マギー(俳優)は元ジョビジョバのリーダー!ドラマや映画の脚本は賛否両論
マギー(俳優)は元ジョビジョバのリーダー?活動停止後も人気高し
現在は、脚本家や演出家として多方面で活躍中のマギー(俳優)。明治大学在学時は演劇サークルに所属しており、大学卒業後の1993年に、のちに伝説のコントユニットと称されることになる男性6人組ユニット「ジョビジョバ」を結成しました。ジョビジョバはあっという間に人気を博し、一時はテレビの冠番組を持つまでに成長。ジョビジョバのリーダーを務めていたマギー自身も、当時としてはとても斬新だったグループコントを確立させた人物として注目されました。
当時の業界では、「すごく怖いっていう噂があった」と証言したのはバカリズムです。有吉弘行も「めちゃめちゃ尖ってた」と評しています。しかし、人気絶頂だった2002年に、ジョビジョバは活動を停止。リーダーのマギーによると、ジョビジョバの活動停止理由は、「やりきった感があったから」だそうです。
とはいえ、ジョビジョバ人気は根強く、活動停止後も、マギーの呼びかけでしばしば再結成され、舞台やテレビ番組でコントを披露するなどしています。ちなみに、ジョビジョバのグループ名は、フランスのバンド・ジプシーキングスの人気曲「ジョビ・ジョバ」に由来しているとか。また、マギーの名前は、彼が高校生時代によく「マギー司郎」のモノマネをしていたことに由来しています。
マギー(俳優)の脚本はつまらない?それとも面白い?賛否両論の理由とは?
ジョビジョバとしての活動を停止してからは、脇役としてドラマ出演することも多かったマギー(俳優)ですが、今では脚本家としても知られる存在です。マギーの脚本デビュー作は2001年、エレベーターに閉じ込められた人たちの人間模様を描いたコメディドラマ「ショコキ!」。この作品では監督も務めています。
その後も、ドラマ「ブスの瞳に恋してる」や「山田太郎ものがたり」「臨床犯罪学者 火村英生の推理」「カンナさーん!」など、多数の人気ドラマの脚本を担当してきたマギー。映画「NIN×NIN忍者ハットリくん」やドラマ「地獄先生ぬ~べ~」「こちら葛飾区亀有公園前派出所」のようにアニメが原作となっている作品の脚本も手掛けるなど、幅広いジャンルで活躍中です。
とはいえ、実はマギーが書き上げる脚本は、感想がハッキリと分かれる傾向のようです。賛否両論の中で、マギーの脚本で最も「つまらない」と集中砲火を浴びたのは、ドラマ「地獄先生ぬ~べ~」。「原作と違いすぎる!」「ネタがつまらない」「全く笑えない」といった批判の声が殺到し、ネットではちょっとした炎上騒ぎになりました。
逆に「面白かった!」と最高に評判が良かったのは、ドラマ「臨床犯罪学者 火村英生の推理」です。「主演の斎藤工がスゴク生かされてる」などの意見が上がり、有栖川有栖による原作小説の味わいと配役を絶妙に生かした点が、高い評価を受けたようです。
マギー(俳優)は放送作家・福田雄一とコントユニットを結成!結婚している奥さんはどんな人?
マギー(俳優)が放送作家・福田雄一とコントユニットを結成した理由とは?
マギー(俳優)は2007年に、放送作家の福田雄一と「U-1グランプリ」という名のコントユニットを結成しています。マギーとユニットを組んだ福田雄一は、バラエティ番組「SMAP×SMAP」「いきなり!黄金伝説」の構成などを手掛けてきたフリーの放送作家。福田雄一作品に一度出演すると、「もう一度出たい!」という俳優が多く、山田孝之や柳楽優弥、高畑充希などが「福田ファミリー」に名を連ねています。
アドリブが好きなムロツヨシや、個性派俳優・佐藤二朗とタッグを組んだコメディ作品が話題になることも多く、徹底的に笑いにこだわった作品作りで定評のある人物です。もちろん、「U-1グランプリ」の公演にも、「福田組」であるムロツヨシと佐藤二朗は出演しています。
マギーと福田雄一は、コントユニットを結成した理由を、「ズバ抜けて面白いけど、ドラマや舞台にはならなくて捨ててしまうアイデアがあった」からとコメント。それらを見せるのに、舞台のコントという形がちょうど良かったと説明しています。ただ面白いだけでなく、それをどう見せればいいのかまで考えるところがさすがなマギーは、続けて「舞台のコントだったら器の形にアイデアが縛られない」とも語りました。マギーは、「コメディの鬼才」福田雄一をパートナーにコントユニットを結成したことで、面白いアイデアを自由に料理できる新たなフィールドを手に入れました。
マギー(俳優)の奥さんは?子供はいるの?
マギー(俳優)のプライベートも気になるところです。マギーは、自身の結婚生活などについて多くは語っておらず、お付き合いの経緯や結婚した年代なども明かされていません。とはいえ、ツイッターで奥さんのことをつぶやいている場面が見られるなど、結婚はしているようです。
中には、「妻の自転車のスタンドが壊れてあがらなくなる。その程度のことで夕方の予定が大きく変わる」という良好な夫婦関係を想像させるツイートも。「娘のお友だちから『パパ出てたね』とメールがあったと聞いた」というツイートからは、娘さんがいることもうかがえます。
マギー(俳優)はドラマ「99.9」で絶妙な役を演じ切り好評価!いつかは主役になれる存在!
マギー(俳優)が出演していた嵐の松本潤主演ドラマ「99.9」が、最終回になんと21.0%の高視聴率をマークし有終の美を飾りました。信頼される弁護士役を丁寧に演じ切ったマギーも、ドラマ人気に貢献しています。元ジョビジョバのリーダーにして、人気脚本家というだけでなく、NHK朝ドラ「あまちゃん」や「世界の中心で愛を叫ぶ」「嘘の戦争」など多数の映画やドラマに出演する演技派俳優という顔も持つマギー。
どのような作品に出演しても、ハマリ役にし作品に溶け込んでしまう名脇役としても、一目置かれる存在です。一見ひょうひょうとしているように見えますが、その裏では、かなりストイックな役作りをしているというマギードラマ「ラストコップ」で、ムーンライト清美というオネエキャラを演じた時には、毎話ごとに衣装さんやメイクさんと議論し合っていたそうです。
細かい所作や微妙な動きも研究し、「オネエのリアリティ」を徹底的に探求し尽くしてから撮影に臨んでいたと言います。完璧に役になりきろうとするマギーの精神や姿勢には脱帽です。
ジョビジョバ時代にはライブ感あふれる鋭い笑いを創作し、脚本家としては、俳優を生かした独特のリズムの光るストーリーを執筆しているマギー。演出家としては、ただ面白いだけではない斬新な演出で観客をとりこにし、ユーモアセンスを発揮しています。
俳優としても、数々の個性的なキャラを好演し、名バイプレーヤーと呼ばれるまでになりました。脚本家、演出家、俳優など、それぞれのフィールドで才能を輝かせているマギーが、ドラマや映画の主役を務める日もそう遠くはないのではないでしょうか。