美弥るりかは月組の2番手男役！過去の経歴とプロフィールをご紹介！
美弥るりかは宝塚歌劇団月組の2番手男役！！影響を受けたのは月組公演「川霧の橋/ル・ポアゾン 愛の媚薬」
宝塚歌劇団に所属する美弥るりかは、月組の2番手男役として活躍しています。彼女が宝塚歌劇団に憧れるきっかけとなったのが、小学3年生の時にテレビで見た月組公演「川霧の橋/ル・ポアゾン 愛の媚薬」です。この公演に感激し、宝塚歌劇団の男役を目指し始めたのでした。
身長168cmの美弥るりかは、宝塚歌劇団の男役としては小柄です。しかし、男役から娘役までオールマイティーに演じられるこの体格は、強みとも言えるのです。
美弥るりかの過去の経歴について知りたい！フランスへバレエ留学していた？プロフィールを掘り下げる
9月12日生まれ、茨城県出身の美弥るりかは、小学4年生から本格的にバレエを習い始めました。もともと宝塚歌劇団に憧れて始めたバレエでしたが、バレエの魅力に夢中になった美弥るりかは、中学1年生の時にコンクールで入賞するほどの踊り手に成長します。夏休みには、バレエのためだけにフランスへ留学していたほどです。
桜丘女子高等学校へ入学した美弥るりかは、バレエに熱中してしばらく遠ざかっていた宝塚歌劇団の雪組公演を観劇し、改めて男役になりたいと思い始めます。そして、バレエ教室を辞めて宝塚受験支援スタジオに通い始め、高校1年生の終わりに宝塚音楽学校を受験。2001年に同校へ入学し、ここから美弥るりかの宝塚歌劇団での活躍が始まっていったのです。
美弥るりかの過去出演作品を一挙ご紹介！星組から月組までの歴史
美弥るりかのターニングポイントとなった作品は「ANNA KARENINA」！過去に出演した他の作品は？
2003年に89期生として宝塚歌劇団に入団した美弥るりか。「花の宝塚風土紀/シニョール・ドン・ファン」で初舞台を踏んだ後、2006年に転機が訪れます。オーディションに参加して勝ち取った作品「ANNA KARENINA」のアレクセイ・カレーニン役が大当たりとなり、美弥るりかは徐々に宝塚歌劇団での知名度を上げていったのです。
美弥るりかは、2010年に出演した作品「ハプスブルクの宝剣」で初主演を務めた2014年の出演作品「New Wave -月-」ではメインキャストを、そして「THE KINGDOM」ではW主演の1人として出演しています。
美弥るりかは星組から月組に組替えしていた！！組替え後も星組ファンから愛されているワケとは！？
美弥るりかが入団後に配属されたのは、星組でした。星組は芸術性の強い舞台作品を得意としており、「コスチュームの星組」と言われるほどの美しさと歴史を誇っています。これまでに多くの華やかなトップスターを輩出してきた星組で、美弥るりかは2009年に「太王四神紀 Ver.Ⅱ」で、初めての娘役に挑戦しました。
2012年4月1日付けで月組へ組替えとなった美弥るりかですが、星組ファンからも人気を集めています。その理由に、美弥るりかが星組時代から所属している宝塚歌劇団のユニット「紅5」が挙げられます。「紅5」は星組のトップスター・紅ゆずるが率いており、美弥るりかが月組へ組替えとなった後もメンバー同士の良好な関係が伺えることから、今でも星組のファンから愛されているのです。
美弥るりかが体調不良で休演からの復帰！代役は誰？
2018年9月22日から体調不良のため休演していた美弥るりかが、上演中の舞台「エリザベート～愛と死の輪舞（ロンド）」に復帰しました。「エリザベート～愛と死の輪舞（ロンド）」は、今作で退団を発表しているトップ娘役・愛希れいかがエリザベート役を務めています。
美弥るりかが同作で演じたのは、エリザベートの夫、オーストリア皇帝のフランツ・ヨーゼフ。主要キャストであり、また個々の演者にファンがつく宝塚歌劇団という特質上、美弥るりかの休演に対する宝塚ファンの動揺は大きなものでした。
しかし、幕が上がるとファンたちの不安はかき消されます。代役を務めた月城かなとをはじめ、キャストたちは事前に決められていた休演者対応のポジションを演じ切り、拍手喝采を浴びたのです。美弥るりかの熱狂的なファンも、月組一丸となって臨む姿に感激し、また休演者対応の代役やポジションを新鮮に楽しめた様子です。
2017年から新生月組の2番手男役となった、美弥るりか。2017年には単独のディナーショーも成功し、2019年には自身のターニングポイントとなった作品「ANNA KARENINA」にアレクセイ・ヴィロンスキー伯爵役での出演が予定されています。このままの勢いでトップスターに上り詰めていくのか、美弥るりかのこれからの活躍から目が離せません。
