池井戸潤の経歴や本やドラマのおすすめランキング、ネタバレあらすじ

池井戸潤の経歴や本やドラマのおすすめランキング

池井戸潤の本を元にしたドラマが立て続けに話題に!

池井戸潤という名前を聞いたことがなくても、池井戸潤原作のドラマに関しては知っている人が多いのではと思います。

一番の話題になったのはやはり「半沢直樹」(主演:堺雅人)でしょうか。歴代視聴率3位を記録し、続編も期待されるこのドラマは池井戸潤の本「オレたち花のバブル組「オレたちバブル入行組」が元になっています。他には「ルーズベルト・ゲーム」(主演:唐沢寿明)「花咲舞が黙ってない」(主演:杏)、最近では「ようこそ我が家へ」(主演:相葉雅紀)があります。

池井戸潤の経歴をチェック!

ここで池井戸潤の経歴について触れてみましょう。元々は金融業界出身で、銀行勤めのサラリーマンでした。退職後はビジネス書の執筆や税理士・会計士ソフトの製作に関わっていましたが、将来に不安を覚え昔から夢であった江戸川乱歩賞を目指すようになります。1998年に晴れて江戸川乱歩賞を受賞した後も様々な賞を獲得、元銀行員であることを活かした池井戸潤の本の数々は「銀行ミステリー」と呼ばれるようになりました。しかし本人が目指しているものは「銀行ミステリー作家」ではなく「エンタメ作家」。銀行に限らず幅広いテーマで良作を書き続けています。

池井戸潤の本やドラマのネタバレあらすじ

 

池井戸潤の本やドラマの人気作品はコレ!

池井戸潤原作のドラマで人気なのはやはり「オレたち花のバブル組」「オレたちバブル入行組」。言わずもがな半沢直樹の原作本です。「花咲舞が黙ってない」の原作に当たるのは「不祥事」「銀行総務特命」。他には「下町ロケット」「空飛ぶタイヤ」もドラマ化されましたね。ドラマ化はされていませんが「銀翼のイカロス」「シャイロックの子供たち」も人気です。今年は「民王」もドラマ化されますから、池井戸潤の本では、ドラマ化されていない作品を探すのがますます大変になってきています。

池井戸潤の本「民王」のあらすじ(少しネタバレあり)をご紹介!

民王とは民(たみ)の王、つまり内閣総理大臣のことを指します。内閣総理大臣が主人公ということで政治小説と思いがちですがそれはまったくの間違い。実際の内容は、コメディそのものです。内閣総理大臣である武藤泰山とその息子の翔の心と体が入れ替わり、漢字が読めない内閣総理大臣や、就職試験で面接官を説教しだすオッサンなど、思わずニヤニヤしてしまう展開が目白押しです。また、経済産業大臣の蔵本志郎も息子と入れ替わっている中、所属する憲民党議員のスキャンダルが次々と起こり、政権交代の危機にさらされます。これら憲民党の混乱の原因は第3党の共和党が大いに関わっていることが明らかになるのですが……ドラマも始まることですから、今回はこのくらいでやめにしておきましょう。7月からテレビ朝日で始まるドラマ「民王」(主演:遠藤憲一)に乞うご期待!

池井戸潤原作のドラマで読書離れ現象を食い止められるか

嵐の相葉雅紀が主演した「ようこそ我が家へ」は相葉雅紀初の月9主演、そして池井戸潤原作ということもあり周囲の期待も大きいものでした。平均視聴率は12%台といまいちでしたが、ネット上では誰が犯人なのか議論が活発な様子です。今のところ中野裕太が最有力候補のようですが、池井戸潤が「ドラマで設定が変わっても口には出さない」と発言していることから、原作通りにいかない可能性も出てきました。2クール連続でドラマ化が決まった池井戸潤の本。シリアスものからコメディものまでに及ぶ柔軟な執筆力、そして、そこに真実味を与える取材力にファンはいつも驚かされます。これからも新作を発表するたびに映像化されていくのでしょうね。マンガや小説、何でもかんでも映像化してしまう最近の流れに正直へきえきしてしまっている現状もありますが、池井戸潤の作品でしたら半沢直樹やルーズベルト・ゲームという実績もありますし、そういった感情抜きで楽しめそうです。若者の読書離れが加速する中、池井戸潤原作のドラマをきっかけとして「原作も読んでみたい!」とひとりでも多くの若者が本を手にとってくれることを願いたいですよね。

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