2020年5月15日 更新
滝藤賢一の中国人と見紛う演技力!「重版出来!」の裸体も凄かった!
滝藤賢一出演映画「踊る大捜査線」では中国人と見紛うほどのすごい演技力!
滝藤健一は、仲代達矢主宰の劇団「無名塾」で演技力を磨いてきた実力派俳優で、これまで、さまざまな話題作に出演しています。映画「踊る大捜査線 MOVIE3」では、中国警察の研修生という役柄で出演していた滝藤賢一。中国語も話せない、中国にも行ったことがない滝藤賢一が、中国人俳優たちと一緒にオーディションを受け、この役を射止めたというから驚きます。滝藤賢一が、カタコト日本語を話す本物さながらの中国人警察官をみごとに演じたことで、本当は中国人なのかも?と思った方も多かったようです。ここまでくると、滝藤賢一の演技力はすごいとしかいいようがありません。
滝藤健一は、どんな役柄であっても、撮影前からイメージトレーニングをして役作りをしているそうで、役になりきるための努力が半端ないといいます。「踊る大捜査線 MOVIE3」の出演を機に、これまでやってこなかった役どころにも挑戦したいと思うようになったという滝藤賢一は、その思い通り、今も意欲満々にいろいろな役に挑戦中です。
滝藤賢一出演「重版出来!」の演技もさることながら、その裸体が凄すぎと話題に!
滝藤賢一は、ドラマ「重版出来!」第3話から、若い恋人に振り回される売れっ子漫画家・高畑一寸役で出演していました。時に狂気の寸前まで自らを追い込む個性的な漫画家の姿を見事に演じていた滝藤賢一でしたが、演技力もさることながら、話題となったのが、滝藤賢一の鍛え上げられた美しい裸体!彼女失踪などいろいろあった後、高畑本来の漫画の力を取り戻し、「俺は強いんだ!俺は負けない」と全裸でつぶやくシーンです。日本男児が、己を鼓舞する的な共感を呼ぶシーンで、セクシー要素は全くありませんが、無駄なぜい肉がまったく見られない引き締まった見事な裸体を絶賛する声が多発しました。
滝藤賢一の顔立ちは、どちらかといえば少しコミカルな感じで、それほど、いかついこともありません。しかし、その趣味は、意外にも、殺陣と和太鼓と渋めの滝藤賢一。殺陣や和太鼓で体を鍛え上げてきた結果が、「重版出来!」の裸体シーンです。滝藤賢一が「重版出来!」の高畑一寸役を請けた理由は、この裸体シーンをやりたかったからだといいます。美しい裸体を見せながら演じる自身の姿を、演じる前からイメージしていたのでしょう。
滝藤賢一出演「64(ロクヨン)あらすじキャスト!病気で激ヤセって本当?
滝藤賢一出演の話題映画「64(ロクヨン)」のあらすじは?キャストも紹介!
滝藤賢一が出演している映画「64(ロクヨン)」は、前編・後編の2部作になっています。物語のベースとなるのは、たった7日間しかなかった昭和64年に起こった誘拐殺人事件。未解決のまま、時効まであと1年という時に、警察庁長官の現場慰問が行われ、被害者の父との交渉が行われました。交渉を担当した県警の警務部広報官は、慰問を受け入れようとせず、警察を信用しない被害者の父に疑問を抱きます。その事件の裏には警察内部の不祥事、隠蔽が関係しているのですが、警務部広報官がその事件を独自に調べ、謎を解き明かしていくというストーリーです。
滝藤賢一は、映画「64(ロクヨン)」で、警務部長赤間を演じています。赤間は、警務部広報官の上司。ありえない指令を下したりして、部下を尻に敷く嫌な上司です。その部下である主演の警務部広報官三上役は佐藤浩市、三上の右腕となる警務部秘書課係長の諏訪は綾野剛、警務部秘書課美雲役は榮倉奈々。他にも、永瀬正敏、三浦友和、奥田瑛二などが出演するなど、いまだかつてないくらい豪華なキャストとなっています。
滝藤賢一が病気で激ヤセしたって本当なの?
滝藤賢一が激やせしたことで、病気なのではないか?と心配されたことがありましたが、これは「病気を患った人」を演じるための役作りでした。滝藤賢一が激ヤセした姿を見せたのは、「S-最後の警官-」第5話です。余命宣告された医師を演じるために10キロ減量した滝藤賢一は、本当に病気なのでは?と思わせるほどのリアリティを見せつけました。減量するにあたっては、「現場のみなさんのプロ意識には負けたくない」と語った滝藤賢一ですが、ゲスト出演にも関わらず、ここまでこだわりを持つというのは、やはりすごい役者魂です。
滝藤賢一の役作りのためのこだわりや努力は10kgの激ヤセに限りません。例えば、主人公の整形後の役どころであったとしても、主人公の本質、性格や人格をすべて把握するところまで徹底して研究。「役になりきる」ということにおいて、ここまで徹底する俳優もなかなかいないでしょう。
滝藤賢一は個性派俳優№1 次々と新作映画・ドラマ出演で脇役の魅力炸裂!
滝藤賢一は、これまで数々の映画やドラマに出演していますが、ほとんどが脇役です。しかし、脇役でありながら、その存在感はすごいの一言。個性的な役柄も多いですが、自分の役を演じるというより、その役の人間になりきっている、同化しているという表現のほうがふさわしいかもしれません。1998年~2007年まで仲代達矢主宰の「無名塾」に在籍していた滝藤賢一は、もともと舞台を中心に活動していました。映画やドラマに出演するようになっても、滝藤賢一の根底には、舞台での経験があるのではないかと思われます。
まず、撮影現場で全くNGを出さないという滝藤賢一。舞台公演にはNGは許されませんから、本番までかなり周到な準備が必要。今も、映画やドラマの撮影前には、役作りのために多くの時間を費やしているのは、まさに舞台で鍛えられてきた滝藤賢一だからこそでしょう。滝藤賢一のストイックな基本的姿勢は、今も昔もずっと変わらないそうです。
滝藤賢一の演技は、脇役であるにも関わらず、見終わった後もなぜか印象に残ります。そんな魅力ある俳優ですが、レギュラー出演するようになったのは、NHK土曜ドラマ「外事警察」からでした。その後、ドラマ「半沢直樹」の出演で、演技派俳優としての実力が認められようになった滝藤賢一。映画やドラマ出演オファーが続々と舞い込んでいるという現状は、どんな役柄でも自由自在に演じることができる俳優として注目されているからにほかなりません。
しかし、やはり正直なところ、主役として出演したい気持ちはあるようです。「俺のダンディズム」で初めて主演が決まった時は、ドッキリかな?と思ったそうで、それでもすごくうれしかったと語っています。実力のある個性派俳優、脇役としてここまで知名度が上がってきた滝藤賢一に、主役としての実力も十分あるのは明らか。今後は、滝藤賢一主演の映画やドラマもどんどん増えてほしいですね。