木村多江が朝ドラ「とと姉ちゃん」で未亡人に!旦那や子供の現在は?
木村多江が朝ドラ「とと姉ちゃん」で未亡人役!困難に負けずに家族を支える良き母を演じる!
木村多江は、ドラマ「リング~最終章~」や「救急病棟24時」などの話題作への出演をきっかけに、一躍有名になった女優。憂いを湛えた表情の陰ある女性を演じさせたら、右に出る者はいないと言っても過言ではないほど存在感のある演技派女優です。
そんな木村多江が出演する最新作は、2016年上半期のNHK朝ドラ「とと姉ちゃん」。木村多江は本作で、主人公・小橋常子の母親である小橋君子役を演じます。君子という人物を一言で表すと、「良妻賢母」。夫や子供たちにたくさんの愛情をもって接する、良き妻であり良き母。薄幸そうな人物を演じることが多い木村多江が、今回は幸せな家庭の母親役を演じるのかと思いきや、どうやら君子にも悲劇があるようです。
なんと第1週目にして、夫の竹蔵が結核で他界してしまい、君子は未亡人になってしまいます。昭和の時代に未亡人となることは、現在よりも苦難多きことだったであろうことは想像に難くありません。しかし、君子は苦難に挫けず、家族を支え続けます。悲しみに負けずに健気に生きる女性を、木村多江であれば、きっと見事に演じてくれることでしょう。
木村多江の気になる結婚事情!優しい旦那と可愛い子供との満ち足りた現在!
木村多江は、幸が薄そうな雰囲気で、大人の女性の色気を放ちます。陰からそっと男性を支えてくれそうなイメージが強い木村多江ですから、かなり男性にモテるのではないでしょうか?結婚しているのかも気になるところです。
木村多江は、2005年に一般男性と結婚しました。旦那は電通に勤めており、とても優しい性格とのこと。家事や育児にも積極的で、家庭をとても大切にする方だそうです。
木村多江と旦那は、あるCMがきっかけで知り合いました。旦那から交際を申し込まれた木村多江は、申し出を断るつもりだったそうですが、誤って「私でいいんですか」と言ってしまったのだとか。未来の旦那は、喜びの表情を隠せなかったことでしょう。後に引けなくなった木村多江は、そのまま付き合うことに決めたといいます。
付き合い始めは微妙だったかもしれませんが、いつしか木村多江にとって大切な人となっていった優しい旦那。めでたく結婚した木村多江は、2008年に長女を出産しています。一部では離婚したのではないかという噂が出回っているようですが、木村多江は現在も幸せな家庭を築いているようです。
木村多江の不幸美人の陰には父親アリ?「東京島」で見せた迫力の演技!
木村多江の不幸美人の陰には父親アリ?役だけでなく意識も不幸だった?
木村多江には儚げな雰囲気があります。世間一般では「不幸美人」という印象が強い木村多江ですが、実は父親のせいで本当に不幸だったという噂があります。
木村多江は、高校を卒業してから、役者の道を歩み始めました。しかし、父親がこれに猛反対して、親子喧嘩ばかりだったそうです。父親の同意を得られないまま、アルバイトをしながら舞台に立つ毎日を送っていたある日、突然父親が急病に。木村多江はたびたび様子を見に行きましたが、顔を合わせるとやはり喧嘩ばかり。そのまま回復することなく、木村多江の父親は亡くなりました。
死の直前まで喧嘩をしたためか、木村多江は「お父さんの死(の原因)は自分にある」と罪悪感を抱いていたとのこと。「罪を償わなくては」という意識を抱き続け、常に不幸な意識を持ち合わせていたそうです。これぞまさに「不幸美人」ということでしょうか。
しかし、ドラマ「雨と夢のあとに」に出演した木村多江は、「たとえ死んでも魂は残る」という内容に感銘を受けて、ようやく罪の意識から解放されたとのだといいます。現在は充実した日々を送っている「幸福美人」ですね。
木村多江が映画「東京島」で見せた迫力の演技!逆ハーレム状態に陥った主婦を熱演!
木村多江の代表作で忘れてはならないのが映画「東京島」。本作は、木村多江が高い演技力を持つ女優であることを改めて痛感させられる作品です。「東京島」は、木村多江演じる清子が、夫婦でヨット旅行に出かけた道中で嵐に遭い、無人島に漂着。知り合った男23人と女1人だけで暮らすというなかなかに壮絶な物語です。
夫と楽しい時間を過ごすはずだったのに、突如襲われたまさかの不幸。「東京島」と名付けられた無人島に漂着し、まず直面する問題が食事。無人島にはそれまで普通に食べていたものなど当然ありません。しかし、空腹に耐えかねた清子は蛇を食べるようになり、どんどん野性味あふれる女性へと変化していきます。また、大勢の男性と共に東京島で暮らす中で、清子が男性からチヤホヤされる喜びを噛みしめたり、男性から拒絶されてプライドが傷ついたりする場面も。
木村多江は、ごく普通の主婦だった清子が、空腹で発狂する寸前のところまでいく様子や、逆ハーレム状態となり、表に出てきた女性のセクシーさやどろどろした部分を迫力ある演技で見事に表現しています。映画「東京島」で魅せた木村多江の演技力は、圧巻の一言に尽きるでしょう。
木村多江が出演中の朝ドラ「とと姉ちゃん」のあらすじ!時代の荒波を生き抜く女性の姿を描く!
木村多江が現在出演している中で注目すべき作品といえば、NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」。2016年4月4日から放送がスタートした本作のあらすじをご紹介します。
舞台は昭和初期の静岡県。主人公・小橋常子(高畑充希)は、両親と妹2人の5人家族です。常子は面倒見の良いしっかり者で、妹たちの面倒を見ながら学校に通う日々。特に不自由もなく幸せに暮らしていました。しかし、そんな小橋家にある悲劇が襲います。それは、常子の父親・竹蔵の突然の死。
竹蔵(西島秀俊)は、浜松市にある染物工場で営業部長を務める仕事熱心な男性。妻・君子(木村多恵)と子供たちのことをとても愛しており、家族と過ごす時間もとても大切にしていました。そんな家族思いの良き夫であり良き父である竹蔵は、ある日突然、結核に罹ってしまいます。当時、結核は不治の病。罹ったら最後といわれていました。竹蔵も例外ではなく、結核に罹り、わずか数日後に亡くなってしまいます。
死の直前、竹蔵は常子に「家族のことを頼む」と伝えました。常子はこの言葉を心に刻み、父の代わりに家族を支えていくことを決意します。それ以来、常子は、妹たちから「とと」の代わり、「とと姉ちゃん」と呼ばれるようになりました。この先、小橋家にはさまざまな困難が訪れることになります。そんな困難の中、力を合わせて乗り越えていこうとする、女だけの家族を描いた物語です。どんな時も確かに繋がっている家族の絆、時代や社会の荒波を生き抜いていく女性の姿を垣間見ることができる作品といえるでしょう。
木村多江演じる君子は、愛する夫を突然亡くして未亡人となり、悲しみを背負うことになってしまいます。しかし、そんな様子は少しも家族には見せず、子供たちには当たり前だと感じている暮らしがどれだけ大切で尊いものであるかをずっと伝え続けていきます。木村多江が、おっとりとしつつも芯の強い母である君子をどのように演じるのか、今後の放送に注目したいと思います。