若井おさむの過去、生い立ちが悲惨すぎる!母親の現在は?
若井おさむの壮絶過去!母親、兄の虐待は父親にまで!
若井おさむといえば、「機動戦士ガンダム」の主人公アムロ・レイのものまねで活躍中の”ガンダム芸人”ですが、その明るさと呑気な芸風からは想像し難い壮絶過去を抱えています。
実の母親と兄からの虐待によって黒塗りされた若井おさむの生い立ち。母親と兄からの虐待は、幼少期から20代前半まで続いたそうです。中学の頃には「オカンと兄貴を殺さないと自分の将来がなくなる」と日常的に考えてしまうほどに凄惨を極めていたといいます。そんな日々に耐えかねて家を出る決心をした若井おさむは、父親の資金援助によって、小さな居酒屋を営むようになりました。
ところが、若井おさむが家を出た途端に、今度は父親が新たな虐待のターゲットに。若井おさむに離婚の決意を打ち明けたその夜に、父親は首を吊って自殺してしまったそうです。
若井おさむの母親が父親の死後にとった行動は?現在も交流はあるの?
若井おさむは、父親の葬儀で母親と兄に再会し、その場で「あんたらが父さんを殺したんや!」と訴えましたが、母方の親族は誰一人として取り合うことがありませんでした。財産分与で揉めたくなかった若井おさむは、親族争いを避けるために、自ら父親の遺産の全てを放棄し、父親名義になっていた居酒屋さえも手放しています。
それを良しとした母親に、後悔の色があったとは思えませんし、現在も若井おさむと母親、兄との交流があるとは考えにくいでしょう。やがて若井おさむは、ガンダム芸人としてテレビに映るようになっていくわけですが、アムロ・レイの名セリフ「親父にもぶたれたことないのに!」をモノマネする時の心の痛みは計り知れません。
若井おさむ・古谷徹コンビ結成は実現する?元嫁との離婚原因は刺青!?
若井おさむ・古谷徹の競演にファン熱狂!コンビ結成は断られたが…?
若井おさむが2006年からものまねし続けているアムロ・レイについては、本家本元声優の古谷徹が「声は似ていないが、話し方は似ている」と言いながらも、後の対談で「認めている」と発言するなど、若井おさむと古谷徹は、これまでに何度か共演を果たしています。
当初から、機動戦士ガンダムの原作者・富野由悠季に「ガンダムだけに頼り過ぎちゃだめだよ」と釘を刺されたはずですが、若井おさむのガンダム愛はそんなことでは折れませんでした。2011年、東京ゲームショーの壇上で共演した古谷徹に、若井おさむは、コンビ結成を志願しています。あいにく古谷徹からは「嫌だよ」と即答されてしまいましたが、イベントに参加していたガンダムファンは予想以上の盛り上がりを見せていたのだとか。コンビ結成とまではいかなくとも、若井おさむと古谷徹、2人の競演はまだまだ需要がありそうですよね。
若井おさむと元嫁との離婚原因は何?刺青がダサいから?
若井おさむは2008年6月に一般人女性と結婚し、同年8月の「24時間テレビ」放送中に結婚式を挙げましたが、2014年9月に離婚しています。元嫁は、一般人ながら「アカン警察」にガンダムのコスプレで登場するほど、若井おさむと仲良しだったはず。若井おさむは離婚理由を「僕が無能で甲斐性なしだったから」と話していましたが、一方では、EDとか刺青というワードも上がっています。
EDはいざ知らず、確かに若井おさむの右上腕部には「036(おさむ)」というタトゥが。実はこれ、若井おさむが芸人になる前の東南アジア放浪の際に、「愛、平和、自分自身が大切」という思いを忘れないために彫ったもの。費用500円のダサい刺青とはいえ、辛い過去との決別の意が込められていたのです。そうであるならば、元嫁が刺青を理由に離婚するはずもなく、芸人としての稼ぎの問題か、EDのほうが有力といえそうです。
若井おさむは松本人志に命を救われていた!現在の活動は順調?
若井おさむは、父親の自殺のショックから、自らも命を絶とうとしていた時期がありました。そんな若井おさむを救ったのは、2000年に放送された松本人志&中居正広主演ドラマ「伝説の教師」。余命宣告を受けて自暴自棄になる生徒に向かって、「犬や猫が死ぬことを考えて生きてるんか!人間はみんな死んで土に還るために生きてんねや!」と言い放った、松本人志演じるはちゃめちゃな教師に強く心を打たれたそうです。
松本人志に命を救われ、同じ芸人の道を行った若井おさむ。2016年4月には、舞台「烈!バカフキ!」に出演するなど、まだまだガンダム芸の需要はありそうですが、最近は仕事が激減して、ヤマト運輸の配達のアルバイトをやっているのだとか。加えて、元嫁との離婚では自分を責め続け、かなりの落ち込みようだったといいますから心配ですよね。しかし、刺青と松本人志に誓った”死ぬまで生きる”という強さが、今の若井おさむには備わっています。
冷蔵庫に「犯罪と自殺はしない」と貼り、ガンダムに登場するジオン軍のモビルスーツを金色の仏像に改造して拝むという律し方は、やや風変りな気がしますが……。また、若井おさむには、ガンダムのララァ役声優・潘恵子から「古谷君に何かあったらアムロ役をお願いね」と太鼓判が押されているそうです。現在ルパン三世を演じている栗田貫一がそうだったように、ブレなければ、若井おさむにも古谷徹の代役として日が当たる時代がやってくるかもしれません。