2022年12月22日 更新
多部未華子が戸田恵梨香と比較されたワケ!性格は天然?
多部未華子と戸田恵梨香の比較が激化した「ライアーゲーム」
多部未華子は、戸田恵梨香とは同じタイプの女優でもないのに比較されがちです。2013年の映画「I LOVE YOU」の舞台挨拶で、多部未華子の顔が、戸田恵梨香に比べて小さいことを取り上げた記事もありました。しかし、最も小顔な真木よう子についての言及は一切なかったのです。
多部未華子と戸田恵梨香が同じ年齢で、主役級の女優だからこそ、比較対象になりやすい点は否めません。そんな2人の比較が激化したのは、戸田恵梨香が、代表作「ライアーゲーム」の劇場版でヒロイン役を降板し、代役として多部未華子が起用されたときから。一般的には後任が圧倒的に不利なはずが、結果としては、「おっとりめの多部未華子のほうが適役」など、多部未華子に軍配が上がっています。
コミカルな可愛さを持つ多部未華子と、小悪魔的な可愛さの戸田恵梨香。どちらも演技力は確かな女優ですから、その時々の人々の好みの問題のような気もするのですが……。
多部未華子の性格が自由過ぎて天然!本人には自覚なし!?
多部未華子は非常におっとりしているように見えますが、実は嘘をつくことが大嫌いで、物事をはっきり言い過ぎる性格なのだそうです。共演者には「自分に嘘がない人」と言われており、高校時代のニックネームは「辛口娘」だったとも。飼い犬が、身知らぬおじさんの車に轢かれかけた時には、そのおじさんに喧嘩をふっかけたこともあったといいます。
生真面目で、実は短気かもしれない多部未華子ですが、その性格は……ド天然である可能性が高いです。多部未華子は、テレビでマジックを成功させた直後、「後ろにいる人の声を聞いて……」と種明かしをしてしまったことがあります。これは”嘘をつくことが大嫌い”に当たるのかもしれませんが、この他にも、前室で自分の部屋かのようにくつろいでいたり、現場で本気寝したりという証言もあります。
また、人が話している最中に、別のことを考えて、変なタイミングで笑い出すこともしばしば。多部未華子自身は自分の可笑しさに気づいていないといいますから、間違いなく天然でしょう!
多部未華子が熱愛彼氏・窪田正孝と破局?菅田将暉の初キス相手なの?
多部未華子が髪をバッサリ!熱愛彼氏・窪田正孝との破局が原因か?
多部未華子と熱愛彼氏・窪田正孝は、2013年5月にフライデーされて以来、2人が窪田正孝の自宅マンションに手を繋いで入っていく様子や、ディズニーデートなどがたびたび報じられており、結婚秒読みとまで言われていました。ところが2014年12月、多部未華子に、俳優・宅間孝行との深夜の手つなデートが報じられるや否や、ロングヘアだった多部未華子の髪がバッサリとショートカットに。
状況から、多部未華子と窪田正孝は破局したものと思われていましたが、2015年4月には、2人が多部未華子の自宅へ向かう様子がスクープされています。その9月には、多部未華子の飼い犬を連れて代官山を歩く様子や、12月には居酒屋デートも。実は、多部未華子の髪が短くなったのは失恋のせいではなく、「ドS刑事」の役作りだったそうです。おそらく多部未華子と窪田正孝は今も恋人関係……、夫婦同然の関係なのかもしれません。
多部未華子に菅田将暉が挑んだ初キスは臭かった!?
多部未華子が菅田将暉の初キスの相手!というシチュエーションを想像するだけでドキドキものです。実はこれ、多部未華子と菅田将暉が過去に熱愛関係にあったという話ではなく、映画「ピースオブケイク」の劇中の出来事でした。菅田将暉にとっては、意外にも「ピースオブケイク」で多部未華子と演じたキスシーンが”初キスシーン”だったのです。問題のシーンの撮影は、映画のクランクイン当日。
多部未華子と菅田将暉は初対面でしたが、直前に酒を飲みながら焼肉を食べるシーンを撮り、そのままキスシーンに突入するという、”臭いキスシーン”となってしまいます。舞台挨拶では「すみませんでした」と菅田将暉が頭を下げていましたが、多部未華子も焼肉のシーンでリアルに酔っぱらっていたらしく、初対面から「おい飲もうぜ~!」とはっちゃけていたそうです。危うくキスシーンがトラウマになりそうだった菅田将暉も、ド天然の多部未華子に救われたかもしれませんね。
多部未華子の七変化が生み出す非日常世界
多部未華子の主演映画「あやしい彼女」が、2016年4月1日に公開されます。「あやしい彼女」は、毒舌で皮肉屋、頑固者な73歳のおばあちゃんが、ある日突然、20歳に若返ってしまったために巻き起こる爆笑と感動のてんやわんやストーリー。20歳の容貌を持ちつつ、戦時中生まれの下町育ちの未亡人、子育て経験アリという非現実的なキャラを演じさせたら、今のところ多部未華子の右に出る者はいないでしょう。
多部未華子がコメディエンヌとしての才能を世に示したのは、初の連ドラ出演となった2007年のドラマ「山田太郎ものがたり」でした。以来、「デカワンコ」「ドS刑事」など、役作りにおいて、誰を参考にしていいのか全く分からないような特異なキャラを我がものにし、少女漫画の実写版に出演しても外すことがありません。
多部未華子の表情、セリフ回し、間、動きのどれをとっても、非日常を作品として完成させる絶妙のリズムがあります。可愛いのに白目をむいたり、ムンクの叫び並みに表情をゆがめたりしても、全く作っている感がなく、軽妙な笑いのテンポを作り出すことができるのです。
そんな多部未華子のコメディエンヌとしての地位を、さらに決定づけるのが「あやしい彼女」だといいます。同作の水田伸生監督も「何度テストを繰り返しても狂わない完璧な笑いの間は天才」と多部未華子を大絶賛。ぜひ、スクリーンで多部未華子の七変化を楽しませてもらいましょう。