長友佑都 インテルに残留?戦力外でガラタサライへ移籍?海外の反応、評価!年俸はどうなる?

長友佑都 インテルに残留?戦力外でガラタサライへ移籍?

長友佑都 インテルに残留?本人は「インテルを愛している」

イタリアセリアA・インテルでプレーする日本代表DF・長友佑都。このところ、彼の去就が注目されています。それは、余剰メンバーの整理とインテルの戦力構想から外れたことが重なり、余剰人員とみなされているためです。

2011年にインテルに加入して以来、身長170cmと決して大柄ではありませんが、チームの中心選手として奮闘、今ではラノッキアにつぐ古株となった長友佑都。2014~2015シーズンは、インテルの副主将にも就任しています。

しかし、昨シーズンはケガに悩まされ、出場機会が激減。なかなか「これぞ長友佑都」という持ち味を発揮できませんでした。さらに、昨シーズン復帰したロベルト・マンチーニ監督の構想からも外れ、試合のメンバーから外れることも珍しくなくなってきています。

インテルはDFが飽和状態というチームの現状も、長友佑都には逆風。長友佑都自身は「(チームに残る気持ちは)もちろんある」と残留希望をたびたび口にしており、「インテルを愛しており、インテル以外のユニフォームは着るつもりはない」とまで明言しています。

しかし、現状では、残留の可能性はごくわずかとみられています。もし、長友佑都がインテルに残留するとすれば、マンチーニ監督が計算しやすいユーティリティプレーヤーとして結果を残す以外に考えられません。

長友佑都 トルコ・ガラタサライへの移籍有力?

そんな長友佑都ですが、移籍する場合は「イタリアならインテル以外に考えられない」として選択肢から外し、移籍先を国外に絞っているといいます。そこで新天地として有力視されているのが、トルコ1部リーグ・ガラタサライ。ガラタサライは昨シーズンにリーグ優勝を果たし、来季のチャンピオンズリーグ本戦出場を決めている実力のあるクラブであり、移籍先として文句はありません。

それに加えて、インテルでもチームメイトで、親友としても知られるオランダ代表MFウェスレイ・スナイデルが所属していることも大きいです。長友佑都の代理人を務めるロベルト・ツクダ氏は、7月28日に「FCインテルニュース」のインタビューで、長友佑都の移籍先にガラタサライが有力候補になっていることを認めています。

「トルコのクラブは佑都にとって望ましい目的地だ。現段階ではそれが彼にとって唯一現実味のある解決と言えるだろう。他の選択肢は目下考えていない」。しかし、案に相違してガラタサライ側の反応は芳しくなく、長友佑都を欲しがっていないようなのです。

ガラタサライは、フェリペ・メロと同じポジションの選手を欲しがっているため、長友佑都の所属チームと同じ、インテルのDFガリー・メデルを獲得したがっている様子。ガラタサライのハムザ・ハムザオグル監督も長友佑都を欲しがっていないとみられ、ガラタサライへの移籍の可能性は低くなりました。

長友佑都 海外の反応、評価!年俸はどうなる?

長友佑都 海外 プレミアリーグサポーターの反応や評価は?

長友佑都の去就が注目を集めていますが、イングランド・プレミアリーグのサポーターの長友獲得への反応を探ってみることに。すると、長友佑都に対する期待や評価の一端がうかがえて興味深い結果となりました。

「長友はものすごい契約になるだろう。一流の選手だ」、「実現するとは思えない。あまりにも大物過ぎる。でも実現して欲しいな」、「素晴らしい契約になるだろう!」、「左サイドの強化に関して言えば、長友佑都は一際優れたものとなるだろう」、「報道されている中で興味深い選手は長友佑都だけだな」などなど。

期待する声が大変多かったのですが、一方では「170cmの長友佑都が、理想のサイドバックの候補になるとは思えない」と否定的な意見も。中には、「イタリアからの情報は信じない」、「長友に関するニュースが出続けているが、事実だとは思わないな」とニュースそのものを疑う声や、「彼のことを聞いたことがなかった」という少数意見もありましたが……。

だいたいは長友佑都に対する反応は「戦力」として高く評価するもの。実現するかどうかはともかく、長友佑都は、プレミアリーグでのプレーも視野に入れてみてはどうでしょうか?

長友佑都 現在と今後の年俸を予想!

気になる長友佑都の年俸ですが、インテルへ移籍した際、5年契約で年俸およそ4億円を提示され合意しています。その前にプレーしていたチェゼーナでの年俸は1億1000万円だったようですから、インテルではかなりの好条件で迎えられていることがわかります。
ただ、ヨーロッパでは、税引後の手取り金額で発表されるのが普通のようで、それにあてはめると、長友佑都の手取り金額は130万ユーロ(約1億7600万円)。5年契約で提示された年俸4億円はおそらく税込金額なのでしょう。

インテルでは、2013~14シーズンで選手の年俸総額が9500万ユーロ(約123億5000万円)ですから、長友佑都は決して高給取りとはいえないよう。提示された年俸の半分以上が税金で持っていかれるのですから、税金は大きいですね。

今後、どこでプレーするか不透明な長友佑都ですが、インテルに残留したとしても、年俸の見直しは避けられないかもしれません。海外移籍なら、好条件で迎えられる可能性もあるでしょう。けれども、今のところ、長友佑都は年俸にはこだわらず、インテル残留を最優先すると考えられます。

長友佑都 インテル残留?退団? マンチーニ監督「放出可能」

イタリアセリアA・インテルでの去就が注目されるDF・長友佑都。メンバーの刷新を進めるインテルですが、トップチームの人数を25人にまで絞りこむため、余剰メンバーの整理に労力を費やさざるを得なくなっています。

長友佑都も、整理対象の例外ではないようで、ロベルト・マンチーニ監督が「長友は放出可能」と談話で語った、とイタリア「カルチョメルカート.com」が伝えています。

それによると、マンチーニ監督は長友やガリー・メデル退団の噂に触れ、「我々は選手を売ってトップチームの人数を25人まで減らさなければならない。しかし、メデルを売るつもりはない。長友は売ることができるだろう」と述べたというこのです。

昨年11月にインテルの指揮官に復帰したマンチーニ監督は、当時のインタビューで「長友は経験豊富な選手。彼ならば、他の選手と同様に良い仕事をしてくれると思う」と長友佑都に期待を寄せていましたが、最近の起用では長友佑都に不満を覚えていた節も見られます。

そんな中、7日にクラブが発表したビルバオ戦(8日)で、長友佑都が招集メンバー21人に含まれていることがわかり、わずかながら残留の可能性も見えてきました。

長友佑都自身も「インテルに残りたい」と残留希望を明言していますから、この試合で結果を出して、存在感を地道にアピールしていきたいところです。今後の長友佑都の去就が不透明な状況、どう動くのか目が離せません。

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