勝谷誠彦はうつ病が治って躁状態?有料メルマガの評判は?
勝谷誠彦は躁うつ気質の「賢こ」なコメンテーター
関西の方言に「賢こ」という言葉があります。文字通り、頭がいい人、勉強ができる人という意味の裏には、頭のいいことを鼻にかける、融通が利かないといったニュアンスが隠されています。
先日、兵庫県知事選に突然出馬し、善戦しましたが敗れたフリージャーナリストの勝谷誠彦は、関西人がいうところの、まさに「賢こ」的人物です。選挙に出る前までは、コメンテーターとして、関西のローカル番組だけでなく、キー局のワイドショーやバラエティ番組に数多く出演していた勝谷誠彦。役どころとしては、政治や社会問題などを解説するご意見番的立場ですが、軽薄な芸能ネタには露骨に嫌な顔をしてコメントすら拒み、時事ネタでは自分の主張を一方的にまくしたてる有様でした。
関西人の割には場の空気が読めないタイプと言え、多くの番組でトラブルを起こし、降ろされたりすることも。かといって、勝谷誠彦が好戦的で図太いタイプかというとそうでもなく、インテリにありがちな、打たれ弱いタイプのようです。2015年3月、日本テレビの朝の情報番組「スッキリ!!」を降板後は、うつ状態に陥り、復帰まで数カ月を要しています。
もっとも、今回の唐突な兵庫県知事選出馬は、本人の中では整合性があるのでしょうが、うつの裏返しである躁状態にあったとも考えられ、何かと人騒がせな人物と言えそうです。
勝谷誠彦のメルマガ「勝谷誠彦のxxな日々。」は圧倒的文章量で勝負
勝谷誠彦は、有料のメルマガ「勝谷誠彦のxxな日々。」を出しています。ウリは、「その日一番新しいニュースに対する勝谷独自の切り口によるコメントが満載」とのことです。ここに圧倒的な文章量で書き連ねられているのは、降板させられた番組に対するうらみつらみや、政治や時事に関する偏向した主張の数々。有料で買う価値があるかはさておき、怖いもの見たさは否めません。
勝谷誠彦の経歴・プロフィール!西原理恵子からホモ呼ばわり!
勝谷誠彦は元文春の辣腕記者!大学在学中から風俗ライターだった?!
勝谷誠彦は、1960年生まれ。兵庫県尼崎市の開業医の長男として生まれました。ちなみに次男は、大阪大学大学院医学系研究科で特任准教授を務めています。地元の小学校を卒業した勝谷誠彦は、親の期待を背負って、中高一貫の超進学校、灘中学・高校に入学しますが、数学と英語が全くできず、医学部などの理系受験者としては致命的な成績でした。
また、高校時代は生徒会長を務め、何かと先生に議論をふっかける問題児だったと言います。一浪後、早稲田大学文学部に合格しますが、勝手に早稲田大学に入ったことで親から仕送りを打ち切られ、在学中から風俗関連を専門とするフリーライターとして活動し、結構稼いでいたそうです。
1985年、就職では最難関の電通に入社しますが、人に頭を下げる仕事が嫌だったのか、数カ月で退社。すぐに文芸春秋の試験を受けて合格するという強者ぶりを見せています。入社後は、週刊文春を始めとして、文春各誌の記者・編集者を歴任。偏屈でアンビバレンツな勝谷誠彦は、ようやく自分の居場所を見つけ、辣腕記者して名を馳せます。
1989年には、「獣に人権はない」という持論から、「女子高生コンクリート詰め殺人事件」における加害者少年らの実名を報道して議論を呼びました。そして1996年、ホロコーストはなかったという記事を掲載した「マルコポーロ事件」で引責異動の後、フリーランスとなり、各メディアで活躍するようになります。
勝谷誠彦は西原理恵子漫画の常連で「ホモのかっちゃん」
勝谷誠彦は、漫画家の西原理恵子の担当となったことがあり、彼女の漫画に「ホモのかっちゃん」「ホモかつや」として再三登場しています。西原理恵子の回想によると、勝谷誠彦が最初に連れて行ってくれたのはバンコクのガチなゲイバーでした。勝谷誠彦自身、学生時代から風俗ライターをしていて、あらゆる経験をしたと嘯いていますし、美少年を好む傾向があるのは確かなよう。
やしきたかじんに結婚経験を問われた際には、家族に危害が加えられる懸念があるためとノーコメントを貫いていますが、週刊文春の編集長だった花田紀凱は、著書で、彼の結婚式について触れているとか。現在結婚しているかは不明ですが、結婚経験があることは確かなようです。
勝谷誠彦が突如兵庫県知事選出馬も落選!使った金はサラリーマンの生涯賃金の半分?!
しばらく顔を見ないと思っていたら、勝谷誠彦は、任期満了に伴う兵庫県知事選挙に、突然出馬表明しました。現職の井戸敏三はすでに4選を果たしており、多選の弊害が問われていましたが、目立った失政やスキャンダルもなく、自民、民進、公明各党の支持を受けての5選目出馬。
あとは、勝谷誠彦が、県政刷新のムーブメントを起こすほか勝ち目はなさそうな状態でした。しかし、兵庫県民にとって、勝谷誠彦は、小池百合子のようなカリスマ政治家でもなければ、かつての橋下徹のようなタレント候補でもなく、自己主張や批判が先走った「賢こ」のおっちゃんでしかありません。こうして、投票終了後即出た結果は、勝谷誠彦に大差をつけた井戸敏三の勝利でした。
自陣の会場に姿を現した勝谷誠彦は、「あ~、楽しかった!」と一声。続けて、「日本人の生涯賃金の半分くらい使って、17日間、楽しませてもらいました」と、いかにも彼らしい、負け惜しみとも皮肉ともつかぬ言葉を口にしました。そして、自らの知名度の低さや選挙戦略は棚に上げ、既存権益を守ろうとした保守陣営をクソ呼ばわりし、あげくに、「死んでしまえ!」と罵倒する始末。
しかし、どうやらこの御仁、まだ懲りてないのか、「選挙を戦うことで、日本と言う国に対する見識がさらに深まった」「使う局はないと思うが、その辺のコメンテーターより、100倍タフになった」と、メディアへの復帰アピールも忘れていません。関西人にとっては、「賢こ」な人は、「アホ」よりずっと扱いにくいというのが本音です。いや、ほんまに。