反田恭平が情熱大陸に出演!若き超絶技巧ピアニストが世界を席巻!
反田恭平は超絶技巧ピアニスト!情熱大陸出演で話題沸騰に!
反田恭平(そりたきょうへい)は、2016年10月2日に放送されたTBS「情熱大陸」に出演し、クラシック音楽に興味のない人々をも瞬時に魅了した若き超絶技巧ピアニスト。ルックスは、肩まで伸びた長髪を無造作に後ろで束ね、黒縁の眼鏡をかけた、どこにでもいそうな普通の若者です。
しかし、その実力は高く、「クラシック界を震撼させる才能」と囁かれ、現在留学中のロシアのチャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院には首席で入学しています。反田恭平は、まだまだ伸び盛りといえる22歳ですから、これからの活躍を思うと期待が膨らみます。
反田恭平のリサイタルはすぐにチケット完売に!世界を席巻する若きピアニスト
反田恭平は、超絶技巧を必要とする難曲をひきこなすだけでなく、多くの聴衆を魅了する演奏家です。若い躍動感にあふれた演奏は、すでに世界で認められ始めています。2015年には、チッタ・ディ・カントゥ国際ピアノ協奏曲コンクールで優勝した反田恭平。クラシックの本場ロシアで、マリンスキー劇場管弦楽団とコンチェルトで共演するなど、すでにロシアデビューを果たし、他にも、数々の海外のオーケストラと共演してきました。
日本では、2016年1月に行われたデビューリサイタルの2000枚のチケットが完売。8月に行われた3夜連続のリサイタルのチケットもすぐに完売するなど、その人気はうなぎのぼりです。まさに、反田恭平のピアノが、クラシック界を席巻中といえます。
反田恭平コンサート情報!出身高校や大学、留学先は?
反田恭平の気になるコンサート情報!
反田恭平のコンサートチケットは、発売されるや完売してしまうほどの人気ぶりですが、これは、クラシック界の新人としては、異例ともいえる現象です。そんな反田恭平の大人気のコンサートスケジュールをご紹介します。10月28日には、東急プラザ銀座で、若手サクソフォン奏者の上野耕平とジョイントコンサート、10月30日には、愛知県芸術劇場で、桐朋学園オーケストラ公演のピアノコンチェルトのソリストとして登場します。
11月3日には、サントリーホールで、東京都交響楽団と共演する反田恭平。11月5、6日には、真岡市民会館大ホールと富山県民会館で、ソロリサイタルを行います。
反田恭平の出身高校や大学、留学先はエリートの集うすごい学校だった!
反田恭平は、現在ロシアに留学して、さらに才能を開花させているさなかです。留学先は、ロシアで最高の権威を持ち、世界中から留学生が集まるチャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院。そんな反田恭平の出身高校は、数々の音楽家を輩出している桐朋女子高等学校音楽科。
校名に「女子」と入っていますが、音楽科は共学で、少数精鋭でじっくりと音楽教育を行うことで知られています。大学は、桐朋学園大学音楽学部です。日本中から才能あふれる実力者が集まる学校ですが、その中でも反田恭平の実力は抜きん出ていたようで、高校では奨学金を受け、大学には特待生として入学しています。
反田恭平のすごさを裏付ける異色の経歴!3歳児神話を打ち破る才能
反田恭平は、類まれな才能を持ち合わせたピアニスト。1994年9月1日生まれの反田恭平は、現在22歳。若くして、これだけの華々しく活躍している様子を見ると、音楽一家に育って、幼い頃からピアノの英才教育を受けて育ったのかと思ってしまいます。
しかし、反田恭平の父はサラリーマンで、母は主婦という、ごく一般的なサラリーマン家庭だったそうです。それでも、反田恭平は、幼い頃すでに才能の片りんを見せてはいました。母が趣味でひいていたエレクトーンを聞いて、真似て弾いてみせたことがあったとか。我が子の耳の良さを感じた母は、息子を4歳頃からヤマハの音楽教室に通わせます。
そこでも耳の良さを評価された反田恭平は、未就学児の音感を鍛え、情操教育に力を入れている音楽教室「一音会」にも通うことになりました。反田恭平を指導した先生は、自由な雰囲気でレッスンをすすめていたようで、ミッキーマウスマーチや、ドラえもんのテーマなど、自分の好きな曲を弾かせてくれたそうです。また、リトミックをしたり、ミュージカルやオペレッタを演じるという楽しい音楽経験も重ねていました。
とはいえ、反田恭平自身は、オムツが外れないうちからやっていたというサッカーのほうに夢中で、小学校時代は、サッカー中心の生活。しかし、5年生の時、サッカーの試合中に手首を骨折したのをきっかけに、サッカー選手の夢を断念します。そこをターニングポイントにして、中学時代は、ピアノに専念しはじめることになりました。
桐朋学園が行っている、子供のための音楽教室「仙川教室」に通い始めた反田恭平は、ピアノを基礎から鍛え始めることになります。それまで自由にピアノを楽しんでいたこともあり、「なぜこんなに基礎ができてないんだ」と怒られることもしばしば。それでも、研鑽を重ね、中学3年生になる頃には、数々のコンクールで優勝や入賞を果たして、コンクール荒らしと呼ばれるほどになります。
その後、反田恭平は、奨学金を受けて桐朋女子高等学校音楽科に入学しますが、そこでも基礎の繰り返しは続き、古典をみっちりと学ぶことに。中学生で大きなコンクールに入賞をしていただけに、高校入学当時は、つまらなさを覚えて、絶望的な気分にもなったといいます。
しかし基礎ができていなければ、さらに上達することはできず、もちろんプロになることはできません。反田恭平がさらなる飛躍を果たすためには、通らなければならない道だったともいえましょう。事実、基礎から学び直した結果、反田恭平は、高校3年生で出場した日本音楽コンクールで見事優勝を果たしています。
よく、3歳頃から本格的に始めなければ、プロのピアニストにはなれないといった言説を耳にすることがあります。しかし、反田恭平が最初に始めたのはエレクトーン。本格的にピアノを学びだしたのは12歳頃からだったのですから、3歳児神話をも打ち破る反田恭平の才能の凄さがよく分かります。と同時に、反田恭平の経歴からは、音楽の楽しさをまず味わうことの大事さも感じずにはいられません。これからも、反田恭平には、我々を驚かせるような活躍ぶりをもっと見せてほしいものです。