メリル・ストリープの映画賞受賞歴がスゴイ!ロバート・デ・ニーロとは4度の共演も!

メリル・ストリープの映画賞受賞歴がスゴイ!ロバート・デ・ニーロとは4度の共演も!

メリル・ストリープ映画賞受賞歴の数が凄すぎて話題に

メリル・ストリープといえば、それほどハリウッド映画に詳しくない人でも名前くらいは聞いたことがあるような大女優です。彼女の映画賞の受賞歴を知ると、あまりの受賞数の多さにびっくりしてしまいます。まず、米国の映画業界では最も権威があるとされるアカデミー賞に関するメリル・ストリープの情報を並べてみましょう。

1978年に名作「ディア・ハンター」で助演女優賞にノミネートされて以降、主演女優賞では2回の受賞、助演女優賞では1回オスカー像を獲得し、双方のノミネート回数は、受賞を含めて18回です。これだけでもすでにすごいのに、米国内外の映画祭を含めたメリル・ストリープの総合受賞数をあわせてみると、受賞で157回、候補だけで409回となるのだとか。

1949年生まれのメリル・ストリープは、今年で67歳になりますが、1975年からの俳優歴は41年ですから、「ディア・ハンター」以後、キャリアが順調になってからは、毎年何かしらの賞に関わっていることは明らかです。その凄さたるや、まさにハリウッドの生き字引といえそうです。

メリル・ストリープとロバート・デ・ニーロの共演回数はなんと4回!それも名作ばかり!

メリル・ストリープは、そのキャリアの中で、さまざまな名優と共演してきました。中でも有名なのは、こちらも言わずと知れた名優ロバート・デ・ニーロとの共演歴でしょう。これまで、メリル・ストリープとロバート・デ・ニーロとは、なんと4回も映画で共演しています。

最初の作品は、1978年公開の「ディア・ハンター」。この映画への出演は、舞台で演技をしていたメリル・ストリープの存在感に一目ぼれしたロバート・デ・ニーロの推挙で決まったそうです。続いての共演映画は「恋に落ちて」。この映画で、メリル・ストリープは、ロバート・デ・ニーロと不倫の恋愛をする女性を演じています。続く「マイ・ルーム」では、ダイアン・キートンの相棒に近い役どころのメリル・ストリープに対し、そのダイアン・キートンの主治医にロバート・デ・ニーロという配役。

最後の4作目は、「ザ・グッド・ハウス(原題)」という作品です。これらの作品において、メリル・ストリープもロバート・デ・ニーロも目立った受賞をしたことはありません。しかし、それぞれの作品の共演者がアカデミー賞を受賞するほど高い出来栄えの作品ばかり。とりわけ、「ディア・ハンター」と「恋に落ちて」は、映画通も推す名作中の名作。どちらも、恋する女性を非常に巧妙に演じているメリル・ストリープの演技は必見です。

メリル・ストリープおすすめ映画「プラダを着た悪魔」あらすじネタバレキャスト!

メリル・ストリープ出演映画「プラダを着た悪魔」のおすすめポイントは?

メリル・ストリープの出演した映画作品には、現代女性の心を非常に強くとらえている映画があります。「プラダを着た悪魔」がそれです。「プラダを着た悪魔」で、メリル・ストリープは、プラダの意匠でガチガチに決めたファッション誌の鬼編集長ミランダを演じました。

お高くとまり、芸能人のようにちやほやされる対応を受けるという、ファッション業界人らしさを好演したメリル・ストリープは、この映画でゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞。アカデミー賞主演女優賞にもノミネートされます。コミカルな内容でありながら、批評家たちの評価もかなり高かった「プラダを着た悪魔」は、現代日本の仕事をする女性たちにも受けが良く、恋に仕事に頑張る女性が見る映画として常にランクイン。

男性が見ても、メリル・ストリープ演じる女性編集長の怖さは、とても生々しく感じられるはずです。「プラダを着た悪魔」は、悪役も上手に演じられる大女優メリル・ストリープの存在が際立った素晴らしい作品となりました。

メリル・ストリープ「プラダを着た悪魔」あらすじネタバレキャスト!

メリル・ストリープの「プラダを着た悪魔」は、大学を卒業したばかりの編集者志望の女性を主人公にしたドラマです。文芸雑誌の編集を目指していた主人公アンドレア・サックスは、ひょんなことからファッション業界雑誌「ウォークウェイ」の新人編集になります。

この雑誌の編集長が、上から下までファッショナブルにプラダを着こなす鬼編集長ミランダ。ミランダのアシスタントとして、その奔放な命令や、わがまま、冷酷な発言に傷つきながらも成長していくアンドレアは、次第にファッションセンスも身に着けていきます。しかし、仕事のせいでプライベートはズタズタに。やがて、社内では、ミランダを雑誌の編集長から追い落とそうとする企みが起きます。

アンドレアは彼女を必死で助けようとしますが……この先は見てのお楽しみです。アンドレア役には、当時期待の新人であったアン・ハサウェイ。ミランダのサポートをするエミリーには、英国人女優エミリー・ブラントが配されました。27カ国で翻訳されたベストセラー小説が原作の映画「プラダを着た悪魔」は、完成度が非常に高くお勧めです。

メリル・ストリープ次回作のキャラは音痴?今後の活動はどうなる?

メリル・ストリープは、今年で67歳。役者としてのキャリアもそろそろ終盤に近づいているか、と思いきや、まだまだ意気軒昂で、新作に出演を続けています。メリル・ストリープの次回作は、2016年12月に公開される「マダム・フローレンス!夢見るふたり」。今作でメリル・ストリープは、ヒュー・グラントを夫役に、大富豪で音痴なものの、ソプラノ歌手を目指すマダム・フローレンスを演じます。

ひどく音痴であるのに、米国芸能公演の伝統的な場所、カーネギー・ホールで歌いたいと願うマダム・フローレンス。はてさてどうなるのでしょう……というのが「マダム・フローレンス!夢見るふたり」のあらすじです。本来のメリル・ストリープは、音楽教師を演じたり、ミュージカルで主演を務めたりするほど抜群の歌唱力を誇りますが、その歌唱力を封印して、あえて音痴の女性を演じるということ。

これは見逃さずにはいられません。その他にも、2016年7月には、ディズニーの力でリメイクされる「メリー・ポピンズ」への出演交渉が始まっていると報じられました。また、演技経験と受賞歴を買われてか、第66回国際ベルリン映画祭では審査委員も務めたメリル・ストリープ。これからもハリウッドの重鎮女優として活躍していくでしょう。

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