柳沢慎吾が若山富三郎を激怒させた過去をネタに!ものまねが爆笑!

柳沢慎吾が若山富三郎を激怒させた過去をネタに!ものまねが爆笑!

柳沢慎吾が語る若山富三郎との修羅場がものまね入りの漫談になっている!

柳沢慎吾は、若かりし頃、勝新太郎の弟で大御所俳優・若山富三郎を激怒させたことがあります。まだ「キャッホッホ~!」な26歳だった柳沢慎吾は、「遠山の金さん」で共演することになった若山富三郎に、つまようじをくわえたまま「ちーっす」と礼儀を欠いた挨拶をしてしまい、楽屋に呼び出しを食らいました。

さらに撮影時、監督にそそのかされた柳沢慎吾が、「じじいすっこんでろ!」という台本のセリフを「クソじじい!お前、すっこんでろ!」に変えたことで逆鱗に触れてしまったそうです。しかし、ただでは転ばなかった柳沢慎吾。その後、柳沢慎吾は、楽屋での一部始終や、その後の撮影での若山富三郎の剣幕を漫談のネタにして、若山富三郎のものまねが面白すぎると数々の番組でリクエストされるようになりました。

柳沢慎吾が表現する若山富三郎は、常に「んなぁぁ~!」と野獣のように唸り、「やなぎさわ」が言えずに「やなぎざわ!」を連呼するなど、かなりデフォルメ気味。似ているわけではないのに尋常ならざる勢いが痛快です。

柳沢慎吾のものまね「ひとり甲子園」「警察24時」の躊躇なさに脱帽!

柳沢慎吾のものまねシリーズの中で、特に人気が高いものの1つが「ひとり甲子園」。擬態語・擬音語・BGMを盛り込みながら、実況、バッター、ピッチャーはもちろんのこと、キャッチャー、ベンチや客席、チアなど全てをオーバーアクションで演じ、最高潮に達したところで「1時45分になりました」と、中継をぶつ切りするニュースが入るのがオチです。

もう1つ、「警察24時」は、柳沢慎吾のものまね芸の真骨頂。「ウーウー」とサイレンを口で発しながら、タバコの箱を無線に見立てて交通機動隊を演じ、引っ張り出したビニールで声を振動させて暴走族のマフラー音を擬態する柳沢慎吾の芸はもはや伝説化しています。

パトカーで追う警官をやったかと思えば、バイクにまたがって”タコ踊り”で挑発行動をする暴走小僧に変身する柳沢慎吾。容疑者を特定した警官が自宅を訪れ、検挙された容疑者がジャケットを被って連行される様子まで勢いは止まりません。ものまねが似ている似ていないのレベルはとうに超えた、全く躊躇のない猛烈な勢いに驚かされます。

柳沢慎吾のギャグは元気を貰える!?「気分は上々」のハイテンション!

柳沢慎吾のギャグは落ち込んだ時の薬!始球式がネットで話題に!

柳沢慎吾は、2014年8月の横浜DeNAベイスターズ戦始球式に登場し、投球前に2分半にも及ぶ「ひとり甲子園」を披露しました。この稀代の始球式は「この人が50歳過ぎという事実」「落ち込んだ時に柳沢慎吾のギャグを見ると元気を貰える」とネットでも大きな話題になっています。

カメラが回っていないところでも共演者やスタッフを気遣い、笑いが絶えない現場にしてくれるという好人物・柳沢慎吾は、「元気がない人を見ると、笑わせてあげたくなる」と語ります。優しさが背景にあるからなのか、柳沢慎吾を嫌いという意見は、ネットのどこを探しても、ほぼ見当たりません。

実は柳沢慎吾も20代前半は天狗になって痛い目を見ており、その経験から、周囲への感謝を心がけるようになったそうです。ハイテンションで強引に気分を押し上げてくれる柳沢慎吾の優しいギャグは、今や名人芸とまで評されるようになりました。

柳沢慎吾「気分は上々」悪魔のハイテンションが人気!

柳沢慎吾は、「ウンナンの気分は上々。」の企画で、南原清隆らと何度か旅に出ては、”悪魔”と呼ばれてきました。「逮捕、逮捕!」など持ちギャグを連発し、始終ハイテンションで番組の進行を乗っ取る柳沢慎吾。最も”悪魔”になるのは夜です。夜になると最大にハイテンションになる柳沢慎吾は、寝ようとする南原清隆を妨害するのです。

隣のベッドで奇声を発したり、小学生並に飛び跳ねたりするだけではありません。南原清隆に添い寝を強要する、上に乗っかる、さらにはギャグに巻き込むなど大暴れ。部屋から閉め出しても「神奈川県警です」「管理人です」と、あの手この手で侵入を図り、南原清隆を眠らせようとしません。憔悴しきった南原清隆をよそに、柳沢慎吾は完全に修学旅行気分。視聴者は、この無邪気な悪魔っぷりを愛してやみません。

柳沢慎吾「わかめラーメン」CM継承!ふざけているようでドラマの役作りは真剣!

柳沢慎吾のものまねの1つである、故・石立鉄男主演のCM「わかめラーメン」。そのCMの2016年版が柳沢慎吾主演で復活しました。柳沢慎吾にとって石立鉄男は雲の上の人でしたが、当時からさまざまな番組で「お前はどこのわかめじゃ?」「わ~かめ好き好き~」のCMのセリフを、例の調子でものまねネタにしていました。

ある日、石立鉄男本人にスタジオのエレベーターで遭遇し、「オイ慎吾!俺のものまねをしていただろ」と言われた柳沢慎吾は、エレベーターのドアをとっさに締めたことがあるのだとか。そのエピソードさえも、ものまね漫談風に語る柳沢慎吾。全くの怖いもの知らずかと思いきや、実は毎回ピンマイクつけるたびに「スベリはしないだろうか……」と不安になるそうで、「わかめラーメン」CM継承にも相当なプレッシャーがあったといいます。

おふざけが過ぎるようでいて、実際のところ、柳沢慎吾の内面は真面目の塊。特に俳優業においては、役作りの取り組みに、普段の無邪気さは皆無です。柳沢慎吾は、4月スタートの松田翔太主演ドラマ「ディアポリス」で、主人公の上司・阿(アー)を演じます。かつて母国政府の圧政に抵抗して警官5人を殺害し、日本に密入国してきたという後ろ暗いアーに、眉毛を薄くするなどして、見かけから役作りに徹する柳沢慎吾には凄味さえ感じさせられます。人々は、柳沢慎吾の根本に真剣味を見るからこそ、無邪気にはしゃぎまくる姿に元気を貰えるのかもしれません。

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