樋口新葉と本田真凜はどちらが凄い?性格が嫌われているって本当?

樋口新葉と本田真凜はどちらが凄い?性格が嫌われているって本当?

樋口新葉と本田真凛はどちらが凄いの?

樋口新葉(ひぐちわかば)は、日本のフィギュアスケート選手。2015年、2016年世界ジュニア選手権で3位を獲得するなど、たしかな実力の持ち主です。そんな樋口新葉のライバルと目されるのが、彼女が3位だった世界ジュニア選手権で優勝した、1つ年下の本田真凛です。樋口新葉と本田真凛、2人の違いはどのようなところにあり、実際の実力差はどのような状況なのでしょうか?

本田真凛は、繊細で、可憐なスケートを滑る選手だといわれています。一方の樋口新葉は、ジェット噴射といわれるほどのスピードを武器とするスケート選手です。また、樋口新葉の武器は、なんといってもそのジャンプ力。まだ15歳の樋口新葉ですが、すでに、アクセルジャンプを除く5種類のトリプルジャンプを飛べます。

コンビネーションでは、3回転ルッツ‐3回転ループの大技を成功させていますが、これは、史上5人目となる快挙。現在は、2018年に開催される平昌オリンピック出場を視野にいれ、安藤美姫だけが成功している女子4回転ジャンプに続こうと、4回転トウループの取得に励んでいる最中だそうです。それぞれに持ち味の異なる樋口新葉と本田真凛は、お互いに切磋琢磨しあえる良きライバルとして、世界の高みを目指し、ともに成長しています。

樋口新葉の性格が嫌われているのは本当?

樋口新葉とネット検索すると、「性格嫌い」というキーワードが多く出てきます。その原因は、樋口新葉のコメントや言動にあるようです。
樋口新葉は、これまで、自身の性格について、「負けず嫌い」「試合に負けたらすごく荒れる」「悔しい思いは嫌」「先生に怒られるのは嫌」等と発言。自身のスケーティングについて問われると、「天才肌だと思う」と回答しています。一流アスリートともなれば、皆、かなりの負けず嫌いではあるものです。

しかし、ここまでストレートに表現する選手も珍しい気がします。こうした樋口新葉の強気発言に対して、「性格が悪そう」「性格がキツそう」と、噂が先行してしまうのも分かる気はします。

しかし、樋口新葉の強気発言は、人並み以上の厳しい練習を耐えて、きっちり成果を出せたからこそ飛び出したものです。気が強い部分はあるでしょうが、一連の強気発言は、性格の悪さを表しているのではなく、樋口新葉のメンタルの強さの裏返しともいえるでしょう。

樋口新葉が浅田真央をディスった?出身中学、高校とプロフィール

樋口新葉が浅田真央をディスったと話題に!

樋口新葉の性格が悪いと噂されている理由には、浅田真央の存在も関係していました。樋口新葉は、かつて自身のTwitterで、「浅田真央に魅力を感じない。キムヨナが目標選手」とつぶやいたのだとか。相手は、国民的ともいえる人気を誇るあの浅田真央ですから、これには、ツイッターが炎上する騒ぎになりました。

トリプルアクセルを武器とする浅田真央に対し、樋口新葉も、トリプルアクセルをはじめとしたジャンプを武器にスケーティングしています。そのため、このTwitter騒動は、浅田真央に対するライバル心が込められていたのではないか?という見方もされました。15歳の現役女子高校生である樋口新葉のスケート人生はまだまだこれから。数々の大会で優勝をものにしてきた浅田真央に負けないよう、これからも自身のスケーティングに磨きをかけていってほしいです。

樋口新葉の出身中学、高校・プロフィールは?

樋口新葉は、2001年生まれの15歳。東京都出身の現役女子高校生です。開智日本橋学園中学校出身で、現在は、日本橋女学館高等学校に在学しています。日本橋女学館高等学校は、スケートの強豪校としても知られる学校です。

3歳の頃からフィギュアスケートを始めた樋口新葉は、4歳からコーチをつけて、本格的なレッスンに励んできました。12歳の時には、早くも全日本ノービス大会で優勝。2014年に開催された全日本ジュニア大会でも、中学2年生にして優勝を飾っています。

19歳まで出場資格のあるジュニア大会で、14歳にして優勝した樋口新葉。これは、安藤美姫、浅田真央以来の快挙ですから、実力はお墨付きといえるでしょう。趣味は、映画鑑賞と音楽鑑賞という樋口新葉の特技はなわとび。フィギュアスケートでもジャンプが得意な樋口新葉は、跳ぶことが得意なようですね。

樋口新葉は2018年平昌オリンピックのメダル候補?!

樋口新葉は、2016年フィギュアグランプリフランス杯フリーで、自己ベストの129.46点をマークし、合計194.48点で、3位入賞を果たしました。今大会が、シニアグランプリのデビュー戦となった樋口新葉。デビュー戦でいきなり表彰台に立つという偉業を遂げたことで、すでに世界に通用するレベルであることを見せつけています。

樋口新葉は、自身が得意とするジャンプを、冒頭から華麗に決めていきました。後半のジャンプで、2回のミスはあったものの、最後まで集中を途切れせることなく滑り切り、「今までで一番良い演技ができた」と手ごたえも十分だったようです。持ち前のメンタル面の強さも存分に生かされた結果、世界の注目度が一気に上がったことは間違いありません。

グランプリファイナル出場権がかかるNHK杯は、11月25日に、札幌で開幕します。「自分のやるべきことをやれれば」と語る樋口新葉は、次戦に向けて心身両面の調整はできてきている様子。母国である日本でも表彰台にあがってくれるのではと、楽しみですね。

樋口新葉は、平昌オリンピックまでの間に行われる一戦一戦を終えるたびに、さらに実力を高めていくことでしょう。その先には、何色のメダルが待っているのでしょうか?

関連記事

ページ上部へ戻る