小川紗良がドラマ「ブラックスキャンダル」で若手女優役をリアルに熱演!映画監督を目指した経緯とは?

小川紗良がドラマ「ブラックスキャンダル」で若手女優役をリアルに熱演!映画監督を目指した経緯とは?出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000027506.html

2018年11月1日 更新

小川紗良の大学は?ドラマ「ブラックスキャンダル」で若手女優役をリアルに熱演!

小川紗良の大学は?「学生生活は充実していて楽しい!」

女優の小川紗良(おがわさら)は1996年6月8日生まれで、東京都出身。身長は159センチでキュートなルックスをしている一方、映画監督でもあるという才能の持ち主です。

都立国際高校時代に高校生向けの雑誌「HR」の専属モデルとなり、芸能界入りした小川紗良は高校を卒業後、早稲田大学文化構想学部に入学しました。現在も現役早大生の小川紗良は、「学生生活は充実していて楽しい」と語っています。早稲田大学を選んだ理由を聞かれると、「バラエティ豊かな方々がいて、授業もあらゆる分野から選べます」と回答。さらに「演劇や映像制作が盛んな校風」と話すなど、早稲田大学にかなりほれ込んで進学したようです。

そんな小川紗良が女優を目指す最初のきっかけになったのは、母親の影響で読んだ漫画「ガラスの仮面」でした。主人公の北島マヤが大女優になっていく過程を描いた「ガラスの仮面」を夢中になって読み、女優への憧れを強くしていった小川紗良。演技力もあり、清らかなイメージの小川紗良ならば「リアル北島マヤ」になることも夢ではありません。事実、彼女が主演を務めた映画「ウィッチ・フウィッチ」の酒井麻衣監督は、「撮影すればするほど小川紗良を大好きになる」と絶賛。スタッフも「強い。存在感、印象、輝き。それらが圧倒的」と目を見張っています。

小川紗良がドラマ「ブラックスキャンダル」でリアルな若手女優役を熱演!

小川紗良は、主演を務める山口紗弥加の「一滴残らず地球上から干されて消えて」という決め台詞も話題の日本テレビのドラマ「ブラックスキャンダル」で、若手女優の小嶋夏恋役を演じています。夏恋はルックスも良く才能もあるのに、なかなかブレイクを果たせないでいる若手女優。謙虚な性格に加えて勉強熱心という視聴者の共感の集まる役どころです。

しかし、オーディションに受かることを条件に枕営業を持ちかけられた夏恋は、プロデューサーの五色沼仁(袴田吉彦)が宿泊するホテルへ泣く泣く向かうことに。このエピソードは、芸能界の汚れた裏側も描いている「ブラックスキャンダル」の見どころの一つと言えるでしょう。悪役が登場することの多い「ブラックスキャンダル」ですが、小川紗良は、波岡一喜や平岩紙らが演じている「悪役の演技がものすごい」と感動することしきりな様子です。

小川紗良が映画監督を目指した経緯とは?高校時代の体験をもとに映画作成!

小川紗良が映画監督を目指した経緯とは?女優との視点の違いは?

芸濃活動を開始してから次第に映像に興味を持つようになった小川紗良は、高校3年生の時に主演した映画「イノセント15」の現場で、脚本の書き方や撮影の進め方を学んだそうです。その後、早稲田大学に進学した小川紗良は「自分で物語を書いてみよう」と思い、初監督作品となった「あさつゆ」を手掛けました。「あさつゆ」で監督や脚本をはじめ、主演や編集も務めた小川紗良は多彩な才能を開花させ、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭入選も果たしています。

次に、小川紗良は「BEATPIA」(ビートピア)の制作にかかりました。「BEATPIA」は自らスポンサーを募り、キャストを集め、プロの音楽家に主題曲制作を依頼し、さらにはロケ班と一緒にロケ地へ行って許可を取るなど、映画制作に本格的に挑んだ作品です。制作する過程では、監督と女優の両方を同時にこなす大変さを改めて実感したという小川紗良。監督はスタッフやキャストも含めて作品全体を見るのに対し、役者は自分の役が第一なので、監督と女優では視点が全く違うと言います。歌手と俳優の二足の草鞋を履く人は昔からいますが、20代前半の若さで映画監督と女優の二刀流というのはあまり聞いたことがないだけに、小川紗良が進もうとしている道は、新しい路線と言えるでしょう。

小川紗良が高校時代の体験をもとに映画作成!鍵っ子の孤独を描いた?

小川紗良が、自分の高校時代の体験をもとに制作した映画に「最期の星」という作品があります。小川未祐と渡辺優奈がW主演を務める同作はSF要素もある不思議な作風で、死生観や特定の女の子のことばかり考えてしまった経験など、小川紗良が高校時代に抱いていたリアルな感情が取り入れられているそうです。

映画「最期の星」には、主人公が帰宅して「ただいま」「お帰り」と自分で言うシーンがあります。これにはただ寂しさを紛らわすためだけではなく、防犯のため、家に人がいるように見せるという意味が込められているとか。これは、鍵っ子だった小川紗良ならではのアイデアです。こうして早稲田大学の教授でもある是枝裕和監督にも指導を受けながら完成させた「最期の星」は、ぴあフィルムフェスティバルで入選を果たしました。

小川紗良や安達祐実らが吉澤嘉代子の新作「女優姉妹」のアルバムジャケットに!

小川紗良と安達祐実、モトーラ世理奈、佐藤玲の4人が、女優姉妹を演じます……といっても、これは映画の話ではありません。シンガーソングライターとして活動している吉澤嘉代子の新作アルバムジャケットの話です。

吉澤嘉代子の4枚目のアルバム「女優姉妹」は女性の性(せい)と性(さが)をテーマにした作品で、「月曜日戦争」「ミューズ」「残ってる」など全10曲を収録。「女優姉妹」のジャケットに写っているのは、つぶらな瞳の安達祐実と、真っすぐカメラを見つめるクールなモトーラ世理奈。その2人に膝枕しているように横たわっているのが小川紗良で、その背中に両手を置いて寄り添っているのが佐藤玲という構図になっています。それぞれが白い衣装に身を包み、どこか浮世離れした雰囲気に仕上がっているのは、「女優はいつも主観と客観の狭間にいる」と捉えている吉澤嘉代子のイメージによるものなのでしょう。

映画監督も女優も、面白いのは「人を知ることができる点」と語っている小川紗良。登場人物の内面を探り、自分との共通点を見つけ、自分自身だけでなく他人をも深く知ることができるのが喜びになるとは、やはり鋭い感性の持ち主と言えます。監督と役者、両方の視点を持っている小川紗良には、女優として、監督として培った経験が、確実にプラスに働くはず。今後どのような道を切り拓いていくのか、楽しみでなりません。

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