高見盛(振分親方)は真面目さと優しさ、マイペースにあふれたロボコップだ!衝撃エピソード!

高見盛(振分親方)は真面目さと優しさとマイペースさにあふれたロボコップだった!衝撃エピソード!

高見盛(振分親方)が国技館で復帰!真面目さあふれるロボコップは健在!

高見盛と言えば、最後の仕切前に魅せる顔や胸を叩いて喝を入れる「よし!よし!」という掛け声、まるで映画ロボコップのような独特のパフォーマンスが有名です。2月7日に両国国技館で開催された「第40回日本大相撲トーナメント」において、元小結高見盛こと振分親方が、先月断髪式を終えたばかりの同じく元小結の豊真将と久々の土俵で対戦。結果は「寄り切り」で、振分親方の勝利となり、引退以来の勝ち名乗りを受けました。

もちろん、今回もしっかりと皆さんの前で披露された、高見盛のロボコップのようなパフォーマンス。今、流行りの「ルーテイン」ではないですが、高見盛曰く「相撲自体はぶさいくだったけど、どうせやるなら盛り上げてやろうという気持ちがあった。気合を入れようとしたら自然とああなった」そうです。いつも真面目でひたむきに相撲に打ち込んできた元小結高見盛(振分親方)。長年に渡って培ってきた動きというのは、身体に染み着いているものなのですね。

高見盛(振分親方)の優しさとマイペースゆえに生まれた衝撃エピソードとは!

高見盛(振分親方)は、その何とも不器用で人間らしからぬぎこちない仕草から「角界のロボコップ」との異名で愛されています。性格も何ともユニークでマイペース。それゆえに、数々の衝撃エピソードを残しています。「酔っぱらって自販機と相撲を取った」……どうやら泥酔した結果のようですが、酔っぱらっても相撲を取るところが振分親方らしいですね。

「曙と歩いていた貴闘力がいたずらで高見盛の手を曙にぶつけたところ、高見盛が自分のその手を『この手が……この手が』と血が出るまで地面に叩きつけた」。これを見た元貴闘力は「もう二度とやるまい」と心に誓ったとか。曙には人一倍恩義を感じていた高見盛(振分親方)にとって、冗談では済まなかったのでしょう。

「付き人と食事に行っても、自分が食べ終わると『もう帰る』と先に店を出る」、「2人1部屋の時に夜中に帰って来るや、相方が寝ているのに関わらず音楽を聞き、テレビを付けてゲラゲラと大笑いする」などなど、マイペースな振分親方ならではのエピソード満載ですが、それでも「誕生日に部屋に戻ると、前から欲しかったPSP(プレイステーションポータブル)が置いてあった」この優しさが、高見盛(振分親方)の憎めないところなのでしょうね。

高見盛(振分親方)の番付や生涯成績は?アイドルヲタの現在のイチオシは?

高見盛(振分親方)のパフォーマンス秘話と番付や生涯成績は?

高見盛(振分親方)は、もともと勝負師らしからぬ気の弱さがありましたが、2000年の秋場所に、若の里戦でケガをしたことから「立ち合いの恐怖をなくして、二度とケガをしないようにする」との理由で、ロボコップのようなパフォーマンスを始めたそうです。最初は気合を入れるために、雄叫びと共に顔面を拳で強く叩いていましたが、気持ちが強くなってきたのでしょうか。

段々と顔面を強く叩くことは少なくなってきたようです。高見盛(振分親方)の番付と生涯成績ですが、最高位は東小結、生涯戦歴は563勝564敗46休(83場所)。優勝に関しては、十両優勝が一回。賞に関しては殊勲賞が一回、敢闘賞と技能賞がそれぞれ2回。立派な成績ですね!

見盛(振分親方)のアイドルヲタは有名?現在のイチオシは?

高見盛(振分親方)は、優しくて力持ち、ユニークで愛されキャラ。女性に関してはどうなのでしょう。実は、女性に関して、どうやら相当に奥手な様子の高見盛(振分親方)、同部屋(東関部屋)だった潮丸が2007年に婚約を発表した時には「僕の婚約に刺激を受けてください」とエールを送られ、東関親方も「相撲が恋人みたいなものだったから……」と、言葉少なに語られたほど。そんな高見盛(振分親方)ですが、現実の女性には奥手でも、アイドルには「押せ!押せ!」のアイドルヲタなのだそうです!

高見盛(振分親方)は、アイドル時東ぁみのファンとして知られていますが、モーニング娘。の石田亜佑美、さらに、ももいろクローバーZのファンでもあり、HKT48の指原莉乃に番組で対面した時には、顔を真っ赤にして「好きです」と告白していました。中でも高見盛(振分親方)の一押しは福岡出身、女性ローカルアイドルグループ「REV.fromDVL」の一員である橋本環奈です。『してみるテレビ教訓のススメ』(フジテレビ系・2014)で、初めてのがん検診を受けた折には、弱気な高見盛(振分親方)に、橋本環奈からハートのこもった応援エールが送られました。

高見盛(振分親方)がここ一番で出す「勝負師としての顔」とは!

高見盛(振分親方)は、三人兄弟の末っ子として生まれました。幼い頃から気が弱く、後輩からもよくいじめられていたそうです。高校時代の恩師の著では「稽古で勝てなくて泣いて、人より要領が悪くて上手く立ち回れなくて泣いて」と、とにかく「泣き虫」だったとか。そんな幼少時代を過ごした高見盛(振分親方)が、これほどまでに皆に愛された理由は、ロボコップと称された独特なパフォーマンスだけではなく、「ここ一番」という時に出す「勝負師としての顔」だったように思います。

2003年の9月場所の魁皇戦では、当時の高見盛が、まず出すことがなかった幻の「左差し」であの魁皇を見事破っています。勝負の後で魁皇は「アイツは稽古では力を出さないくせに、試合の時にだけ力を出す」と憮然としたそうですから、高見盛は勝負師としての「天性の勘」を持ち合わせていたに違いありません。

中でも圧巻だったのは、2003年の名古屋場所で、当時無敵だった朝青龍を土俵外に押し出しで破ったことではないでしょうか。前頭に敗れた横綱には場内から座布団が乱れ飛び、高見盛への歓声はいつまでも鳴り止みませんでした。力士の現役年齢は短く、引退した高見盛(振分親方)もまだ39歳です。親方として後進の指導も忙しいでしょうが、アイドルに熱中するだけでなく、ぜひ人生のパートナーも見つけて欲しいものですね!

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