上野水香は「ボレロ」を踊ることを許されたバレリーナ!体重身長、年齢は?

上野水香は「ボレロ」を踊ることを許されたバレリーナ!体重身長、年齢は?

上野水香は「ボレロ」を踊ることを許された日本で唯一の女性バレリーナだった!

上野水香は、バレエ界では知らない人はいないというほど素晴らしいバレリーナです。故モーリス・ベジャールに指導を受け、ジョルジュ・ドンや、シルヴィ・ギエムなどの、名だたるダンサーの中にあって、日本人女性でただ1人「ボレロ」を踊ることを許されたバレリーナであるということも、上野水香人気の1つ。

「ボレロ」というと、一見男性的な踊りにも見える一方、肉体の柔らかさやしなやかさも求められる難易度の高い演目ですが、日本人女性らしからぬ高い身長にも恵まれ、作り上げられた上野水香の「ボレロ」は、とても見応えがあると評判です。
若くから注目され続けてきた上野水香自身の経歴も素晴らしいものですし、2004年からは、自身が在籍している老舗「東京バレエ団」を牽引するなど、やはり、上野水香こそ「ボレロ」を踊ることを許される人物に値するといえます。

上野水香の身長、体重は!?年齢やプロフィールから上野水香のバレリーナ人生が分かる!

上野水香のバレエに関するプロフィールは、とても華やかなものです。それはもちろん、上野水香自身の努力の賜物であるとともに、生来持って生まれた体の柔らかさや順応性によるものでもあります。上野水香は、身長170cm、体重45kg。童顔ともいえる可憐な顔立ちは年齢を感じさせませんが、1977年12月23日生まれの上野水香は、2016年6月現在で38歳。バレリーナ特有の、背筋の伸びた、引き締まった細い体をしています。

母親の勧めで、5歳の頃からバレエを習い始めた上野水香ですが、体の柔らかさはもともとだったようで、最初に入ったバレエ教室では、「他の教室で習っていたのか」と聞かれたほどだったとか。まさにバレエをするための体を持って生まれてきたと言っても過言ではありません。

その後、1993年ローザンヌ国際バレエコンクールでスカラシップ賞を受賞した上野水香は、めきめきと頭角を表し、1995年に草刈民代など有名なバレリーナを数多く輩出してきた牧阿佐美バレヱ団に入団。プリンシパルとして、2004年まで在籍しています。その間にもバレエコンクールに出場するたびに受賞していた上野水香は、世界的カリスマ振付師のローラン・プティにも認められる存在になっていきました。

上野水香が結婚した夫・高岸直樹や子供は?「バレリーナスピリット」の内容は?

上野水香と夫・高岸直樹との間に子供はいるの?

上野水香は、2010年11月30日に結婚しています。結婚した夫は、東京バレエ団の元プリンシパルで、芸術監督補だった高岸直樹。2015年3月に東京バレエ団を退団し、今現在、上野水香の夫・高岸直樹は、「高岸直樹ダンスアトリエ」を設立し、独立しているということです。

上野水香と高岸直樹の結婚は2010年ですが、同年、実は、高岸直樹には奥さんがいました。高岸直樹の元妻は、東京バレエ団のピアニスト。高岸直樹の離婚と、上野水香との再婚のタイミングからは、もしかして略奪婚ではないかという憶測もみられました。

上野水香の略奪婚だったのかは、当人たちのみぞ知ることで、真相は分かりませんが、今は幸せな生活を送っているとのこと。なお、現在までのところ、上野水香と夫・高岸直樹との間に子供はいません。上野水香は、今、バレリーナとして乗りに乗っている状況ですから、世界を飛び回り、バレエの素晴らしさを伝えていきたいという気持ちでいっぱいなのでしょう。

上野水香の魅力がふんだんにちりばめられた「バレリーナスピリット」とは!?

上野水香のバレエのDVDなどは売れ行きもよく、写真集も人気です。バレエを越えた芸術作品のような上野水香の写真集に、「バレリーナスピリット」という1冊があります。2009年5月に発刊された上野水香の「バレリーナスピリット」は、バレエの舞台やリハーサルの様子が1冊にまとめられ、上野水香の魅力がふんだんに載っている写真集です。

「バレリーナスピリット」を開いてみると、上野水香の人気公演作品「白鳥の湖」や「ジゼル」、「ドン・キホーテ」、「ボレロ」、また「カルメン」などの華やかな舞台が、アーティスティックに写し出されています。プリンシパルとして、幾多の重圧も背負いながら、十数年間もステージに立ち続け、日々向上を目指している上野水香だからこそのショットばかりです。

ごく一部の人しか辿りつけないプリンシパルの座にあり、「ボレロ」を踊ることを許された日本人女性でただ1人のバレリーナである上野水香のハイレベルな演技シーンはもちろん、「バレリーナスピリット」には、上野水香の普段の表情も収められており、舞台上の華やかさだけではない、バレリーナの心を学ぶためにも好適な1冊となっています。

上野水香が元タカラヅカの柚希礼音との対談で女子トーク!日本で活動する本当の理由とは!

上野水香は、2016年4月に、NHKで放映されている「SWICHインタビュー達人達」に登場しました。「SWICH」は、その領域でトップの人たち同士が直接対談することで、その人となりを明らかにしていく番組です。

今回上野水香が対談したのは、元宝塚で男役トップだった柚希礼音。柚希礼音は、宝塚史上最高の1万2千人が退団パレードに押し寄せたという人気実力ともに最高峰のタカラジェンヌでした。そんな柚希礼音も憧れていたというのが上野水香。バレエを習っていた柚希礼音は、実は、同じコンクールで、上野水香と同じ舞台に立ったこともあったのだそうです。一方、柚希礼音のことをカリスマ性があると絶賛した上野水香。お互いに一目置いた存在だったことが明らかになりました。

宝塚とバレエ……舞台は違えど、表現者としての苦労や葛藤には共通するものも多いのでしょう。対談開始早々から盛り上がっていた上野水香と柚希礼音ですが、話は、いつしか舞台でのメイク術へ。柚希礼音が、退団後の舞台でも、ついつい太眉にもみあげを描き込む男役のメイクをしそうになったことを話せば、上野水香も、バレエのメイクがどれだけ派手で特殊かを返すといった具合に、どこにでもいる女性同士のような話題で盛り上がる2人。お互いにトップを走り抜ける第一人者ではあっても、中身は可憐な乙女であることは間違いないようです。

上野水香は、なぜ日本で活動しているのかと問われると、「日本人にバレエを好きになってもらうには、日本で踊るしかないと思った」と、その決意の深さを語っています。世界各地でバレエを踊ってきた上野水香が、心の底から純粋にバレエが好きなことがひしひしと伝わってくるコメントですね。

「日本人にバレエを好きになってもらいたい」。その気持ちの通り、上野水香の公演は、東京バレエ団のイベントをはじめ、今後も日本で多く行なわれ、2016年8月には、「めぐろバレエまつり」で、念願の「ボレロ」を披露する予定になっています。日本人にもなじみのある曲であり、世界有数の名バレリーナである上野水香の真骨頂でもある「ボレロ」が、国内で見られるとは貴重なチャンス。怪我との戦いなど、決して美しいばかりではないバレエの世界の第一線に立ち続ける舞姫・上野水香の実力がいかんなく発揮されるステージとなることは間違いないでしょう。

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