藤本隆宏(俳優)スタジオパークで語った水泳選手時代!結婚は?

藤本隆宏(俳優)スタジオパークで語った水泳選手時代!結婚は?

藤本隆宏、注目の俳優は競泳オリンピック代表の異色経歴!番組で語った選手時代

藤本隆宏は、1970年7月21日生まれ、福岡県北九市の出身です。現在は俳優として活躍中ですが、1996年に競技から引退するまでは、競泳選手として活躍していました。6歳の時に水泳を始めた藤本隆宏は、18歳でソウルオリンピックに出場。2大会連続出場となったバルセロナオリンピックでは、400m個人メドレーで8位入賞、日本人初の決勝進出を果たしました。

NHKのトーク番組「スタジオパークからこんにちは」に出演した藤本隆宏は、選手だった当時を振り返って、メダル以外のことを考えたことがなく、オリンピックに関しては「悔しい、良い経験をさせてもらった」と語っています。選手時代は、ギターを弾くことが息抜きだったという藤本隆宏は、その後、芸能の道を進むことになるのです。

藤本隆宏、結婚はしていた?していない?2説に分かれるその理由とは?

藤本隆宏は、現在45歳。年齢的には、結婚をしていてもおかしくはありません。家族は、父母と兄だけだといいますから、藤本隆宏が現在独身であることは間違いないようです。しかし、世間では、結婚未経験の独身説と、結婚していたけれど離婚したバツイチ説の2つが、まことしやかにささやかれています。噂が飛び交うのは、藤本隆宏の結婚に関する情報がほとんど皆無であることが一番の原因のようですが、劇団四季所属時代に一緒に活動していた女性と2011年ごろに結婚したが、2015年に離婚したとの噂には、なんなく説得力があるような気もします。

テレビに出演したとき、「ご結婚は?」と質問されて、うつむいて黙ってしまったという藤本隆宏。特定のパートナーがいるのでは、との推測もありますが、藤本隆宏に結婚したくない理由や、結婚できない事情があるのかないのか……謎は深まるばかりです。

藤本隆宏(俳優)は「真田丸」堀田作兵衛役!ふんどし姿の筋肉がスゴイ!

藤本隆宏、脚本家三谷幸喜が大河ドラマ「真田丸」堀田作兵衛に起用した理由

藤本隆宏が現在出演しているのが、NHK大河ドラマ「真田丸」。脚本家の三谷幸喜は、出演者をあらかじめ決めてから脚本を書く「あて書き」をすることで有名です。そのため、全く知らない役者を起用することはほとんどありません。藤本隆宏とも、ドラマ「オリエント急行殺人事件」で一緒に仕事をしており、もちろん、知った仲。藤本隆宏演じる堀田作兵衛は、半分農民、半分武士という立場で、農業を愛してやまないまっすぐな性格で、時に武士の常識から外れることもあります。

妹の梅役を演じた黒木華も「まさにあて書きなのでは、と思うほど愚直さが溢れている」と、藤本隆宏の堀田作兵衛を絶賛。藤本隆宏自身も、堀田作兵衛の立ち位置と己を重ね、自分の素の部分が出ていると語っています。「真田丸」の堀田作兵衛役には、藤本隆宏の他の役者とは違う経歴や感性が、存分に活かされているようです。

藤本隆宏、「坂の上の雲」で魅せたふんどし姿の筋肉美がすごい!

藤本隆宏は、元競泳の選手だけあって、今でも堂々とした体躯で、筋骨隆々。俳優ではなく、ラガーマンか、柔道家かと見紛うほどです。「真田丸」の堀田作兵衛は、作中で手製の筋トレグッズを所持して、日々身体を鍛えている様子が表現されています。やはり藤本隆宏といえば、その鍛え上げられた肉体美!それを惜しげもなく披露したのが、人気の火付け役ともなったNHKのドラマ「坂の上の雲」の広瀬武夫役です。

藤本隆宏は、流暢なロシア語を話し、仁義に篤く、ロシア人に最も愛された駐在武官を好演していますが、その折に、ふんどし姿を披露。その見事な肉体には、多くの人が、元競泳選手と納得させられ、感嘆のため息を吐いたはずです。藤本隆宏の、ただいるだけで貫禄漂う姿は、ドラマ「仁」シリーズの西郷隆盛役や、大河ドラマ「平清盛」伊藤忠清役、朝ドラ「花子とアン」梶原総一郎役でも見ることができます。

藤本隆宏、水泳選手からミュージカル俳優へ!注目の俳優、劇団四季を辞めた理由

藤本隆宏は、オーストラリアへの水泳留学中、かの地で観劇した「レ・ミゼラブル」に感動したことから、まだ第一線で競技生活を送り、早稲田大学に在学していた最中の1995年、劇団四季のオーディションを受け、見事合格しました。競泳の現役引退までは、水泳の練習と劇団レッスンの、二足の草鞋生活を送っていたそうです。

そして迎えた1996年、アトランタ五輪の代表選考を兼ねた日本選手権で惜しくも3位となり、オリンピック出場権を逃した藤本隆宏は、競技の世界からすぐに引退し、舞台俳優を志します。水泳と演劇ではまったく分野が違いますが、レッスン中に歌を褒められることが多かったという藤本隆宏に、不安はありませんでした。

こうして本格的に俳優としての生活が始まりましたが、藤本隆宏は、本人が思った以上に、演技も、歌も、ダンスもできない落ちこぼれに……。しかし、収入も乏しい下積み時代の2年間、何事も努力と練習する母校の後輩たちの姿に励まされながら、努力を重ねた藤本隆宏。初舞台となった1997年の「ヴェニスの商人」を皮切りに、「キャッツ」「冒険者たち」などに次々と出演するようになりました。

しかし、ようやく軌道に乗ってきた1998年、藤本隆宏は劇団四季を退団します。秘められた理由もいろいろあるのでしょうが、藤本隆宏が語った退団理由は、「動物の役が多いので、人間をやりたかった」から。その後、蜷川幸雄演出の舞台「リチャード3世」などに出演し、「坂の上の雲」で広瀬武夫を演じて以降、藤本隆宏には、ドラマの仕事が増えていきます。現在は、「真田丸」のほか、「99.9 -刑事専門弁護士-」にも出演している藤本隆宏。武骨に見えながら、少し不器用で、努力家な元一流アスリートが磨き上げる演技には、これからも注目です。

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