柳澤秀夫あさイチキャスターは肺がんを克服していた!趣味はアマチュア無線!
柳澤秀夫あさイチキャスターはいつ肺がんに?克服するまでの経緯
柳澤秀夫あさイチキャスターといえば、”ダジャレおじさん”として親しまれ、愛らしいキャラクターで知られています。しかし、その明るさとはうらはらに、実は肺がんを克服した過去をお持ちです。柳澤秀夫が肺がんを宣告されたのは2007年。自ら番組立ち上げにかかわった「ニュースウォッチ9」のメインコメンテイターをしていた頃でした。
番組降板を余儀なくされた柳澤秀夫は、がんの切除手術には成功したものの、そこから約1年間、抗がん剤や放射線による闘病生活に苦しみます。柳澤秀夫は体力が回復した2009年から仕事復帰しており、番組開始当初から出演しているあさイチでは、途中で不定期出演になりながらも、2014年にはレギュラーで復活します。それからの活躍は、誰もがご存じの通りです。
NHK広報室は、当初、柳澤秀夫の降板理由を「肺疾患」のためとして公表していましたが、2012年11月に出演した「NHKスペシャル」内で、柳澤秀夫の口から初めて「肺がん」であったことが明かされました。その時、柳澤秀夫は、自らの闘病体験をもとに日本のがんワクチン事情についても意見を述べています。
柳澤秀夫あさイチキャスター、趣味のアマチュア無線がハイレベルすぎる!
柳澤秀夫あさイチキャスターは、たびたび「あさイチ」でも語っている通り、アマチュア無線を趣味としています。もちろん、アマチュア無線技士の資格も保有している柳澤秀夫。マイクロ波でアマチュア無線局と交信するのは特に難しいらしいのですが、幼い頃から機械工作が得意なこともあって、柳澤秀夫はこれを自作無線機でやってしまうのだとか。「あさイチブログ」によると、2014年11月中旬には、富士山にて、77GHzのマイクロ波で直線通信距離225kmという記録を達成したそうです。
柳澤秀夫は日本アマチュア無線振興協会(JARD)の評議員に選出されたり、日本アマチュア無線連盟(JARL)に招かれて「無線から見える国際情勢」をいうテーマで講演を行ったりもしています。「一斉に多くの人にメッセージを送ることができるアマチュア無線は、災害時などに役立つ」とも説いており、こうなると、柳澤秀夫にとって、アマチュア無線は趣味にとどまらず、ジャーナリストとしての使命感に似た意味が含まれていると言えそうです。
柳澤秀夫あさイチキャスターは湾岸戦争でイラク特派員だった!妻や家族は?
柳澤秀夫あさイチキャスターはスゴイ人!湾岸戦争では伝説的なイラク特派員だった!
柳澤秀夫あさイチキャスターは、ただの無線好きなダジャレおじさんではありません。入局以来、記者として活躍していた柳澤秀夫は、1984年から外部記者としてバンコク、マニラ特派員、カイロ支局長を歴任し、カンボジア内戦や湾岸戦争を取材しています。1990~91年の湾岸戦争時には、数少ない西側諸国の特派員としてイラクからレポートしています。多国籍軍による空爆後のイラクの様子をイラク当局の検閲のため、英語で伝えたレポートは、各局の記者たちから「伝説的なテレビ記者」として崇められたそうです。
2000年にはこうした経験から、NHK解説委員という要職に抜擢された柳澤秀夫。現在は解説委員に戻っていますが、2012年にはNHK放送総局解説委員長も経験しています。長い取材と放送の経験、専門知識を総動員し、的確に要旨を伝えなければならないのが解説委員の役目。柳澤秀夫あさイチキャスターは、本当にスゴイ人なのです。
柳澤秀夫あさイチキャスターの妻や子供はいる?闘病生活を支えた家族とは?
柳澤秀夫あさイチキャスターは、時期こそ明らかにされていませんが、結婚はしています。妻との間には1男1女をもうけているそうですが、画像や年齢などの詳細は一切分かっていません。柳澤秀夫はタレントではありませんし、自身の血液型や身長なども非公表となっているくらいですから、仕方ないことかもしれません。
ところが、柳澤秀夫は、「マリン」と「こころ」という愛犬のパピヨンの画像は公開しています。澤秀夫が毎朝出社前、頬ずりをしなければ気が済まないほど溺愛してやまない愛犬たち。肺がん術後に家に戻って休んでいると、遠慮なく身体に乗って来るため「痛い」と叫びながらも、柳澤秀夫は素のままで向かってくる愛犬たちの愛らしさに心から癒されたそうです。
東京新聞に掲載されていた画像からは、まさかこの愛犬たちを息子、娘と呼んでいるのでは?と思わずにはいられないほど、愛情と絆が伝わってきます。
柳澤秀夫あさイチキャスター、ダジャレ実力不足に悩む愛らしさに潜むジャーナリズム
柳澤秀夫あさイチキャスターの肩書をつぶさに調べ上げると、大変堅苦しい人物像が浮かんできます。しかし、「あさイチ」での柳澤秀夫は、渾身のダジャレを炸裂させては、有働由美子アナにスルーされてもめげない、愛くるしい”ダジャレおじさん”。「ダジャレやおやじギャグのタイミングを逃したり、キレが悪くてスルーされたり、まだまだ修行が足りません」と言っている人が、まさかイラクの激戦地をかいくぐって来た名うてのジャーナリストだとは思いもしませんよね。「あさイチの柳澤秀夫しかしらない」という視聴者が、他番組で、あらゆる時事に鋭い視点と論評を展開する柳澤秀夫に「実はスゴイ人だったんだ!」という感想を持つのは当然です。
「あさイチ」の「朝ドラ受け」では、「花子とアン」に出演していた茂木健一郎について、「何で茂木さんなの?コメントもさ、ちょっと棒読みっていうか」と述べるなど、うちに秘めた切れ味を滲ませる柳澤秀夫。イスラム国による後藤健二殺害事件の翌日には、「朝ドラ受け」を遮って1分間のコメントを敢行しています。当時、各国のニュースが「自国民の安全」や「テロとの戦い」に言及する中、柳澤秀夫は「後藤さんは、”紛争によって弱い立場の人が巻き込まれて辛い思いをする”ということを伝えたかったのではないか。この機会に真剣に考えてみるべき(要約)」としました
。言葉を厳選し、たった1分間で事件への見識を分かりやすく示す能力と、番組冒頭からあえて発言する勇気。そんな柳澤秀夫が「あさイチ」のようなライトな情報番組に携わることで、より広い層に、報道について考える機会を与えているような気がします。