上島竜兵に竜兵会メンバーが語った思いとは?芸人流追悼コメントに泣き笑い

上島竜兵に竜兵会メンバーが語った思いとは?芸人流追悼コメントに泣き笑い

2022年5月24日 更新

上島竜兵と竜兵会メンバーの知られざる絆


上島竜兵のプロフィール
◆生年月日:1961年1月20日
◆死没:2022年5月11日
◆出身:兵庫県
◆身長:162cm
◆血液型:AB型
◆所属事務所:太田プロダクション

上島竜兵の老後を竜兵会メンバーが保証していた?

リアクション芸人として愛された、ダチョウ倶楽部の上島竜兵(うえしまりゅうへい)は、2022年5月11日に永眠しました。

上島竜兵と彼を慕う後輩の集いは“竜兵会”として知られ、メンバーは有吉弘行、土田晃之、劇団ひとり、カンニングの竹山隆範など、売れっ子芸人たちです。

かつて売れない時代もあった竜兵会の後輩たちは、酒席での上島竜兵の失態や天然ボケぶりを1度は話題にして、スターへとのし上がってきました。

生前、後輩に対しても「気持ちは子分」だと話していた上島竜兵は、後輩からいじられるのも厭わず、笑いを生み出しました。笑いにできたのは、上島竜兵の懐の広さや優しさがあってこそ。後輩たちは、事あるごとに上島竜兵の話題に触れていました。

2021年10月1日に「金スマ2時間スペシャル」で放送されたのは、「竜兵会の一夜限りの再集合」。上島竜兵を「1番師匠に近い存在」と表現する劇団ひとりは、「つらい時期に受けた恩義は一生忘れない」と語っていました。

土田晃之が、上島竜兵の老後について「竜兵会が面倒を見る」と発言したこともあります。上島竜兵の訃報が出た直後、竜兵会メンバーは誰もコメントを発表できず、心情を案じる声が上がっていました。

上島竜兵の家族同然だった竜兵会メンバーが語ったことは…?

上島竜兵の芸人魂を受け継いだ後輩の思い

竜兵会のメンバーは、それぞれの仕事の場で胸の内を明かしました。

劇団ひとりは、2022年5月14日放送のラジオ「劇団サンバカーニバル」の中で、間接的に整理がつかない心境を吐露。「笑い話に出来るかというと、まだそこまでに至っていない」と切り出した上で、意表をついて、市原隼人のうどんへのこだわりを報じる関連性のないニュースを読み上げ、「ショッキング」とボケてみせました。

婚姻届の保証人を上島竜兵に頼んだ仲の劇団ひとりですから、「笑い話にできるように腕を磨いていく」というのが、亡き先輩への言葉であることは明らかです。芸人として、先輩のために笑いを交えて追悼したい気持ちがあるのでしょう。

竹山隆範は、同日深夜に出演したABEMAの番組「カンニング竹山の土曜The NIGHT」にて、所属事務所が違っても可愛がってくれた上島竜兵の人柄を偲び、芸人流の追悼方法に言及。2006年に相方が亡くなった後、お笑いで見送るライブを開催したことを振り返り、「話せるような時が来たら」と前置き「みんなでワイワイ話していこう」と語りました。

上島竜兵の葬儀は家族の温かい笑いに包まれた?

土田晃之は、2022年5月15日放送のラジオ「土田晃之 日曜のへそ」にて、竜兵会メンバーが病院に駆け付けた旨を報告しています。

「ボス」の表情が穏やかで、少し救われる思いだったと、毒舌もはさみながら回想。「簡単な二択を間違えた」と嘆き、「上島竜兵という優しい男がいたんで、皆さん忘れないでください」と締めくくりました。

同じく15日に、有吉弘行も自身のラジオ「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」内で、葬儀が上島竜兵らしいものだったことを明かしました。妻が挨拶で「寅さん」と「竜さん」を言い間違え、ほのぼのとした空気になったようです。

上島竜兵の老後を支える誓いは果たせませんでしたが、竜兵会一同が家族同然に寄り添ったことが伝わってきます。

上島竜兵のダチョウ倶楽部は不滅!純烈も応援?

ダチョウ倶楽部・肥後克広と寺門ジモンのコメントが笑えて泣ける

ダチョウ俱楽部の2人は、密葬を終えた2022年5月14日にコメントを発表しました。

リーダーの肥後克広は「何をやっても笑いを取る天才芸人上島が最後に誰も1ミリも笑えない、しくじりをしました」と、悔しさをにじませながら「皆で突っ込んでください」と綴っています。

「ヤーッ!」「悲しい事があっても、みんなでクルリンッパ!」と、上島竜兵のギャグを使ったメッセージは、読まれる度に思い出されるようにという配慮なのかもしれません。

ダチョウ俱楽部は解散しないことを表明した流れで、唐突に「2人で、純烈のオーディションを受けます」と笑わせる文もあり、純烈のリーダー・酒井一圭がツイッターで反応。寂しい思いを伝えながら、「絶対推すなって?」「純烈は推します」と、熱湯風呂芸での上島竜兵のお決まりの台詞「絶対に押すなよ!」を持ち出す粋な返しをみせました。

寺門ジモンは、上島竜兵と同じく役者を目指し、テアトル・エコーの養成所で出会った仲。「ずっと忘れないよ!」「ずっと一緒だよ!」と、40年以上苦楽を共にした上島竜兵に力強く呼びかけています。今後は2人体制で、上島竜兵と築いた笑いを伝え続けることでしょう。

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