映画「ローガン・ラッキー」は「オーシャンズ11」の再来?監督は引退を撤回!
映画「ローガン・ラッキー」豪華スターが集結した「オーシャンズ11」の再来?
「ローガン・ラッキー」は、日本で2017年11月18日からの公開が予定されているアメリカ映画です。監督は「オーシャンズ」シリーズで知られる、スティーブン・ソダーバーグ。最もセクシーな男ランキング1位になったこともあるチャニング・テイタムや、「007」のダニエル・クレイグ、「テッド」のセス・マクファーレンなど、豪華スターの共演が実現しているところも見どころの1つ。
アメリカでの公開前には、ジョージ・クルーニーやブラッド・ピット、マット・デイモンにジュリア・ロバーツのなどの豪華キャストが集結し、世界的に大ヒットしたスティーブン・ソダーバーグ監督の「オーシャンズ11」の再来か?と話題に。公開後は、アメリカの映画批評サイトRotten tomatoesで、93%という高評価を記録しています。
映画「ローガン・ラッキー」スティーブン・ソダーバーグ監督が引退を撤回し、映画の世界にカムバック!
映画「ローガン・ラッキー」の監督を務めているスティーブン・ソダーバーグは、「エリン・ブロコビッチ」と「トラフィック」でアカデミー賞監督賞にWノミネートされ、「オーシャンズ11」で興行的に世界的成功を収めた大監督です。しかし、2013年の映画「サイド・エフェクト」を最後に、映画監督を引退するというニュースが流れていました。
報道によると、今後はテレビの世界に進む意向とのことでしたが、これはあくまでも噂だったようです。スティーブン・ソダーバーグ本人も「休養したいだけ」、と引退説を否定し、この「ローガン・ラッキー」で4年ぶりに映画の世界に帰ってきました。
映画「ローガン・ラッキー」のあらすじネタバレ!ダニエル・クレイグ他キャストは?
映画「ローガン・ラッキー」ローガン兄弟が世紀の大犯罪に挑む!
映画「ローガン・ラッキー」は、無職で何をやっても空回り続きのジミーとクライドのローガン兄弟が、全米で人気のカーレースNASCAR「コカ・コーラ600」の開催中にその売上を金庫から盗む計画を思いつくことから始まります。そのために必要なのは、爆弾を扱える仲間。
そこで、天才的な爆弾師ジョーを刑務所から脱獄させることにし、成功すると、熱狂するカーレースの裏で大犯罪に挑みます。「007」で渋い魅力を発揮していたダニエル・クレイグが、囚人服をまとった金髪姿でコメディに挑戦している点も、見逃せない1作と言えます。
映画「ローガン・ラッキー」の気になるキャストは?
映画「ローガン・ラッキー」でジミーとクライドのローガン兄弟を演じるのは、兄ジミーがチャニング・テイタムで、弟クライドは「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」のアダム・ドライバーです。服役中の爆弾師ジョーは、ダニエル・クレイグが演じています。そのほか、歌手エルヴィス・プレスリーの孫娘ライリー・キーオや、「ミリオンダラー・ベイビー」「ボーイズ・ドント・クライ」で2度もアカデミー賞「主演女優賞」を受賞したヒラリー・スワンクなどが出演しています。
映画「ローガン・ラッキー」は脚本家が”正体不明”でも話題に!
監督にスティーブン・ソダーバーグを迎えた「ローガン・ラッキー」は、主役級の豪華キャストが集結したことでも話題沸騰中ですが、別の面でも注目を集めています。それは、制作スタッフ。脚本としてクレジットされているレベッカ・ブラントという女性には、これまでのキャリアで脚本を担当した作品がありません。
映画のデーターベースにも名前がないことから「謎の脚本家」と話題になっています。「本当は実在しないのでは?」という憶測も流れましたが、クライド役のアダム・ドライバーが「彼女は撮影現場にいた」と証言したことから、実在する人物だということはたしかなようです。
とはいえ、脚本家デビュー作が超豪華キャストを揃えたハリウッド大作とは、やはり異例な事態だと言えます。そのため、「架空の人物で、何者かのペンネームでは?」という疑惑はいまだ晴れていません。真実は不明ですが、アメリカをはじめとする海外では、「『ローガン・ラッキー』のミステリー」として、謎の脚本家について取り上げた多数の記事が発表されており、映画の話題作りに成功していることだけは事実。
スティーブン・ソダーバーグ監督の映画復帰作ということだけでなく、「オーシャンズ11」再来を予感させる豪華キャストが共演するコメディクライム作品ということでも、話題性十分な映画「ローガン・ラッキー」。アメリカでの高評価獲得に続き、日本でのヒットも期待したいところです。