新垣隆 佐村河内守ゴーストライター事件映画化!本人出演あり?!
新垣隆 佐村河内守ゴーストライター事件映画化!本人出演と明かされる真実
今年5月に「ゴーストライターを断れず色々な人に迷惑をかけちゃった先生」として、テレビ番組「しくじり先生」で、新垣隆が自身のしくじり談を披露しました。そして時を同じくして、「佐村河内守ゴーストライター事件映画化」というニュースが列島を激震させました。
佐村河内守ゴーストライター事件映画の制作にあたっているのは、オウム真理教を題材にした映画「A」で注目されたドキュメンタリー作家・森達也監督です。キャストや映画の内容の詳細はまだ明かされていませんが、過去の作風からすると、騒動当時の新垣隆や佐村河内守の会見や、新たに撮影したインタビュー映像などを差し込む形で展開していく可能性が高いようです。
すでに昨年11月から、都内や関東近郊で、極秘裏に撮影が行われているそう。現在、表舞台で活躍中の新垣隆のみならず、すっかり影を潜めている佐村河内守へのインタビューや取材も済ませたという噂もあり、映画への本人出演の可能性もかなり高め。ゴーストライター騒動から1年。この映画で明らかにされることとは一体……?!
新垣隆 佐村河内守ゴーストライター事件映画化!本人出演NGなし?!
佐村河内守ゴーストライター事件映画の内容について、森達也監督は「佐村河内守と新垣隆の関係や、2人の見方が180度ひっくり返る」と語っています。26歳から18年間も善意でゴーストライターを続けていたという「しくじり先生」新垣隆と、聴覚障害詐称で”現代のベートーベン”と呼ばれるようになった悪意の佐村河内、というのが社会通念。
これがひっくり返るような内容だというなら、「しくじり先生」新垣隆にとって新たなしくじりになったりはしないでしょうか。ところが「しくじり先生」新垣隆は、昨今のバラエティで体当たり芸人的な活躍が目立ちます。”断れない”という理由でオファーを引き受けてしまっているらしいですが、これにはゴーストライターとは違って”人々が喜んでくれる”という新たな感覚があったようです。
よって本人は「新垣隆44歳!NGはありません!何でもやります!!」と公言しています。それならば、佐村河内守ゴーストライター事件映画がどんな内容であれ、「しくじり先生」新垣隆が本人出演にもNGを出せず、つい引き受けてしまうという可能性も捨てきれませんね。
新垣隆 ゴーストライターした作品、理由、収入は?
新垣隆 ゴーストライターした作品は18年間で20曲!!
新垣隆がゴーストライターした作品は、18年間で20曲にも上ります。事の始まりは、映画「秋桜」の音楽の仕事を抱えていた佐村河内氏が、シンセサイザーで作曲したいくつかの短いモチーフをオーケストラ曲にするため、新垣隆に”アシスタント”を依頼したことでした。
もちろん、作曲家としてクレジットされるのは佐村河内守で、新垣隆は自分が講師を務める大学の学生を集めたオーケストラを指揮した”演奏者”。それでも、自分の曲が世に出ることに若干の喜びを感じた新垣隆は、この頃には”ゴーストライター”という感覚はなく、あくまで”アシスタント”のつもりでやっていたといいます。
そして、その後は、ゲームソフト「バイオハザード」の交響曲「CRIME AND PUNISHMENT」、NHK「山河憧憬 武蔵野」の挿入曲、ゲームソフト「鬼武者」に「交響曲ライジング・サン」を次々と作曲。2003年には問題の「交響曲第一番《HIROSIMA》」が完成したのでした。
新垣隆 ゴーストライターになった理由、18年間の収入は?
新垣隆がゴーストライターになってしまったのには”頼まれると断れない性格”が災いしていました。その性格のせいで、これまでにも「貸した金が返ってこない」「飲み会に嫌々参加」「訪問販売でつい購入」「PTA役員を引き受けてしまう」など、意に反する事態を招いた経験がありながら、友人の紹介を断れずに佐村河内守のゴーストライターを引き受けてしまっています。
しかし、「交響曲第一番《HIROSIMA》」の発表前から、佐村河内守が自身に”聴覚障害や精神障害”の設定を加えるようになり、その後は、新垣隆作曲のバイオリンソナチネを、見世物のように義手のバイオリニストに弾かせるなど、「しくじり先生」新垣隆に罪悪感を植え付けるような流れになっていきます。
佐村河内守はこれらの演出でだいぶ稼いでいたはずなのですが、18年間にわたる新垣隆のゴーストライター報酬はたったの700万円。1曲あたり10万円から200万まで。一切の印税収入とは関わりなく、商業的大成功をおさめた「交響曲第一番《HIROSIMA》」でさえ、作品完成時の200万円しかもらっていないそうです。
新垣隆 佐村河内守ゴーストライター事件映画化、本人出演で本性暴かれる?
新垣隆はとにかく断らないとことで、業界でも有名だそうです。ひとたび断れないと連鎖的に断れなくなってしまうというワナにハマりやすい新垣隆は、佐村河内守ゴーストライター事件において「罪悪感を感じる頼まれ事は必ず断るべし」と、「しくじり先生」では語っていました。
断れずに引き受けてしまったとはいえ、罪悪感を感じないバラエティ番組では、大晦日の「ガキの使いやあらへんで!」でクワガタに鼻を挟まれた状態で登場したり、オアシズ・大久保佳代子に壁ドンして甘い言葉を囁くなど、実にノビノビとやっておられるようでひと安心。先日は「ダウンタウンDX」で、ゴミ屋敷状態の自室を披露して共演者をドン引きさせていました。
佐村河内守ゴーストライター事件の会見時には、消え入りそうに小さかった存在感が、今では最高のイジラレキャラになったのですから、佐村河内守ゴーストライター事件映画でも本人出演でイジラレちゃいましょうよ!と言いたいところですが、森達也曰く「今までの見方が反転する内容」らしいですから……
もしも今、我々が見ている「しくじり先生」新垣隆の愛すべきキャラが嘘だったらと思うと、ちょっと怖い気もします。いや、しかし、昨今テレビで新垣隆が披露している卓越したピアノ技術と澄んだ音色、これまでの美しい作品の数々は嘘をついていないはず。そう信じて、秘密のベールに包まれた映画の公開を楽しみに待ちましょう。