シャンプーハットこいでが、改名したワケ!こいで画伯の絵がシュール過ぎ!

シャンプーハットこいでが、改名したワケ!こいで画伯の絵がシュール過ぎ!

シャンプーハットのこいでが、結成20周年で改名した理由

シャンプーハットこいでは、結成20周年を迎える中堅漫才師、シャンプーハットのボケ担当です。先日のR-1グランプリを見て、「こいで」って誰?と思った方は、全国に数多くおられたことでしょう。実はこいで、20周年を期して、小出水という苗字を「こいで」と改名しています。

小出水という珍しい名字のせいで「名前を呼ばれただけで注目される。今後、子供がいじめられたり、親戚に迷惑をかけたりする前に変える」というのが理由だそう。シャンプーハットこいでならではの、分かったようで分からない、不思議な理由から改名に至ったのでした。

シャンプーハットこいでが、独自のへたうまイラストで、R-1に挑戦

シャンプーハットこいでは、1976年生まれの40歳。相方のてつじも、1975年生まれの40歳です。ダウンタウンの登場以後、心斎橋2丁目劇場が空前のブームとなり、吉本の芸人養成学校、NSCへの入学者はうなぎ上りでした。特にシャンプーハットがNSC入りした年には、次長課長、ブラックマヨネーズ、チュートリアル、フットボールアワーなどを輩出し、ほとんどのコンビが、東京に進出して活躍しています。

そんな中、シャンプーハットは、唯一大阪を拠点に活躍しているコンビ。関西では数多くのレギュラー番組を持っています。ぱっと見、二人とも男前で姿もいいので、東京に出てもよさそうなシャンプーハット。しかし、2人とも顔が濃く、それ以上に、関西独特のアクと、シャンプーハット特有の不思議ワールドがあるため、この芸風が認められるまでは、大阪でもかなり時間がかかっていました。今回、シャンプーハットこいでが出演するR-1のネタには、こいでの特技である、黒のマジックペンだけで描く、独特のへたうまイラストが使われていましたが、こいで画伯のシュールな絵は、大阪では個展も開かれる人気ぶりです。

シャンプーハットこいでの嫁、子供は?競馬予想の鬼が150万円馬券的中させた?!

シャンプーハットこいでは、美人の嫁にちょー可愛い3人の子持ち

シャンプーハットこいでは2004年に結婚。美人の嫁との間に、すでに3人の子供がいます。長男は開莉(かいり)君、長女は珠莉(しゅり)ちゃん、次女は珠莉(ありちゃん)で、子供の名前にもまた、シャンプーハットこいでらしいこだわりがあるようです。長男はまだ10歳足らずで、順にふたつ違いくらいでしょうか。

テレビに顔を見せたことがありますが、とても可愛い子供たちです。相方のてつじもまた、美人の嫁と可愛い子供が自慢なので、シャンプーハットは、とらえどころがないようでいて、なかなかしたたかなコンビといえます。「オーマイガットトゥギャザー」……このへんちくりんな英語フレーズは、漫才の落ちにシャンプーハットこいでが使うギャグですが、シャンプーハットの不思議な笑いの世界を、まさに端的に表しているようです。

シャンプーハットこいでとてつやは、吉本きっての馬券師

シャンプーハットは、たとえ大阪ローカルとはいえ、数多い吉本芸人の中で生き残ってきました。シャンプーハットてつじは、将棋が初段の腕前。芸能界No.1を決める棋戦を創設したいと目標を掲げ、日本将棋連盟から感謝状を贈られているだけでなく、つけ麺が大好きで、自らが店を出すほどのカルトな趣味人。またシャンプーハットの2人は、関西テレビの競馬番組「サタうま」にも出演していて、吉本芸人きっての馬券師でもあります。

シャンプーハットこいでは、2006年の小倉記念で、100万馬券となる10146.3倍を見事に300円分的中させ、3,043,890円を獲得。2008年には、今度はてつじが、「桜花賞」で、3連単70029.2倍の馬券を的中させ、700万円を獲得。なかなか、あなどれないコンビではあります。

シャンプーハットこいで、R-1グランプリ2016の結果は?!

シャンプーハットこいでが出場した、今年のR-1 グランプリ2016ですが、お笑い好きの人にとっては、評価がわかれるというか、評価しづらい結果となったのではないでしょうか。もはやお笑いネタというよりは、見世物芸といったほうがいいかもしれません。決勝に残ったのは、優勝したザコシショウに、小島よしお、女性ピン芸人のゆりやんレトリィバァでしたが、そのどれもが、決して練り込んだネタとはいえず、ある意味瞬間的な、狂気に近いパフォーマンスといえます。

たった3分という時間で笑いをとらねばならないという条件もありますが、一般視聴者である我々自身が、もはや理解して笑うということを放棄しているともいえるでしょう。一方、シャンプーハットこいでのネタは、イラストを使ったネタとしては王道の展開で、画の最後でいかに落とすかというオーソドックスなもの。

シャンプーハットが2人で漫才を行うときは、シャンプーハットこいでが淡々と繰り出す異空間に、てつじが、異常なまでのハイテンションで反応しながらも、てつじまでがその世界を共有し、観客に、その異空間の正統性を強要するという、シュールなようで、巧みに計算された笑いです。やはり、シャンプーハットこいで1人では、その独特の世界の可笑しみが伝わらなかったということでしょうか。いずれにせよ、今回のR-1 グランプリは、笑うより、お笑いについて、いろいろ考えさせられた回でした。

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