加藤優が美人ルーキーと話題!女子プロ野球リーグを解説!
加藤優はプロ野球界で一番「美しすぎる」ルーキー!?
加藤優(かとうゆう)は、1995年5月15日生まれ、2017年に22歳になる女子プロ野球選手です。2016年に、女子プロ野球界にデビューするや、笑顔の爽やかな「美しすぎる」ルーキーとして注目を集めてきました。埼玉アストライアに入団し、加藤優のプロ1年目となった2016年シーズン。6月に始まったプロ野球のセ・パ交流戦に呼ばれた加藤優は、本来のポジションは外野であるものの、始球式で見事キャッチャーミートにストライクを投げ込む、素晴らしい投球を見せました。
野球ファンたちを前に堂々のピッチングを見せた加藤優ですが、彼女の売りはバッティングです。練習で外野まで、何本も飛ばすほどのスラッガーとして活躍しています。「まだまだ貧弱」と謙遜しているのは、今以上にレベルの高いパフォーマンスを目指しているということの証でしょう。理想のバッティングとしては、日ハムや中日ドラゴンズで活躍した小笠原道大のフルスイングをあげています。
加藤優も活躍中!8年目を迎えた女子プロ野球リーグとは
女子プロ野球に、まだなじみのない方も多いかもしれません。加藤優が所属する「埼玉アストライア」を含め、女子プロ野球チームは、現在4チームあります。日本女子プロ野球機構JWBLが設立されたのは2009年のことでした。翌2010年4月には、早くも1年目のシーズンが開幕し、「京都アストドリームス」と「兵庫スイングスマイリーズ」の2チームが誕生します。2012年になると「大阪ブレイビーハニーズ」が加わり、2013年には「埼玉アストライア」も加わったことで合計4チームになりました。
以後は、前期「ヴィクトリアシリーズ」と後期「ティアラカップ」で戦う2シリーズ制でゲームが行われています。「東北レイア(ノースレイア)」「埼玉アストライア(イーストアストライア)」「京都フローラ(ウエストフローラ)」「兵庫ディオーネ(サウスディオーネ)」と球団名も整備され、JWBLの体制も本格的に整いつつある現在。2016年に、加藤優を始めとする8名の選手が各球団に新たに入団した女子プロ野球は、2017年で8年目を迎えました。
加藤優の出身校やプロフィール!実は歌手だった!?
加藤優の気になるプロフィールは?高校在学中に実業団入り?!
神奈川県秦野市出身の加藤優は、5歳のころから、父親が監督を務める少年野球チーム「秦野ドリームス」に入団し、15歳までレギュラーとして活躍します。野球の競技人口と言えば、まだまだ男子のほうが圧倒的に多い中、男子に混じってプレーしてきた加藤優。秦野市立大根中学校卒業後は、両親の強い意向で、ソフトボールの強豪校である厚木商業高校に進学しました。
そこには、女子の野球競技人口がなかなか広がらない中、娘の才能を伸ばすためには、オリンピックでも大活躍を見せた女子ソフトボールに転向したほうがいいだろうとの両親の考えが。そのため、一度はソフトボール部に入部しましたが、硬式野球を諦めきれなかった加藤優は、入部した年の11月に退部してしまいます。そして、高校に在籍したまま、女子硬式野球の実業団チーム「アサヒトラスト」に入りました。
実業団入りした高校生というユニークな存在は注目を集め、加藤優はテレビにも出演するようになります。フジテレビのスポーツドキュメンタリー「ミライ☆モンスター」や、TBSの「炎の体育会TV」に出た際は、「可愛い」との反響が殺到したそうです。
加藤優がシンガーソングライターとしてメジャーデビュー?趣味は歌とギター
加藤優は、2015年10月に、なんとシンガーソングライターとしてメジャーデビューしています。「ファイト!~たったひとりの応援歌~」と「きみのそら」の2曲は、どちらも作詞作曲・加藤優。YouTubeで視聴することもできますが、ギターを弾きながら歌う加藤優の姿は、初々しく、可愛らしい雰囲気で、とても女子プロ野球選手には見えません。
たしかに、加藤優の趣味には、歌とギターも挙げられていますが、野球一筋の毎日を送りながら、オリジナル曲を作ってしまうとは、その多才さには驚かされます。とはいっても、メジャーデビューに際しても、「歌は好きですが、今は野球に専念したい」と、あくまで女子プロ野球の活動を中心にしていくことを明言した加藤優。
歌手デビューの狙いも、「デビューによって女子プロ野球が世に広まれば嬉しい」というところにあったようです。今後は、女子プロ野球のイベントなどで、その歌声を聞くチャンスがあるかもしれません。
加藤優のプロ2年目のテーマは「自厳他寛」!彼氏に作ってあげたいのはハンバーグ
加藤優は、ルーキーイヤーの2016年シーズン、4月には10試合中9試合でヒットを放ち、外野手としてレギュラーに起用されるなど順調な滑り出しを見せていました。しかしシーズン後半は、苦手なインコースを攻められて、プロの洗礼を受ける結果でした。結局、体調不良なども重なって苦い初シーズンとなってしまった加藤優。
2年目となる今シーズンこそ「チームの優勝に貢献したい」と意気込んでいます。具体的な数値目標として挙げたのは打率.350ですが、すべての面での成長を目指すために掲げたテーマは「自厳他寛」。練習段階から自分を厳しく追い込み、周囲にはやさしさと感謝を忘れないよう過ごすということです。
厳しい競技生活を送る一方で、気になるプライベートのほうはというと、特に恋愛禁止はなく、彼氏ができて成績が伸びれば「それもアリ」なのだとか。現在、彼氏はいないそうですが、理想のタイプは「目標に向かって頑張っている、まじめな人。考え方が大人っぽい人」。
続けて、「理想の男性に作ってあげるとしたら?」という問いには、「ハンバーグでしょうか。簡単すぎますかね(笑)」と答えています。ブログには、プロになり自炊を始めたとありましたが、ハンバーグを簡単すぎると言い切るあたり、調理も頑張っているようです。女子プロ野球選手として歩み出したばかりの加藤優。食事のバランスにも十分気を付け、女子プロ野球界をいっそう盛り上げていってもらいたいですね。