油井亀美也 身長、体重は?妻、子供、家族は?出身高校、学歴、防衛省テストパイロットの経歴!

2015年7月23日 更新

油井亀美也 妻、子供、家族は?宇宙飛行士に身長、体重制限はあるの?

油井亀美也 身長、体重は?宇宙飛行士になる為の基準とは

油井亀美也は、航空自衛隊入隊後、F15戦闘機のパイロットとして飛行任務に従事した他、テスト・パイロットを経て、宇宙飛行士になった初めてのケースとして話題を呼びました。

油井亀美也は、1970年生まれ(誕生日は非公開)、長野県南佐久郡川上村出身です。油井亀美也の身長、体重は非公開となっていますが、NASAの基準では、身長158センチ以上、190センチ以下という決まりがあります。体重は50キロ~90キロ。これがソユーズの基準なので、油井亀美也の身長、体重は、この範囲内で間違いありません。宇宙飛行士になるには、その他にも、両眼とも視力1.0以上、最高血圧140以下、最低血圧90以下、色覚正常、聴力正常、など、一定の基準が設けられています。学歴なども選考対象になりますので、油井亀美也はかなり厳しい条件を突破したと言えます。

油井亀美也 妻、子供、支える家族は?妻の一言が人生の分岐点!

油井亀美也の家族は、妻と子供三人(息子二人、娘一人)の5人。自衛隊員という職業から、ほとんど家にいることはなかったようで、支えてくれた妻や子供ら家族に大変感謝していると語っています。油井亀美也は、小学生の頃から「宇宙に関する仕事」に就きたいと思っており、自衛隊入隊後も、その気持は心にあったと語っています。しかし、その頃、油井亀美也は東京勤務で多忙な日々を過ごしていて、仕事以外の情報を集めることが困難な状態でした。そこで、油井亀美也の妻が、募集要項を取りに行ったり、健康診断をする病院を探したり、油井亀美也に代わりを行ったようです。油井亀美也は、「自衛隊で約束された道を捨てていいのか」「育ててくれた自衛隊を裏切ることにはならないか」と、かなり心の葛藤があり、締め切り一週間前に、煮え切らない態度。そんな油井亀美也に妻が「ここでやらないのは、ちょっと違うんじゃないの?」という言葉をかけ、油井亀美也は宇宙飛行士になることを決断することになりました。7月の打ち上げを控えた油井亀美也は、つい最近までリフレッシュのために長めの休暇をとって、家族と共に同じ時間を過ごしていることをTwitterで報告。そして、いよいよ打ち上げ間近に迫った現時点では、ヒューストンで一人暮らしをしていて、「自衛隊にいる時もそうでしたが、結婚していても長期出張様々な理由で、家族といる時間は少ないですね……」と呟いています。

油井亀美也 テストパイロットから宇宙飛行士へ!出身高校、学歴は?防衛省の経歴は?

油井亀美也 テストパイロットから宇宙飛行士になるのは初めてのケース

油井亀美也は、F15戦闘機のチームリーダーを努め、自衛隊の中でも、非常に難しいと言われる、テストパイロットを経て、宇宙飛行士となりました。宇宙飛行士への決意を「自分の死も含め、直視するのが仕事」と語っている油井亀美也。この言葉から油井亀美也が宇宙飛行士になることに対し、様々な心の準備が整っていることを感じられます。油井亀美也はテスト・パイロット時代から、訓練中のトラブルにも、淡々と対処する、職人のような人だったそうです。それは、ISS船長を過去に務めた若田光一は「彼なら安心して見守れる。一緒に飛ぶ仲間からの信望が厚い」と太鼓判を押すほど。そんな油井亀美也ですが、2009年にJAXAに宇宙飛行士訓練生として抜擢されました。油井亀美也が自衛官から宇宙飛行士になる、初めてのケース。高い知識、技術を持つ、油井亀美也は申し分のない人材だったということになります。油井亀美也は宇宙飛行士訓練に関して「ソユーズ宇宙船やロボットアームの操縦訓練は、注意配分しながら何かを操作する点で自衛隊時代の訓練と全く同じで、直結した形で役立った。搭乗時の重力速度に耐える訓練では、F15だと頭から血が抜ける方向に9G(地球の9倍)がかかるが、宇宙飛行士は胸を押す方向に8Gまで。こんなものかと思った」と意外にも余裕を見せています。

油井亀美也 出身高校、学歴、防衛省ではエリートコース!経歴もスゴかった!

油井亀美也の出身高校は、長野県野沢北高等学校で、この高校を多くの著名人が卒業しています。その後、1992年に防衛大学校理工学専攻を卒業、航空自衛隊に入隊しています。航空自衛隊幹部学校指導幕僚過程を経て、航空幕僚監部防衛課に勤務。この、防空幕僚監部とは、かなり凄い機関で、防衛省の特別機関となっています。幕僚長統率のもとに、航空自衛隊の防衛、・教育訓練・装備・人事などに対する計画の立案・部隊の管理・運営などを行い、日本防衛の要と言っても過言ではない機関です。油井亀美也の経歴を見ると、防衛省のこの機関で勤務していた、エリート中のエリートとなります。油井亀美也は、この機関に勤務していた頃から「私のことを頼りすぎると、何かあった時に大変だ」と家族にも語っており、危険性も充分に覚悟して職務に望んでいたことがわかります。

油井亀美也 打ち上げの不安、宇宙への恐怖がない?はっきり見える覚悟

7月23日~25日、いよいよ油井亀美也が宇宙へ(ISS)出発します。油井亀美也が乗るソユーズ宇宙船は、実際には5月に打ち上げ予定でした。しかし、4月28日にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられたロシアの無人補給船「プログレスM-27M」が制御不能になる事故が発生し、油井亀美也の打ち上げは延期されたのです。直前、目の当たりに事故を見てしまうと、怖くなってしまうのが人の心理ですが、油井亀美也は全く臆することがなかった様子。そこは選ばれた人、事故ぐらいでは揺るがない、相当な心の準備と覚悟ができているのでしょう。自衛官時代も、常に「死」は隣り合わせ。心の強さも自衛官時代に身につけたものなのでしょうね。かたや油井亀美也を見守っている家族のほうは、ずっと心穏やかではないのでは?という懸念があります。それでも、夫、あるいは父を応援し続ける油井亀美也の家族は、素晴らしい家族であり、その家族応援の元、夢に向かって進んだ油井亀美也は、とても幸せ者です。また、自衛隊では日本の安全、日本人の生命のために命をかけてきた油井亀美也。宇宙飛行が成功すれば、それは日本にとっても大きな功績となります。常に命がけ、全力の油井亀美也の成功を願って止みません。油井亀美也自身も、成功だけを考え、大きく宇宙へ羽ばたいて、また無事な姿を見せて欲しいと心から思います。

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