中村橋之助改め八代目中村芝翫!3人の息子と異例の親子同時襲名!
中村橋之助改め八代目中村芝翫が3人の息子を従えて異例の親子襲名を同時お披露目!
中村橋之助改め八代目中村芝翫は、幼い頃からテレビやドラマに出演し、歌舞伎役者のみならず俳優としても知名度の高い役者です。このたび、中村橋之助改め八代目中村芝翫が、長男の中村国生改め中村橋之助、次男の中村宗生改め三代目中村福乃助、三男の中村宜生改め中村歌乃助ら3人の息子を従えて、東京歌舞伎座にて、襲名披露興行を熱演しました。
10月2日に開幕し、10月26日まで行われた、襲名披露興行「芸術祭十月大歌舞伎」。夜の部の「口上」では、中村芝翫が3人の息子たちと共に、そろいの裃を纏って姿を現すと、客席からは「待ってました!」とばかりに、「成駒屋!」「八代目!」などの威勢のよい声が飛び交いました。長き伝統ある歌舞伎界においても、今回のように、息子3人を従えての4人同時の襲名披露は異例中の異例です。
父親の中村芝翫は、「親子そろっての襲名を賑々しくお披露目出来ることを厚く御礼申し上げます。誠に大きな名跡ではありますが、先祖の名を汚さぬように一層芸道に精進致する所存でございます」と挨拶。ちなみに次男の中村宗生は、この舞台のために、炭水化物を抜くなど、1年間で25㎏ものダイエットをしたそうです。
中村橋之助改め八代目中村芝翫はカープ女子ならぬカブ女を応援!
中村橋之助改め八代目中村芝翫が、「カブ女」を増やす!と熱意を燃やしています。今年のプロ野球界では、赤ヘル軍団「広島東洋カープ」が、25年ぶりの優勝を決めて、大いに沸きました。この広島カープの躍進と共に注目を浴びているのが「カープ女子」の存在です。
カープを応援する女性を広島に誘致するため、新幹線代を球団側が負担するなどの努力が実り、広島優勝と共に、「カープ女子」の人気も急上昇しています。この人気にあやかりたいと、「カープ女子」ならぬ「カブ女(歌舞伎を愛する女性)」を増やす!と鼻息を荒くしているのが、このたび中村芝翫を襲名した中村橋之助です。
「歌舞伎のセリフにも、アメリカ映画のジョークのようにウイットに富んだ話が出てくることが多いのですが、それを年配の女性だけではなく、若い女性にもぜひ楽しんでいただきたい」と、未来を担う若き歌舞伎ファンの獲得を誓っています。
中村橋之助(中村芝翫)の浮気騒動救った妻・三田寛子の内助の功
中村橋之助(中村芝翫)が浮気騒動を起こした相手とは?
中村橋之助は、今秋10月に、大名跡・中村芝翫としての襲名披露を行わんとする直前に、あろうことか浮気騒動が勃発しました。報じたのは、9月15日発売の「週刊文春」で、この報道を重く受け止めた中村橋之助は、前日14日に都内で緊急会見を開きます。中村橋之助は、「私の不徳の致すところでまことに申し訳ありません」と全面謝罪し、浮気相手とされる女性とは、20年前から知り合い同士だったことを明らかにしました。
では、中村橋之助の相手女性とは誰だったのでしょう?その相手とは、京都先斗町の超売れっ子芸妓「市さよ」という女性で、舞妓時代から、中村橋之助の大ファンだったそうです。それにしても、襲名披露興行目前のこの時期に、どうしてこのような過熱報道が出たのか不思議ですね。
中村橋之助(中村芝翫)の浮気騒動に妻・三田寛子が内助の功で救世主に!
中村橋之助(中村芝翫)の浮気騒動に関する緊急謝罪会見会場には姿を見せずに、ひたすら騒動のお詫び行脚を行っていたのが妻・三田寛子でした。歌舞伎界では、通常、襲名までに、1000カ所以上もの挨拶回りが必要だそうです。梨園の妻である三田寛子は、中村橋之助の襲名披露を控えて、テレビに出演するなど、夫のPR活動を陰から支えていました。
そのような中で、突然降ってわいた夫・中村橋之助のスキャンダルでしたが、多忙の夫に代わって、ご贔屓筋や仕事関係の方々に頭を下げて回っていたそうです。さらに「週刊文春」発売翌日の16日には、自らが矢面に立ち、「このたびはお騒がせして誠に申し訳ありません。世間でいう『雨降って地固まる』の言葉のように私も頑張っていきます」とのお詫び会見を行います。
この偉大過ぎる内助の功は、「梨園妻の鑑!」と各メディアが大絶賛。満身創痍の中村橋之助にとって、まさに神対応の救世主となりました。
中村橋之助(中村芝翫)は狙われた?梨園と花街との粋な関係とは?
中村橋之助(中村芝翫)を、舞妓の頃より心から慕っていたという市さよ。2人の間には、常人には理解し難い「密接な関係」があったのでしょう。文春側は、「次は歌舞伎役者の不倫を狙う!」と、スクープの機会を虎視眈々と見計らっていたようですが、それにしても、どうして市さよは、中村橋之助の大事な襲名前に、このような大胆な行動に出たのでしょう?
先斗町、祇園といった花街には、「お茶屋」と呼ばれる、芸舞妓がお客様をおもてなしする華やかな遊び場があります。しばしば「一見様お断り」との看板が掛けられていますが、これは決して意地悪で拒んでいるのではありません。初めての客人には、おもてなしとして、万全の準備ができないからなのです。
そんな徹底したプロの世界だからこそ、梨園の世界に生きる歌舞伎役者に、ご贔屓となるお茶屋があるのはごく当たり前の話。逆に、歌舞伎の切符をお茶屋に買ってもらったり、お茶屋で働く芸舞妓が舞台に出る際には切符を買ってあげたりするという、「お互い持ちつ持たれつ」の関係だといいます。
特に、京都・南座で上演される「吉例顔見世興行」では、劇場正面に、歌舞伎役者の名前を書いた「まねき」と呼ばれる看板がずらりと並び、芸の勉強のために鑑賞する芸舞妓たちも、自分が慕う歌舞伎役者にサインをお願いするのがならわし。歌舞伎役者の部屋を回って、直々に名前を書いてもらった真っ新なまねきを付けたかんざしを揺らして、舞台を華やかに盛り上げるのです。
それにしても、最近の水の世界には、本当のプロが少なくなっているように感じます。「先斗町のお茶屋は日本一口が堅いので、安心して羽目を外すことができる」と考えてきた世の粋人たちは、今回の中村橋之助と市さよのスクープをどのように感じているのでしょうか。