マイケル・ジャクソンの死因は解明されるのか?肌はなぜ白くなったのか?!

マイケル・ジャクソンの死因は解明されるのか?肌はなぜ白くなったのか?!

マイケル・ジャクソンの今なお語られぬ死因の謎とは

マイケル・ジャクソンは、「人類史上最も成功したエンターテイナー」と賞される「キング・オブ・ポップ」。プレスリーやビートルズに続き、アメリカの音楽シーンを塗り替えたビックスターでした。しかし、アメリカのスターが背負う光と影の宿命からは、マイケル・ジャクソンもまた逃れることができませんでした。

マリリン・モンローやエルビス・プレスリー、ホイットニー・ヒューストン、そしてマイケル・ジャクソンもまた、過剰な薬物摂取が元で突然死しています。しかし、その誰もが、はっきりとした死因は不明で、その死までが、大きな謎として残されているのです。マイケル・ジャクソンの場合は、主治医であったコンラッド・マレイが投与した呼吸抑制作用を持つ鎮静剤と、麻酔薬プロポフォールの複合作用により、呼吸停止が起こった可能性が高いとされています。

コンラッド・マレイは、実際、過失致死罪で禁錮4年の実刑判決を受けています。ただ、この医療ミスは仕組まれた他殺ではないかという説が、今も根強いのも事実です。なぜなら、コンラッド・マレイには多額の借金があったこと、また長年マイケル・ジャクソンの顧問弁護士を担当していた人物が、マイケルの・ジャクソン死の翌年に謎の死を遂げているからです。

マイケル・ジャクソンの崩れた整形と異常な白さは、現代の聖者のスティグマか

マイケル・ジャクソンには、大きな謎がもう1つあります。それは何度も繰り返された整形と、晩年、肌が異常に白くなったことです。これらは全て、マイケル・ジャクソンの白人願望から行われたという説がもっとも一般的です。しかし顔の整形は、頭部に受けた重度のやけどが元で、幾度にも行われた修復整形に失敗したからだという説もあります。

またマイケル・ジャクソンの肌の白さに関しては、今では尋常性白斑という免疫疾患説が有力です。いずれにせよ、これらさまざまな要因が不幸にも重なったのでしょう。これは現代の聖者に印されたスティグマ(聖痕)ともいえ、マイケル・ジャクソンこそが「キング・オブ・ポップ」の称号にふさわしいエンターテイナーだったことの証なのかもしれません。

マイケル・ジャクソの身長、体重は?妻、子供たちの現在は?

マイケル・ジャクソンと、ピーターパンの相似

マイケル・ジャクソンは、身長は175cm、体重は55kg前後。アメリカ人としては小柄で華奢な体つきで、ソプラノボイスの彼は、実際いつまでも歳をとらないピーターパンのような存在でした。マイケル・ジャクソンは1958年生まれ、2009年に50歳の若さで亡くなっています。マイケル・ジャクソンは、アメリカの中西部インディアナ州の貧しいアフリカ系アメリカ人家庭の六男坊として生まれました。

上の兄弟たちは音楽が好きで、兄弟でバンドを結成。まだ小さいマイケル・ジャクソンを賑やかしに加えて、かのジャクソン5が誕生しました。歌がうまく、まだ愛くるしいマイケル少年は、またたく間に全米で人気者となり、1971年ソロデビューを果たします。やがて青年となったマイケル・ジャクソンは、1983年の「Billie Jean」を皮切りに、MTV人気に伴って次々とミュージックビデオを発表。ムーンウォークなど、その独自の歌と踊りが世界中の若者を熱狂させました。そして「Thriller」で、マイケル・ジャクソンはアメリカ音楽業界に燦然と輝く大スターとなったのです。

マイケル・ジャクソンの子供たちは、大スターの呪われた血に泣く

マイケル・ジャクソンは、晩年、養子の子供たちへの異常な愛が取り沙汰されました。しかし、これもまた自らの過酷な半生やスターならではの孤独が生んだ、心の歪みだったかもしれません。マイケル・ジャクソンは、二度結婚しています。1994年、最初のマイケル・ジャクソンの妻は、なんとエルビス・プレスリーの娘・リサ・マリー・プレスリー。マイケル・ジャクソンがリサ・マリーに「僕も、君のパパのように死ぬんだろうな」と口にしていたことを、自身のブログで明らかにしています。

なんとも因縁めいた話ですが、マイケル・ジャクソンとリサ・マリーは、わずか2年で離婚。1996年に再婚した二度目の妻は、看護師であったデビー・ローです。マイケル・ジャクソンの子供たちは、長女のパリス、長男のプリンス、次男のブランケットの3人です。しかし実は、マイケル・ジャクソンとパリス、プリンスは血がつながっていません。

デビー・ローの前夫で、昔「小さな恋のメロディ」の子役として世界的人気があったマーク・レスターの子供であると、生前マイケル・ジャクソン本人が語ったことが暴露されています。次男のブランケットは代理母で授かった子で、唯一彼だけがマイケル・ジャクソンの血を引く子であると言われています。ただ子供たちまでもが、もはや呪われているともいえる、大スターの呪縛に囚われていることは大変不幸なことです。

マイケル・ジャクソン死して、なお新たなレコードセールスを樹立

マイケル・ジャクソンは、「キング・オブ・ポップ」。数多くのスキャンダルにまみれながら、今も新たなレジェンドを生み出しています。CBSニュースによると、全米レコード協会がアルバム「Thriller」が米国内で3000万枚を売り上げ、プラチナム・アルバムを30回にわたって獲得した最初のアーティストとなったと報じました。

また2015年5月には、マイケル・ジャクソンの遺産管理委員会が、未発表曲を集めたアルバム「XSCAPE」を世界一斉発売しました。現役のアーティストたちが束になっても叶わない、マイケルレジェンドは当分続きそうです。しかし、晩年あれほど世間の好奇と徹底的批判にさらされながらも、マイケル・ジャクソンが亡くなった今、彼が世界の音楽やエンタテイメント業界に残したものがいかに大きなものであったかを思い知らされます。

マイケル・ジャクソンは、大人になるには、あまりに純粋すぎたのかもしれません。また、大人になってしまうと自らの才能が失われてしまうかと、おびえていたのかもしれません。マイケル・ジャクソンはだからこそ、自分と子供たちのために、あの広大なネバーランドを建設したのではないでしょうか。マイケル・ジャクソンの輝かしくも儚い生涯は、やがて本物の伝説となっていくことでしょう。

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