古谷一行の息子はDragon Ash・降谷建志!肺がん公表後の現在は?

2022年9月2日 更新

古谷一行の息子はDragon Ash・降谷建志!肺がん公表後の現在は?

古谷一行の長男はDragon Ashボーカル降谷建志!その妻も有名タレントのあの人だった!

古谷一行(ふるやいっこう)は、金田一耕助シリーズでも有名なベテラン俳優です。長男は、「Grateful Days」や「ファンタジスタ」など数々のヒット曲を出した、ミクスチャーロックバンド「Dragon Ash」のボーカル降谷建志(ふるやけんじ)です。

降谷建志は、「親の七光りで活躍したいとは思わない」「親に頼らずやっていきたい」という思いがありました。そのため、父親が古谷一行であることは隠し、苗字の漢字を「降谷」に変えて芸名にしています。1999年頃から注目を集めはじめ、徐々にファンも増えていった「Dragon Ash」は、瞬く間にバンドとして大成功。その後、降谷建志は、父親が古谷一行であることをようやく明かしました。

降谷建志は、大河ドラマ「八重の桜」(2013年)や、古谷一行との親子共演でも話題となった「手紙」に出演するなど、俳優業も行っています。ちなみに、2008年7月に結婚した降谷建志の奥さんは、タレントのMEGUMIです。グラビアアイドルとして人気を博し、バラエティ番組やドラマなどで活躍。現在は、タレントとして活躍する傍ら、第一子の長男を育てるママとしても奮闘しています。

古谷一行の病気が発覚!肺がんを公表した今現在はどうなっているのか?

古谷一行は、2011年に肺に悪性腫瘍が見つかり、その翌年に、がんであるとともに療養中であることを公表し、大きく取り上げられました。2012年4月、都内で行われたイベントに元気な姿を見せたことも大きなニュースに。このイベントでは、がんの闘病について多くの質問を受けた古谷一行が、一つ一つに丁寧に返答しています。古谷一行が一番つらかったこととして挙げたのは、抗がん剤治療でした。

がんの標準的な治療法といえば、その1つに抗がん剤が上げられますが、副作用に悩まされる人が多いのも事実。古谷一行も、ずいぶん辛い思いをしたようです。また、肺がんは早期発見できたので、長期にわたる闘病生活にはならなかったものの、生活習慣を見直すなどしていることも明かしました。

「今は舞台の仕事は無理だと思うけど、10月の舞台の頃には復活しているでしょう」とコメントし、完全復活を力強く宣言した古谷一行。現在も、再発することなく、芸能活動を行っているようです。

古谷一行といえば金田一耕助、混浴露天風呂シリーズ!プロフィールは?

古谷一行の代表作「金田一耕助」「混浴露天風呂シリーズ」を紹介します!

古谷一行は、これまで数えきれないほどの映画やドラマに出演しており、代表作もたくさんあります。その中でも、名探偵・金田一耕助が主役のテレビドラマシリーズや、「混浴露天風呂シリーズ」が有名で、古谷一行の当たり役といえるでしょう。
古谷一行は、テレビドラマの「金田一耕助シリーズ」人気から、1979年に公開された映画「金田一耕助の冒険」にも主役で出演しています。

横溝正史の小説「瞳の中の女」を実写映画化した作品です。金田一耕助シリーズといえば、おどろおどろしいミステリーのイメージ。しかし、映画「金田一耕助の冒険」は、当時大ヒットした洋画や邦画、CMや名画といった多くのパロディが盛り込まれており、日本初のパロディ映画ともいわれる作品です。そのうえ、作中には、「金田一耕助」シリーズのセルフパロディも。

金田一耕助自らが、「なぜ被害者が増える前に事件を解決できないのか」と疑問を呈するという皮肉な演出もなされていました。ミステリーを求める観客は、遊び心まんさいの作風にがっかりしたといいます。テレビドラマシリーズの金田一耕助人気が高い分、映画「金田一耕助の冒険」の評価は低いものとなっています。

「混浴露天風呂シリーズ」は、テレビ朝日系の2時間ドラマ「土曜ワイド劇場」の中で放送されていた刑事ドラマシリーズで、古谷一行と木の実ナナが主演を務めていました。拳銃片手に美女をというポリシーを持つ警部(古谷一行)と、脚線美が魅力的な警部補(木の実ナナ)が、事件を追い、解決していくストーリーで、タイトル通り、必ず露天風呂の入浴シーンがあります。

「混浴露天風呂シリーズ」は、刺激的なサブタイトルに地名を絡めることで人気を獲得することに成功し、秘湯ブームにも一役買ったドラマです。1982年から2007年まで、全26回も放映されたことからも、人気の高さがうかがわれます。中でも、1986年に放送された第5作「湯けむりに消えた女三人旅 田沢湖から乳頭温泉へ」は、関東、関西ともに最高視聴率を樹立。土曜ワイド劇場の中でも最も高い視聴率をたたき出しました。

パロディだらけの「金田一耕助」や、ゴールデンタイムにヌード女性の入浴シーンが飛び出す「混浴露天風呂シリーズ」など、古谷一行は、革新的な作品にも臆することなく出演していることが分かります。

古谷一行の気になるプロフィール!

古谷一行は、1944年生まれで、東京都出身です。東京都立板橋高等学校を卒業したのちに、中央大学法学部へ入学。在学中に、文学座や劇団民藝と並んで日本を代表する新劇団の一つ「俳優座」へ入団しました。研修生として俳優生活を始めて以来、舞台だけでなく、映画や、テレビドラマ、ミュージックビデオなど多方面で活躍しています。

古谷一行の代表的な出演作といえば、もちろん、1977年に毎日放送で放映が開始された、横溝正史原作のテレビドラマ「金田一耕助シリーズ」です。古谷一行は、一貫して、金田一耕助役を演じ続けています。古谷一行の演じる金田一耕助は、原作者である横溝正史からもお墨付き。

これまでにも多くの俳優が金田一耕助を演じてきましたが、頼りなさげなのに、どこか抜け目のない、古谷一行の金田一耕助を一番とする声も多いようです。2016年には、カップヌードルのCMで、古谷一行が再び金田一耕助の役を演じたことで一時話題にもなりました。

NHKの大河ドラマでは、「新・平家物語」(1972年)平経盛役、「利家とまつ」(2002年)千利休役で重厚な演技を魅せた古谷一行。他にも、土曜ワイド劇場や火曜サスペンス劇場といった2時間ドラマをはじめ、「失楽園」や「リーガルハイ」などの話題作に数多く出演しています。

肺がんで休養していた以外には、大きな病気もなく、CMやドラマにコンスタントに出演しており、2017年も、NHKのドラマに出演することが決まっています。古谷一行の年齢は、御年72歳。体には十分注意して、現役の俳優として頑張っていってほしいものですね。

古谷一行2017年の仕事始めはNHK朝ドラ「ひよっこ」!県内ロケが本格的にスタート

古谷一行も出演する、2017年NHK朝ドラ「ひよっこ」の収録が、茨城県内のロケ地でスタートしました。「ひよっこ」は、茨城県北西部の「奥茨城村」で生まれた主人公、谷田部みね子が、集団就職で上京し、自分の殻を破りながら成長していく姿を描く作品です。

ヒロインである主人公の谷田部みね子の役を演じるのは、朝ドラ「あまちゃん」で一躍人気となった有村架純。オリジナル脚本で描かれるヒロインを、みずみずしく演じるに違いありません。古谷一行は、谷田部みね子の祖父を演じます。クランクインにあわせて行われた取材会で、古谷一行は、ちょっと大変だったという撮影秘話を明かしています。それは、畑仕事のシーンでした。

「ひよっこ」の舞台は、東京オリンピックが行われた1964年前後です。当時は、稲刈りなどの畑仕事は、すべて手作業で行われていました。当時を再現するために、古谷一行も、手作業で稲刈りを行ったそうです。「腰が痛くなるほど大変だった」「脱穀作業も足で踏みながら車を回して行うので、色々なことが大変でした」と、機械を使わずに行う農作業の過酷さを語っています。

2017年4月3日にスタートするNHKの朝の連続テレビ小説「ひよっこ」で、古谷一行らベテランの俳優たちに見守られながら、ヒロインの谷田部みね子がどのように成長していくのか楽しみですね。

関連記事

ページ上部へ戻る