竹市雅俊が理化学研究所で発見したカドヘリンとは?受賞歴やプロフィールを紹介!

竹市雅俊が発見したカドヘリンとは?今後に期待されていることも紹介!


竹市雅俊のプロフィール
◆生年月日:1943年11月27日
◆出身:愛知県
◆出身大学:名古屋大学理学部
◆ガードナー国際賞(2020年)

竹市雅俊、ガドヘリンを発見した細胞生物学者!

竹市雅俊(たけいちまさとし)は細胞生物学者、発生生物学者です。細胞接着分子カドヘリンを発見したことで一躍その名前が知られることになりました。

カドヘリンは細胞同士を結びつけている分子のため、これまでよりも人間の身体の解明に迫ることができる重要な発見となりました。

竹市雅俊が発見したガドヘリンはがんの転移究明に役立っていた!

竹市雅俊が発見したカドヘリンは詳しく調べることで人間の体内の構造をより明確に知ることができます。よって、心臓や皮膚などの臓器や組織の変化を知ることができるため、がんが転移するメカニズムの真相究明に大きく役立ちました。

それ以外にも様々な細胞の変化や転移や異常をカドヘリンによって追うことができるので、医学のさらなる発展が期待されています。

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竹市雅俊は理化学研究所で研究者として活躍!出身地や学歴は?

竹市雅俊が理化学研究所名誉研究員に就任!

竹市雅俊は2020年4月から独立行政法人理化学研究所名誉研究員、理化学研究所生命機能科学研究センター客員主管研究員として勤務しています。

細胞生物学者としてのキャリアは1970年1月に京都大学理学部生物物理学科助手から始まり、2002年3月に京都大学を退職した後は2002年4月から特殊法人理化学研究所で研究を始めています。

1974年にはカーネギー研究所発生学部Dick Pagano研究室に留学しました。

竹市雅俊は名古屋出身で大学も名古屋に通っていた!

竹市雅俊は1943年11月27日生まれ、愛知県東春日井郡守山町出身です。小学校の頃から地元名古屋の学校に通い、1966年3月に名古屋大学理学部生物学科を卒業。

その後は名古屋大学大学院に進学するも、江口吾朗助手の手伝いをしたことをきっかけに中途退学して京都大学で研究を始めています。

石油化学系商事会社を経営する父親の後を継ぐことも考えていたものの、幼い頃から興味のあった生物への道を志す決意をしたそうです。

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竹市雅俊がガードナー国際賞を受賞!他の受賞歴も紹介!

竹市雅俊、ノーベル賞の登竜門とも呼ばれるガードナー国際賞を受賞!

竹市雅俊が世界の4人の科学者とともに2020年3月にガードナー国際賞を受賞しました。ガードナー国際賞は医学研究分野において著しい功績が認められた科学者に贈呈される賞。竹市雅俊はカドヘリンの発見と結合タンパク質の発見とその分子メカニズムの解明の功績が讃えられ、受賞が決定しました。

本来は2020年10月にガードナー国際賞の授賞式が開催される予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になってしまいました。ガードナー国際賞は利根川進、山中伸弥、大隅良典など、その後ノーベル賞を受賞した著名人が多く、竹市雅俊の今後のノーベル賞受賞への期待が高まっています。

竹市雅俊はガードナー国際賞だけでなく多くの賞を受賞していた!

竹市雅俊はガードナー国際賞だけでなく、多くの賞を受賞しています。初めての受賞となったのは1985年7月の朝日学術奨励金で、1994年1月には朝日賞を受賞。

1996年6月の日本学士院賞、2001年9月の慶應医学賞といった国内の賞だけでなく、2012年にはカドヘリンの発見によってトムソン・ロイター引用栄誉賞を受賞。2004年には文化功労者とフランスの教育・学術功労勲章を叙勲。さらに、アメリカ芸術科学アカデミー外国人名誉会員に選出されています。

新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、今後ますます竹市雅俊の研究に注目が集まりそうですね。

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