平原綾香の歌唱力は学生時代からお墨付き!遺伝は間違いなかった!

平原綾香「jupiter」の歌唱力で圧倒!出身校やプロフィールは?

平原綾香は「jupiter」で見せた圧倒的な歌唱力で被災地の人々をも励ましていた!

全国ツアーでは観客が総立ちするという圧倒的な歌唱力で、活躍を続けているシンガーソングライターの平原綾香。2003年に、デビュー曲「jupiter」で突如としてミュージックシーンに登場するや、ミリオンセラーとなる大ヒットを果たしました。

「jupiter」の本当のすごさが明らかになったのは、ヒットの翌年となる2004年10月23日に発生した新潟県中越地震後のことです。甚大な被害に見舞われた新潟県のラジオ局には、「jupiter」のリクエストが殺到したと言います。彼女の慈愛に満ちた歌唱はもちろんのこと、「1人じゃない」と繰り返される歌詞が、被災地の人々の心に深く響いたためでした。

2005年には、新潟県で開催された長岡花火大会に平原綾香自身が来場し、不死鳥のように夜空に広がった花火「フェニックス」に合わせて「jupiter」を熱唱。夜空一面に広がる花火に合わせた彼女の高い歌唱力に、涙してしまう来場者も多くいました。

平原綾香の出身校はどこ?プロフィールは?

傷ついた人々の心を癒し、励ますほどの力を持った平原綾香の「jupiter」に見る歌唱力や表現力の源泉は、どこにあるのでしょうか? 1984年、東京生まれの平原綾香は、小学校1年生のころから11年間、有名なバレリーナを輩出していることでも知られる松山バレエ団でクラシックバレエを習っていました。他にもピアノも習うなど、音楽に親しみながら成長していきます。この時期に、彼女の音楽的感性も一緒に高まっていったと言えそうです。

幼少時代からクラシック音楽に慣れ親しんでいたからこそ、イギリスの作曲家ホルストの組曲「惑星」の中の1曲である「jupiter,the bringer of Jollity」(日本語訳では「木星 快楽をもたらす者」)をアレンジした「jupiter」を生み出せたのでしょう。13歳のときにアルトサックスに出合った平原綾香は、洗足学園音楽大学ジャズコースのサックス専攻に進学し、クラシックのサックスを学ぶことで、さらに音楽の実力を磨きます。

大学入学後すぐにデビューを果たし、相当多忙だったと思われますが、「学長賞」を受賞するほど優秀な成績で卒業したと言いますから、かなりの努力家で、かつ基礎力の確かな音楽の実力を備えていることは明らかです。

平原綾香の家族は音楽エリート!おすすめアルバムは?

平原綾香の父はなんとあの人!華麗なる音楽一族育ちだった!

平原綾香の音楽の才能は、血筋によるところも大きいのかもしれません。彼女の父親は、マルチサックスプレイヤーとして知られる平原まことです。山下達郎やさだまさしをはじめ、フランク・シナトラやナタリー・コールなど、国内外の実力派シンガーとの共演も多い名プレーヤーとして知られています。

さらに、祖父はトランペット奏者の平原勉。姉は、現在アメリカのロサンゼルスを拠点として、シンガーソングライターでサクソフォンプレイヤーのAIKA(アイカ)と、まさに音楽一家育ち。デビューした翌年の2004年に東京オペラシティで行われた、父親・平原まことの「30周年記念コンサート」では、姉のAIKAと一緒に3人で親子共演を果たしました。

2017年11月26日には、平原綾香の母校で「洗足学園音楽大学 創立50周年記念 平原綾香コンサートwith平原まこと」が開催予定であるなど、親子で演奏を披露する機会がしばしば見られます。平原ファミリーの音楽家のDNAは、確実に受け継がれていると言えますね。

平原綾香のデビューからの累計売上枚数は330万枚超え?!おすすめのアルバムを紹介します!

シングル&アルバムの総売り上げ枚数が、330万枚を超えるという大人気シンガーの平原綾香。これまでにリリースしたシングルは30曲を越え、アルバムは20枚に達しようとしています。どの楽曲も質が高く、聞きごたえは十分ですが、あえておすすめアルバムを紹介するとしたら、2013年にリリースされた「10周年記念シングル・コレクション〜Dear Jupiter〜」は外せません。記念アルバムだけあって、大ヒット曲「jupiter」はもちろん、最新シングルまでの32曲が収録されている上、本人書き下ろしの解説付きと、まさに完全盤と言えます。初回限定盤には「MUSIC VIDEO SELECTION」と題されたDVDも付いていて、さらにボリュームのある内容になっています。平原綾香の大ファンという方も、まだ聴いたことがないという方も、平原綾香の魅力を十分に楽しめるに違いありません。

平原綾香がミュージカル「ビューティフル」に出演!その歌声は海老蔵も包み込む

2017年7月26日~8月26日までの1カ月間、東京・帝国劇場で、ミュージカル「ビューティフル」が上演されます。水樹奈々とのダブルキャストで、本作に出演することが決まっている平原綾香。実は、2人は、これまでに共演した経験があり、LINEを交換して、プライベートでもやり取りをしているという親しい間柄です。そのため、水樹奈々は、ダブルキャストの相手が平原綾香と分かった時、心から「よかった―!」と安心したと明かしています。

ミュージカル「ビューティフル」は、世界的に有名なシンガーソングライターのキャロル・キングの半生を描いた作品です。現在は、「平原綾香 CONCERT TOUR 2017 ~ LOVE 2 ~」の真っただ中の平原綾香ですが、舞台の練習も順調な様子で、「キャロル・キングを演じられることは本当に光栄」と意気込みを見せています。

7月初旬には、歌舞伎俳優の市川海老蔵のブログに平原綾香の名前が出てきたことも話題となりました。市川海老蔵と6月22日にがんで亡くなった妻・小林麻央の結婚式で「jupiter」を披露した縁から、市川海老蔵に同曲の入ったCDを贈った平原綾香。彼女の歌声は、妻を亡くし哀しみを抱えた市川海老蔵の心を、「ジュピターの入ったCDが、ありがたいです」「懸命に舞台を勤めた後で 涙の時間、これこそ 生きている証」と癒しているようです。

傷ついた人の心を優しく包み込む、平原綾香の歌声は、ただ単に歌が上手いというだけではない、”何か”を感じさせます。年齢を重ね、成熟していく今後がさらに楽しみですね。

関連記事

ページ上部へ戻る