・西原太治役で出演します。実生活で息子がいる浅野和之ですから、父親役はさぞはまり役と思われます。

ドラマ「母になる」のあらすじは、3歳のときに誘拐されてしまった息子に9年後に再会してしまった柏崎結衣(沢尻エリカ)を軸に展開されます。結衣は、息子を受け入れて、離婚してしまった元夫・柏崎陽一(藤木直人)との仲を取り戻すことができるのでしょうか……。

一方で、結衣の息子を誘拐し、産んではいないものの母と慕われる門倉麻子(小池栄子)が、本当の母の元へ子供を返せるのかも注目です。主演する沢尻エリカの元夫役を藤木直人が演じることが発表され、2人の共演が実に12年ぶりであることでも話題となっている本作。深い溝のあるという設定の夫婦役ですが、2人がどうなっていくのかに注目していきたいところです。

ドラマ「母になる」は、藤木直人が出演していたドラマ「ホタルノヒカリ」の脚本家・水橋文美江のオリジナル作品。原作が存在しないため、結末を知っている人はまだいません。春の新ドラマで、親になること、親であること、親子や夫婦の意味を考えてみるのもいいでしょう。

7月上旬に上演予定の三谷幸喜作品「子供の事情」など、舞台の出演予定も目白押しの浅野和之。これからも、安定の演技力で、名脇役として活躍を続けていってほしいものです。

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