園子温 妻,神楽坂恵との結婚生活は?「ラブ&ピース」「リアル鬼ごっこ」「愛のむきだし」あらすじ ネタバレ

園子温 妻、神楽坂恵との結婚生活は?極貧時代を支えた内助の功

園子温 妻、神楽坂恵との結婚生活は?

映画監督 園子温とグラビアアイドルだった神楽坂恵が出会ったきっかけは知人の紹介。

園子温は会った瞬間に「ピン!」と来るものがあったようです。「僕の映画に出ないか?」と突然のオファーに、神楽坂恵は警戒心を持ちました。「女優にはいつもこういうふうに言って取り込むのでは……?」と。それも当然かもしれません。園子温と神楽坂恵の年の差は19歳。園子温49歳、神楽坂恵と30歳でした。育った家庭が“犬神家の一族”のような亭主関白の父がいる家で、自分も結婚したら父のようになるのではと、反発や不安があって49歳まで独身を貫いていた園子温。いざ、結婚してみると「楽しくハッピーにやりたい!」と思っていた通りにハッピーな結婚生活なのだそうです。どんなふうにハッピーなのかは、日本テレビの「行列の出来る法律相談所」第13回“気の毒な夫”グランプリを獲得したことからうかがえます。世間からの嫁の尻に敷かれている疑惑は、確信に変わったのです。

園子温を支えた妻の内助の功

撮影時には“鬼”になるという園子温監督。それは、相手が嫁であろうがお構いなし。神楽坂恵も「作品がよくなってくれれば、私はいいんです」「そのためなら、なんでもやりますよ」と、内助の功宣言。園子温が結婚を決めたのも、厳しい撮影現場を経て「この人とだったら、やっていけるなと思った」から。園子温監督の「冷たい熱帯魚」以降の作品には、必ず妻である神楽坂恵が出演していることから「嫁コンプレックスでは!?」と言われています。実際、嫁のラブシーンを何とも思わなかったのが、出来上がった作品を見る時に嫁のラブシーンが出ると下を向いてしまうようになって「だいぶ普通の人になったな」とは本人談。今だに「一番可愛いと思う」なんて、世の奥様方が羨ましがります。過激な内容の多い園子温作品ですが、本当は「ほのぼの」とした作品も撮りたいけれど、嫁を出演させてほのぼのとした映画を撮ったら周りに何て言われるか怖いので撮らないそう。園子温監督のほのぼの映画もぜひ見てみたいです!

園子温 「ラブ&ピース」「リアル鬼ごっこ」「愛のむきだし」あらすじ ネタバレ

園子温 「愛のむきだし」は実話に基づいたもの!?

園子温監督の映画「愛のむきだし」は、園子温監督が知り合った「盗撮のプロ」の実話を基に作られました。上映したときにはインターミッション(途中休憩)が挟まれたという、3時間57分の大作。親からの愛が欠如した3人の男女(西島秀俊・満島ひかり・安藤サクラ)の“純愛”恋愛叙事詩。ものすごいスピード感で展開されるストーリーが、実話を基にした映画だというから驚きです。自分は平凡な人生を送って来られて良かったと思わず安心してしまいそう。園子温監督自身も様々な経験を重ねてきたからこそ、「盗撮のプロ」の実話を受け入れて映像にすることができたのでしょう。

園子温 「ラブ&ピース」「リアル鬼ごっこ」あらすじ ネタバレ

話題作の公開が続く、園子温監督作品。映画「ラブ&ピース」は2015年6月27日公開されました。実は、「ラブ&ピース」の台本は25年前に書いたもの。「映画になるまでに25年もかかるなんて、その時のボクに言ったらショック死しそう」。ロック歌手を目指したものの夢を諦めた平凡なサラリーマンがデパートの屋上で出会った一匹の亀によって運命を変えていく物語。25年前に「今に見てろよ!」と成功を夢見ていた園子温監督自身の原点でもあるそうです。主演は長谷川博己、ヒロインに麻生久美子。さらには、2015年7月公開予定の映画「リアル鬼ごっこ」。山田悠介原作「リアル鬼ごっこ」はこれまでもコミック、映画、ドラマ化されてきましたが、今回の園子温版「リアル鬼ごっこ」は出演者が全て女性。原作でターゲットとなった「佐藤さん」は「全国の女子高生」に設定が変わっています。今までの「リアル鬼ごっこ」とはまったく違うカラーの作品になっていそうで、こちらも期待が高まります。

園子温 アメリカでホームレスに!?超極貧生活を語る。

園子温が、とあるインタビューの中で、アメリカでのホームレス生活を告白しました。ビッグになることを夢見て上京してきた若き日の園子温は、決して順調な人生を送ってきたわけではありません。それでも極貧生活をいとわずに夢に向かって突き進んでいましたが、住んでいた部屋が家事で全焼したのを契機に、文化庁新進芸術家在外研修員としてアメリカへ。文化庁から出るお金の管理を恋人に託し定期的に送金してもらうはずが、恋人との仲が悪くなって送金が途絶え、サンフランシスコでホームレス生活に陥ってしまったそうです。この自伝だけで映画が作れてしまいそう?!ホームレスになっても誇りを失わなかった逸話を一つ。白人のIT長者らしき酔った男性が、園子温に100ドル紙幣の札束を「やるぜ」と投げてよこした時に「いらねぇよ」と突き返したとか。でも実際のところ、持って帰られた後には、「しまったな」と後悔したそうです(笑)。6月27日公開の「ラブ&ピース」は、そんな苦労しまくっていた若き園子温の青春の日々の体験、経験、思いが詰まった作品。やりたいことが見つからない現在の若者にこそ見てほしい映画です。「今に見てろよ!」と思っていた極貧生活の青年が、夢を諦めずに自分の作りたいものを作っているパワーを劇場に確かめに行きましょう。

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