カルロス・ゴーンと豊田章男の年収比較!愛車は日産車ではない!?

カルロス・ゴーンと豊田章男の年収比較!愛車は日産車ではない!?出典:http://moogry.com

カルロス・ゴーンと豊田章男の年収比較!愛車は日産車ではない!?

カルロス・ゴーンと豊田章男の年収比較に見る、経営トップの報酬の違い

カルロス・ゴーンは、1954年生まれで、まだ62歳の若さです。1999年、日産自動車経営の全権を任されたカルロス・ゴーンは、日産リバイバルプランを作成し、着任早々再建に着手します。そして、1998年には約2兆円もあったとされる有利子負債を、5年後の2003年6月までに全額返済し、2003年度には、12%前後まで落ちていた日産車の国内シェアを20%近くまで回復させました。

そんなカルロス・ゴーンの年収は、10億3500万円。対するトヨタ社長の豊田章男は3億5000万円といわれています。確かに、2兆円もあった負債を消したのですから、カルロス・ゴーンに10億3500万円の収入があっても、当然といえば当然なのかもしれません。しかし、会社再建の名のもと、多くの社員たちがリストラされたのも事実。経営者のみが評価され富を享受する欧米型の資本主義が、決して人を幸せにしないことは明白です。

カルロス・ゴーンは、グローバル時代の生きた黒船

カルロス・ゴーンの登場は、まさにグローバル時代における生きた黒船のようでした。日本にとって基幹産業である自動車産業で、トヨタに次ぐメーカーである日産自動車が、1999年、フランスのルノー傘下に入るなど、誰もが想像できない事態だった中、鳴り物入りで着任したカルロス・ゴーン。彼は根っからの車好き。ポルシェに乗っていたこともあるそうですが、来日後は、日産の高級車から大衆車まで、全ての車に乗って、自らが乗り心地を試したのだとか。

また各部署、各現場を自分の目で見て回り、即断即決で、力強く改革を推進しました。一方のトヨタも、2009年、1956年生まれの豊田章男が社長に就任し、経営の若返りをはかっています。トヨタの今期収益予想は、過去最高益を更新と、こちらも好調です。

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カルロス・ゴーンは日本語を話せるの?経歴や出身は?

カルロス・ゴーンは、ベイルート出身で5カ国語を操る国際人

カルロス・ゴーンは、フランス人ではなく、ベイルート人です。幼少期はブラジルで育ち、フランスのグランゼコールという高等職業教育機関のひとつ、パリ国立高等鉱業学校を卒業して、大手タイヤメーカーであるミュシュランに入社します。その後、20年近く働いたミュシュランでの業績が評価され、ルノーに上席副社長としてスカウトされたカルロス・ゴーンは、ルノー再建に辣腕を振るうことに。

こうした華麗な経歴からも分かるように、カルロス・ゴーンは語学に堪能で、アラビア語とフランス語、英語、スペイン語、ポルトガル語を自在に話すことができます。カルロス・ゴーンの就任により、社内での公用語は英語になった日産。しかし、カルロス・ゴーンは、社員に対して伝えなくてはならない重要なメッセージは、あえて日本語でスピーチするよう心掛けているそうです。

カルロス・ゴーンは、日本人社長も唸る凄腕経営者

カルロス・ゴーンは、来日当初、情け知らずのコストカッターとして、社員にとっては戦々恐々でした。しかし、カルロス・ゴーンの経営改革は、従来の日本的経営をやみくもに排除するのではなく、自らが先頭に立って、是々非々でスピーディに改革を進めていくスタンス。その姿勢は、従来の日本の経営者にないもので、社員だけでなく、多くの日本人の共感を呼ぶ結果となっています。

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カルロス・ゴーン来日当時にも、後の柔軟な経営ぶりを暗示するようなエピソードが1つあります。現在、日産では、全ての運動部が休止されていますが、カルロス・ゴーンが来日する前から存続が問題となっていたのが日産野球部。日産が出場した都市対抗野球を観戦したカルロス・ゴーンは、スタンドの応援団と観客の盛り上がりに感銘を受け、「都市対抗野球こそが日本の企業文化の象徴である」と語り、野球部の存続を確約したのです。異文化のアイデンティティを尊重しながら、グローバルビジネスへと巧みに導くカルロス・ゴーンは、世界有数の経営者であるといえます。

カルロス・ゴーンは、燃費データ偽造問題をいかに切り抜けるか?

カルロス・ゴーンが、日産自動車の最高経営責任者となって、すでに15年以上が経ちました。そして今、新たな経営危機が勃発しています。三菱自動車が製造し、日産ブランドで発売している軽自動車の燃費データ偽造問題です。直接は三菱自動車の問題とはいえ、日産ブランドが深く傷がついたことにかわりはありません。カルロス・ゴーンは、事が事だけに、全容が解明されるまで判断を待つと、静観の構えです。この問題は、一歩間違えば、自動車業界全体に波及する問題であり、カルロス・ゴーンは、三菱自動車の動向を冷静に見きわめながら、密かに、自社の研究開発部門に問題がないか、綿密な調査を行っていることでしょう。

かつて、カルロス・ゴーンは、自社ブランドの重要性について、「消費者に訴求できるブランドがなければコモディティーへの道を歩むことになりますが、確固たるブランドがあれば、「価格力」だけでなく「ロイヤルティー」、すなわち顧客の定着率や忠誠心を得ることもできるのです」と語っていました。今回の問題に対しても、「リーダーはブランドの価値に極めて注意深くなければなりません。

企業経営において、ブランドとは『成長の持続可能性』にほかならないから」と、ブランド価値を重視する姿勢を内外に発信しながら、「客観的な事実の把握なくして、適切な対策は生まれません」というスタンスで問題の解決に臨んでいます。自動車業界だけでなく、日本の経済界が、カルロス・ゴーンの新たな発言に、大いに注目していることは間違いありません。

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