三原じゅん子 国会で熱弁!「八紘一宇」の精神って何?参議院議員としての成果は?

三原じゅん子 国会で熱弁!「八紘一宇」の精神って何?参議院議員としての成果は?

三原じゅん子 国会の熱弁が話題に!「八紘一宇」とは?

女優で参議院議員の三原じゅん子が、国会中継で行った熱弁がネットで話題となりました。その内容の中心は、建国以来、日本が大切にしてきたという「八紘一宇」の精神について。

「八紘一宇(はっこういちう)」とは、第二次大戦のときに日本が国家の理念として打ち出した「世界をひとつの家にする」という意味のスローガンです。日本が中国や東南アジアに向けて侵略することを正当化するために用いた造語。

「世界をひとつにする」という意味までは良いのかもしれませんが、第二次世界大戦を経た現代社会においてこの言葉を用いたことで、この言葉が作られた意味を知っているのか?どうしたんだ、三原じゅん子は?!国会で大丈夫か?と話題になりました。

三原じゅん子 参議院議員としての成果は?

女優でタレントから参議院議員に転身した三原じゅん子。議員になる前から知っている顔のタレント議員は、当時の印象が強いせいか、世間での評判はあまりよろしくありません。しかし、何を話しているのか?と注目されているのは、ある意味関心が集まっている証拠です。

良い意味でも悪い意味でも、三原じゅん子の参議院議員としての発言や行動が記憶に残ったということになるでしょう。2010年自民党の参議院議員に当選した三原じゅん子。「二足の草鞋を履けるほど甘くはないと思います」と、完全に女優業を辞めます。2013年には、自民党女性局長に指名就任。

厚生労働委員会の委員であるため、社会保障問題、社会福祉・人口問題などの活動をしています。自ら介護施設の経営をしていたこともある三原じゅん子は、医療・介護制度の充実に向けて積極的に活動に取り組んでいます。カーレーサーとして活躍していたことも大きいのでしょう、モータースポーツ振興議員連盟、オートバイ議員連盟にも所属し、三原じゅん子は、自民党オートバイ議員連盟事務局長も務めています。

世間で広く顔を知られていることから「自民党の顔」として活動していることも多い三原じゅん子ですが、公約として打ち出していた「子宮頸がんワクチンの公費助成」もきっちり実現させています。

三原じゅん子 2度の離婚、逮捕、ガン手術からも蘇る!

三原じゅん子 2度の離婚に逮捕歴 気になる私生活は?

1986年の若かりし三原じゅん子は、スキャンダルを狙うフラーデー記者にしつこく付きまとわれていたこともあり、お酒を飲んだ勢いで記者相手に暴行事件を起こしました。その時、三原じゅん子は、目白署に現行犯逮捕されています。人気女優でしたから、記者の振る舞いも相当しつこかったのでしょうが、ボコボコにするとは…。

女優、カーレーサーとして活躍していた三原じゅん子は、1990年、先輩カーレーサー松永雅博と結婚しました。その後、すぐに妊娠しましたが、女優業もカーレーサー業も通常と変わらず精力的にこなしていたためか、妊娠4カ月で流産してしまいます。悲しみから逃れようとしたのか、その10日後にレースに出場。

三原じゅん子は大クラッシュ事故を起こしてしまいます。身も心もボロボロになってしまった三原じゅん子は、子供を失った悲しみから抜け出せず、夫婦間にも亀裂が走り、離婚することに。その後、1999年に芸人のコアラと再婚。そして再び妊娠します。しかし、授かった子どもの心音が聞こえないとの診断でした。

この時の流産にも相当落ち込んだはずです。しかし諦めることなく、三原じゅん子は夫婦揃って不妊治療に励みました。ですが妊娠することはなく、コアラとも離婚することに。女性としての幸せを大切にしようと生きてきた三原じゅん子ですが、現実は理想どおりにはいかなかったようです。

三原じゅん子 議員になるキッカケは自身のガン

三原じゅん子は、44歳の時、人間ドッグで子宮頸部に腺がんがみつかりました。腺がんは治りにくいと言われているため、三原じゅん子は子宮全摘出することを決意します。2度の流産や苦しい不妊治療、そしてガン治療。三原じゅん子はとても落ち込んだと思いますが、その時に支えになってくれたのが、ドラマ「金八先生」からの師弟関係で今でも恩師である武田鉄矢だそうです。

生きる勇気を与えてくれたという武田鉄矢。その時の感謝の気持ちや、「生きる」ことの素晴らしさを三原じゅん子は心に刻んだことでしょう。そして見事にガン手術から蘇った三原じゅん子。自分で辛く厳しい経験をしたからこそ、医療や介護体制をどうにかしたいと考え、これも議員になるキッカケの一つになったようです。

三原じゅん子 女優人生と議員人生

三原じゅん子が女優として活動していた頃は、周りの人からちやほやされてきたことでしょう。人気者でしたから、当然、バッシングや追っかけがあり、嫌な思いもあったはずです。山あり谷ありの芸能界、女優業の次に選んだのは、議員の道。女優に議員、共通することは「なりたくてもなれる職業ではない」ということでしょうか。

今、三原じゅん子は、議員先生として、毎日忙しい生活を送っています。外見ももすっかり政治家の顔に変わりました。「なぜそんなに頑張るの?」聞かれた際、三原じゅん子からは「人のために役に立ちたい」と語っていいます。漠然とした答えですが、こういった言葉から、三原じゅん子の深層心理にあるものが彼女を突き動かしているようにも感じます。

「八紘一宇」発言も、三原じゅん子はその言葉が作られた意味を理解しながらあえて使った言葉だそうです。公の場所だけではなく、普段の行動や言動が評価に繋がる議員はとても厳しい世界。それでも頑張る三原じゅん子を突き動かしているものは何なのでしょうか。

三原じゅん子のオフィシャルブログに常に掲げられているのは、「がん・難病対策」「介護制度の充実」「少子高齢化対策」の3つのテーマ。どれもが自身の経験もふまえ、辿り着いたテーマとも言えそうです。

世のため、人のため、迷わず突き進む三原じゅん子を、一部の評価だけで判断するのは無粋なのかもしれません。「終わり良ければ総て良し」という言葉もあるように、今後、三原じゅん子が議員としてどんな成果を出していくのか、見ていく楽しみを取っておきましょう。

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