映画「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」アカデミー賞の結果は?ラストシーンはゲリラ撮影だった?!

映画「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」アカデミー賞の結果は?ラストシーンはゲリラ撮影だった?!出典:http://eiga.com
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映画「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」批評家から大絶賛!アカデミー賞の結果は?

映画「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」批評家から大絶賛!アカデミー賞の結果は?

色彩の美しい告知ポスターが印象的な映画「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」は、2017年のアメリカ映画です。

物語の舞台は、投資銀行リーマン・ブラザーズの倒産をきっかけに、住宅ローンが不良債権化し、貧因層が生まれた2008年ころのアメリカ。本作の特筆すべき点は、子供たちの視点から、困難な日々を送ることになった貧困層の人々の姿を描いたところです。

ユニークな方法で描写することで、「不当な扱いを受けた人々に多くの共感をもたらす」と絶賛された本作ですが、多くの期待に反してアカデミー作品賞にはノミネートされませんでした。しかし、子供たちを見守るモーテルの管理人ボビー・ヒックスを演じたウィレム・デフォーは、第90回アカデミー助演男優賞にノミネートされています。

映画「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」は家族の奮闘を描いたドラマ!

映画「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」は、2008年に発生したサブプライム住宅ローン危機に苦しむ人々の姿を、6歳の主人公ムーニーの視点から描いています。母親ヘイリーと一緒にマジック・キャッスルというモーテルに滞在し、その日暮らしを送っている少女ムーニー。売春で生計を立てるようになったヘイリーですが、ホテルに無断で行っていたため、親子は窮地に立たされてしまいます。

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とはいえ、ムーニーの世界は、つらいことばかりではありません。同じマジック・キャッスルに住む子供たちと過ごす時間は、冒険に溢れた豊かなもの。映画「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」は、貧因に苦しみながらも家族の絆で力強く生きていくムーニーとヘイリーのひと夏の様子を描いています。

映画「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」監督は注目のショーン・ベイカー!ラストシーンはゲリラ撮影だった?!

映画「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」監督は「タンジェリン」で注目のショーン・ベイカー

映画「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」の監督はショーン・ベイカーです。2015年に、性同一性障害のコミュティを描いた映画「タンジェリン」で一躍有名になりました。「タンジェリン」は、低予算映画だったため、3台のiPhoneだけで全編を撮影したという異色の制作方法でも話題を集め、サンフランシスコ映画批評家協会賞や、インディペンデント・スピリット賞など多くの賞を受賞しました。

実話を基にした社会派のドラマ映画「タンジェリン」とマイノリティに寄り添う視点が似ている「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」は、どちらも非常にショーン・ベイカー監督らしい作品と言えます。

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映画「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」のラストシーンはゲリラ撮影だった?!

映画史上最も美しいクライマックスとも絶賛された映画「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」のラストシーンの舞台は、フロリダ・ディズニーワールドです。ムーニーとヘイリー親子が宿泊しているモーテル、マジック・キャッスルのすぐ近くあるという設定になっています。

苦しい生活を送るムーニーとヘイリーの過酷過ぎる現実と、夢の国ディズニーワールドは、まさに正反対に位置するもの。ショーン・ベイカー監督も、ディズニーワールドを登場させたのは対比を際立たせるためだったと狙いを明かしています。驚いたことに、ディズニーワールドのシーンは、無許可でゲリラ撮影を行ったそう。全編をiPhoneで撮影した映画「タンジェリン」でも世間を驚かせた監督らしいエピソードです。

映画「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」の予告映像が解禁!楽しみ方は人それぞれ?

日本では2018年5月12日からの劇場公開が予定されている映画「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」の予告編が解禁となりました。ディザー予告で見ることができるのは、ムーニーと友達たちが、子供だけでアイスクリーム屋を訪れる場面です。小銭を数えるも足りないため、他の人に小銭をもらえないかと頼みに行く可愛らしいシーンになっています。

しかし、一見明るいようですが、その隙間から見え隠れするのは、貧困にあえぐ人々の現実です。映画「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」は、悲劇を悲劇だと直接的に描かないことで、かえって深い余韻を残すことに成功した稀有な作品と言えるでしょう。

主人公の少女ムーニー役を演じたのは、2010年生まれのブルックリン・プライス。今後、アンジェリーナ・ジョリーとの共演作などへの出演も決まっている注目の子役で、本作のキュートな演技も絶賛されています。母親のヘイリー役を演じたのは、ショーン・ベイカー監督自らが探し出したという、本作が映画デビューとなるブリア・ヴィネイト。そして、マジック・キャッスルの管理人ボビー・ヒックス役を演じて、「彼史上最高の演技」と絶賛されたのが、アカデミー助演男優賞にノミネートされたウィレム・デフォーとなっています。

映画「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」は、アメリカで実際に起こった社会問題を取り扱っているので、映画としての面白さだけでなく、ドキュメンタリー作品を見るような味わい方もできそうです。

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