マツコ・デラックスの西野カナ批判に共感?名言が支持されるワケ!

マツコ・デラックスの西野カナ批判に共感?名言が支持されるワケ!

2022年7月20日 更新

マツコ・デラックスの西野カナ批判に共感?名言が支持されるワケ!

マツコ・デラックスの西野カナの歌詞を痛烈批判!ネットで賞賛の嵐!?

マツコ・デラックスが、自身の著書の中で、西野カナのヒット曲「ありがとう」の歌詞を抜粋して痛烈批判しました。「『ありがとう、君がいてくれて、本当によかったよ』のどこに心の機微があるの?」とし、「”ありがとう”という気持ちを自分なりの言葉で表現するのが作詞」「あんな乏しいボキャブラリーでよく歌詞を書こうと思ったものね!」と訴えたマツコ・デラックスの著述には、ネットを中心に「よく言った!」と賞賛の嵐。

多くのタイアップ曲を持ち、リリースするたびに恋する女の子たちの心のバイブルとなる西野カナの楽曲ではありますが、以前から「歌詞が軽薄!」とする声は多く上がっていたからです。しかし、西野カナのような私的な感情を綴った日記調の歌詞は、現代のJ-POPに多く見られるのが現状。当然、西野カナを名指し批判したマツコ・デラックスには、「自分なりの言葉って何?」「何で他の歌手は批判しないの?」「あんたは書けるの?」と反論も起こっています。

マツコ・デラックスの名言は暴言?その奥行は深かった!

マツコ・デラックスの発言には、大衆を巻き込んで物議を醸す威力があります。西野カナ批判にしても、誰も言わなかったことに斬り込んでくれてスッキリしたアンチもいれば、西野カナ支持派は、マツコ・デラックスに何様感を覚えたに違いありません。特に、女子アナやアイドル、天然女優などの特定の層、時には個人攻撃も辞さないマツコ・デラックスの発言は、暴言・迷言と紙一重の名言として注目を集めます。

しかし、そんな攻撃的な面を見せながら、マツコ・デラックスが非常に懐の深い名言で人々の心を打ってきたのも事実です。「人の美を気にするのは、たいがいブスかオカマ」、「知りたいと思うことがない人が、視野を広げるために海外留学しても一緒」「成功=幸せではない。幸せの価値基準は自分で決めるもの」「芸能界は、整形でも、人造人間でも何でもいいと思う。アイドルと付き合えるわけでもないのに何言ってんだ」等々、数々のマツコ・デラックスの名言に考えさせられることもしばしば。だからこそ、マツコ・デラックスが、今もご意見番として、多くの番組の顔となっているのでしょう。

マツコ・デラックスの事務所が濃すぎる件!性別はどっちなの?

マツコ・デラックスの所属事務所「ナチュラルエイト」のニッチなメンバーたち!

マツコ・デラックスの所属事務所「ナチュラルエイト」には、マツコ・デラックスを含めてタレントが5人しかいません。他の4人というのが、マツコ・デラックスとも共演することが多いくりぃむしちゅーの上田晋也と有田哲平の2人、相手のお気に入りの映画を3本知れば心理分析できてしまうという自称映画芸人・コトブキツカサ、くりぃむしちゅー上田の運転手でタイガーマスクを被る芸風の浜ロンといいますから、かなり濃いですよね。

「ナチュラルエイト」は、くりぃむしちゅーが「プライム」に所属した時代の元マネージャーで通称ババァ・大橋由佳が、売れ過ぎたくりぃむしちゅーの税金対策として、2009年9月に設立した事務所。それまでマツコ・デラックスは、自らマネジメントの全てをこなしていましたが、設立と同時期に、徳光和夫の助言を受けて、「ナチュラルエイト」に所属することとなったのだとか。しかし、この事務所、後から入りにくいほど濃すぎます。所属タレントが増えることはあるのでしょうか。

マツコ・デラックスの心の性別は男?それとも女?

マツコ・デラックスは、性転換手術をしていないから、性別は男性。しかし、オネエタレントなだけに、心は女性?それとも男性?全く不可思議な存在です。マツコ・デラックスの肩書を見てみると、「タレント・コラムニスト・エッセイスト・女装家」とあります。昔の坊主頭のオッサン写真が流布している通り、元はれっきとした男性ではありますが、芸能活動を始める前は、ゲイ雑誌の編集者で、女装はナイトイベントをきっかけに始めたそうです。

この肩書通り、マツコ・デラックスの場合は「肉体=男性」「心の性別=男性」「恋愛対象=男性」で、女装はあくまで趣味。女装や口調が”オネエ”を連想させてはいますが、単なるゲイという解釈が正しいようです。それでも釈然としない人は、マツコ・デラックスの性別を男女ではなく、”マツコ・デラックス”とでもしておけばよいでしょう。ちなみにマツコ・デラックスは、男性用トイレを使用するそうですが、あの格好で立ちショ○されると、周囲はかなり緊迫しそうですよね。

マツコ・デラックスの田中みな実攻撃は計算か?説得力の正体は何なの?

マツコ・デラックスは、2005年にテレビに出始めてから、あれよあれよと現在8本のレギュラー番組を持つ芸能界のドン的存在になりました。全く歯に衣を着せぬ発言で世の中をぶった斬る強攻な姿勢や、どっしりした山のような体型からは、何の恐れや不安も感じません。しかし実は、それぞれの番組で、「上から目線のご意見番役」「低姿勢な人情役」など、周囲の相関図を描きながら、微妙に立ち位置を変える繊細な一面が見られるとテレビ解説者・木村隆志は言います。マツコ・デラックスが田中みな実アナを毒舌でやりこめて泣かせたり、共演NGが話題になったりするのも、「ここはこうしたほうがテレビ的に良い」とする柔軟性の表れ。

あのファッションセンスと体型が、テレビ画面の中で強烈にキャラ立ちすると共に、こうした頭の良さが、マツコ・デラックスが支持される一番の理由と考えられます。また、”オネエ”というくくりが言動に強いインパクトを与えている部分も確かにありますが、「16年間恋人がいないから、もう自分がオカマなのか、男なのか女なのかどうでも良くなった」という達観ぶりに、全性別を超えた説得力が与えられてもいるのでしょう。それにしても、16年前の恋人の姿が全く想像できないところがむず痒いですよね。本当にマツコ・デラックスは人なのかが一番気になるところです。

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