草なぎ剛 韓国語、演技の好評化!おすすめドラマや映画は?
草なぎ剛 韓国語が上手い!韓国語の響きに魅了されマスターする勤勉さ!
言わずと知れたSMAPの草なぎ剛は、埼玉県出身で1974年7月9日生まれの40歳。1988年4月に、SMAP結成のメンバーに選ばれます。
2001年に、番組のコーディネーターが韓国語の音読みとして読んだものを採用した、韓国での草なぎ剛の芸名にもなる深夜バラエティ「チョナン・カン」がスタートし、韓国進出を果たします。
現在、草なぎ剛は韓国語のうまさでも有名です。草なぎ剛が韓国語興味を持つきっかけは、韓国の俳優ハン・ソッキュが主演をした韓国映画「接続 ザ・コンタクト」をテレビで見た際に、韓国語の響きに惹かれたこと。
そこから「チョナン・カン」がスタートしたこともあいまって、もともと勤勉な草なぎ剛は、SMAPの人気者としての忙しい仕事をこなしながら韓国語をマスター。
韓国の人気テレビドラマシリーズ「ニューノンストップ」にゲスト出演を2回もするなど、韓国ではチョナン・カンのいるSMAPと言われるほどの認知度を得るまでになりました。そんな草なぎ剛の勤勉さを証明するエピソードがこちらです。
1993年に堀越高等学校芸能活動コースに入学した草なぎ剛は、自宅から2時間かけて通学していたにもかかわらず、3年間、無遅刻無欠席の皆勤賞で卒業。さらには、芸能活動コースで初の「堀越賞」も受賞しています。
この頃から、草なぎ剛の真面目な性格が表れていますよね。この堀越賞は、学業優秀で品行方正だった10人だけに贈呈される名誉ある賞。芸能活動をしながら表彰された草なぎ剛は、ジャニーズアイドルの中でも異色の存在でした。
賞つながり、という意味では、1999年には趣味のジーンズ集めが功を奏し、男性ベストジーニストに5年連続で選ばれ殿堂入りも果たしています。
草なぎ剛 草なぎ剛は演技がスゴい!事件後に化けた俳優魂!おすすめドラマや映画は?
役者・草なぎ剛としての受賞歴もまた華麗です。過去に「二本放送映画藝術大賞 放送部門最優秀主演男優賞」や「橋田寿賀子賞 橋田賞」、「銭の戦争」では「ドラマアカデミー主演男優賞」に、2009年には主演映画「BALLAD 名もなき恋のうた」で「ブルーリボン賞主演男優賞」にノミネートされるなど、俳優としての草なぎ剛の演技は誰もが認めるほど上手く、その評価も高いのです。
草なぎ剛のおすすめドラマと言えば、ここ最近では、2015年1月から3月にかけて放送された主演連続ドラマ「銭の戦争」が、周りの評価も高く、おすすめです。草なぎ剛演じる白石富生は、東大卒のエリート。
外資系に勤め、数字に対して驚異的な記憶力を持った人物です。輝かしい未来が約束されていたはずが、父の孝夫の連帯保証人になったことから、借金生活に陥り、それまでのエリートコースだけでなく、財産から何から全て失うはめに。
そしてその全てを取り戻すべく、赤松金融に再就職し、成り上がって行くというストーリーです。普段は温厚な人物を演じることの多い草なぎ剛ですが、このドラマでは「復讐の鬼」とも言える熱血漢で、その真に迫った演技は一見の価値があります。また草なぎ剛志の映画でおすすめは、2011年1月15日に公開された「僕と妻の1778の物語」です
。この映画は「僕シリーズ」と呼ばれる、草なぎ剛が主演をつとめた「僕の生きる道」「僕と彼女と彼女の生きる道」「僕の歩く道」のドラマ3作の流れを組んだもの。作品の共通点は、草なぎ剛が主演、ドラマや映画のタイトルに“僕”が付く、小日向文世・大杉漣・浅野和之の三人が出演しているところです。
また、4作品それぞれに、生きることに対する深いテーマを持っており、実際、3ドラマとも最高視聴率が20%を超える反響ぶり。その映画版「僕と妻の1778の物語」は、草なぎ剛演じるSF作家の牧村朔太郎が、がんに侵され余命一年と宣告されたところから始まります。
愛する妻・節子のために毎日1編ずつ短編小説を送り続けるという物語です。医者から「笑うと免疫力が上がることがある」と言われ、その奇跡に縋る想いで毎日1編ずつ、妻のために短編小説を書き始める朔太郎。愛する人が亡くなる日を聞かされ、どうしていいか分からず空回りし、最後には自身の小説で笑わせるという決意にたどり着いた朔太郎を、草なぎ剛が熱演しています。
また、公開後の1月20日に皇后陛下が特別上映会に臨席されたことでも注目された作品です。草なぎ剛が演じたドラマや映画すべてに言えることは、草なぎ剛だからこそ、そのキャラクターが生きるということ。
深夜の全裸泥酔事件によって、決して良い人というだけではない、人間くささをしっかりと持った側面が世間にさらされたことが、複雑な役柄を演じきる上で、はからずも功を奏しているともいえます。
シンプルに「良い人」な草なぎ剛を見たいのであれば、「いいひと」などの以前の作品を見ていただければ十分でしょう。けれども、俳優草なぎ剛の真の姿を知るには、やはり事件後の作品がどれも秀逸ですのでおすすめします。
草なぎ剛 事件で逮捕後の木村拓哉、香取慎吾との関係は?
草なぎ剛 事件で逮捕の真相“良い人”の抑圧された魂の悲鳴
2009年4月23日の午前3時頃、東京都港区の公園で酔っ払いが騒いでいると近隣住民からの110番で駆け付けた警察官が見たのは、全裸で泥酔していた草なぎ剛。
その際、警察官はいきなり逮捕したのではなく、注意したのですが、指示を無視したため、公然わいせつ罪の現行犯で逮捕されてしまいました。翌日には釈放され、弁護士の同席の元で謝罪会見を開きましたが、詳細は本人は泥酔していたために記憶になく、弁護士が代わりに説明。
その後は、社会的制裁も受け、十分反省しているとの判断から、5月1日に起訴猶予処分とされ、事件のおおよそ1カ月後となる5月28日から仕事復帰を果たしました。この行為の詳細については多くを語っていませんが、良い人のイメージを世間から持たれた草なぎ剛の魂の悲鳴だったのではないでしょうか。
公然わいせつという罪ですので、擁護する気はありませんが、良い人というイメージで売れただけに、良い人を裏切れず、良い人を演じ続けなければならなかった苦悩ではと想像する人は少なくないことでしょう。
お酒に呑まれ強い人ではないかもしれませんが、優しい人であること、真面目で努力家であることは、事件で変わることはありません。その後の草なぎ剛に対する世間の非難の声が少ないことが、それを物語っているのではないでしょうか。
草なぎ剛 逮捕後の木村拓哉、香取慎吾との関係は?
逮捕後、SMAP内でも仲良しとして有名な香取慎吾は、草なぎ剛が自粛していた時も毎日電話を掛け、遅くまで語り合い、忙しい中での時間を割いて草なぎ剛の家へ訪れ、2人でご飯を食べたりしていたそうです。
ジュニアの頃から酸いも甘いも共に分かち合って来た仲からこそ、何で自分に言ってくれなかったのか、多分優しいつよぽん(香取慎吾は、草なぎ剛のことを“つよぽん”と呼んでいます)は忙しい自分に心配を掛けたくなくて、苦しんでいたのではないかと感じたのでしょう。
草なぎ剛は雑誌の取材で「慎吾は全人類の中で一番俺のことを解っている人」と語り、香取慎吾も「辛い時に何度も抱き合って泣いた仲なんで、つよぽんの存在は大きい」と語っています。
このように、事件後も草なぎ剛と香取慎吾、2人の関係が壊れることはありませんでした。また、リーダーの中居正広と共に、SMAPを引っ張ってきたもう一人のリーダーとも呼べる木村拓哉との関係はどうでしょうか。
木村拓哉は、あどけなさの残っていたころから知っているからこそ、大人になった今でも、それが生放送であろうと、親が子供にするように草なぎ剛に的確に注意しています。
「草なぎ剛の第24回がんばった大賞」で、司会進行に慣れていない草なぎ剛は、ゲストの話も話し半分で流し、ついには木村拓哉に話を振ってしまいました。それに対して、木村拓哉のはなった一言が、「お前が一番頑張れよ!」。
自分のイメージや、仲間をただ表面的に大事にするなら黙って見守っていれば良いのでしょうが、ここでもしっかり注意しました。事務所の後輩から振られた話題をスルーしてしまった時も、木村拓哉は身をよじり、草なぎ剛への苛立ちを見せています。
仲間でなければ、「あらら」くらいのリアクションで良いはずです。「SMAPがんばりますっ!!」では、草なぎ剛が木村拓哉について、「昔は2人で古着を買いに行ったり、服を貰ったりしていた」、「二日酔いで迎えたリハーサルではそれを見抜いて『お客さんはそんな剛を見に来てるんじゃないぞ!』と注意された」などをエピソードを明かしていました。
そうした時期を経た今現在、草なぎ剛と木村拓哉の関係はといえば、変わるどころか、親と子からおじいちゃんと孫くらいまでになったのではないでしょうか。可愛いという歳ではないでしょうが、「愛情もあり未だに草なぎ剛が一番心配」だという木村拓哉。
対して、「何の賞を取ろうとも、ここ一番怖い時にいると頼ってしまいたい兄貴が木村拓哉」だという草なぎ剛。二人の間に流れているのは、文字にしがたい絆のようです。
草なぎ剛の今後は!? SMAPのつよぽんを、役者・草なぎ剛として超えることができるか
明石家さんま60歳の還暦を祝う特別番組「さんまでっか!?TV」に、松葉杖で登場した草なぎ剛。6月29日にランニング中、階段で足をくじいて重症の捻挫になり、全治三週間ということでした。
これにはSMAPのメンバーも驚いた様子。草なぎ剛は、優しい人であり、努力家であり、その半面で気分屋な面もあります。そんなマイペースさは、時に仲間を苛立たせてもいるようです。
けれども、そんな素を出せるのは、SMAPという揺り籠があるから。草なぎ剛の今後は、精神的にも役者としても、やはりSMAPという揺り籠を出て、1人で立って行けるかがカギになるのではないでしょうか。
草なぎ剛は、事件と同時にお酒を絶ったと言っていますが、注目も期待も大きい“草なぎ剛”という看板を背負って1人で立つことになった時、最悪な方向へ手が伸びてしまわない可能性が無いとは言い切れない弱さは否定できません。
誰しも弱い部分は持っていますし、ダメなところもあります。ですが、一度は、泥酔して全裸で暴れるところまで行ってしまった草なぎ剛が、それまで支えにしていたお酒を絶って、次にどこへ向かうのか。
役者として素晴らしい資質を備えているだけに、隠し切れない弱さがネックであり、付け込まれる可能性でもあるでしょう。最近は、車の中から堂々と顔を見せていたとか、顔を隠さずに自転車を爆走させていたとかいう話題も聞こえてきます。
ファンにとっては、まだまだ心配なところかもしれません。できればお酒以上に愛せるものを自分自身の隣に置いて、役者として独り立ちし、迷うことなく突き進み、名俳優になってほしいですね。
草なぎ剛の“良い人”の仮面がはがれたからこそ、ドラマも映画も評価が高くなっています。そこからもう一段どう上がって行くのか。これからも期待しつつ見守りたいですね。