マーティン・スコセッシ監督が遠藤周作「沈黙」を映画化!公開日が気になる!

マーティン・スコセッシ監督が遠藤周作「沈黙」を映画化!公開日が気になる!

マーティン・スコセッシ監督による遠藤周作「沈黙」映画化が難航したワケ!

マーティン・スコセッシ監督が、遠藤周作の不朽のキリスト教文学小説「沈黙」を映画化するという話は、かなり前からありました。映画「タクシードライバー」などで知られるハリウッドの巨匠・マーティン・スコセッシ監督が、遠藤周作の「沈黙」を初めて読んだのは、自身が牧師を目指していたという約25年前。以来、マーティン・スコセッシ監督は、長年にわたって「沈黙」映画化を練るも、資金問題で難航を喫し、映画制作を担当する予定だった会社から訴訟を起こされてしまいます。

紆余曲折を経て、2015年1月には、年末の限定公開、翌年のオスカーを狙う予定で、悲願の撮影が開始。ところがクランクイン前日の1月29日、ロケ地・台湾で、映画セット制作中に倒壊した古い建物の屋根が崩れて作業員1人が死亡するという事故が勃発し、マーティン・スコセッシ監督がメガホンを取った映画「沈黙」は、またしても撮影が延期されてしまったのです。

マーティン・スコセッシ監督映画「沈黙」の全米公開日は2016年11月か?

マーティン・スコセッシ監督による映画「沈黙」は、トラブル続きの中、クランクインこそ延期になったものの、2016年末頃の公開に向け、無事に撮影再開された模様。台湾でのロケは、5月頃に終了したことが分かっています。ただし、期待された5月のカンヌ映画祭での初上映は叶わず、いまだに公式にな公開日発表はなされていません。

しかし、米国の映画雑誌Screen Dailyは、待望の「沈黙」の全米公開日が、2016年11月と睨んでいるようです。マーティン・スコセッシ監督映画にとって、世界的にも愛されている遠藤周作「沈黙」の映画化は、まさに生涯を賭けた大仕事。もし2016年中aの公開が可能ならば、来年のアカデミー賞よりも前に、まずは今年末の各映画賞へ照準を合わせてくるのではないかと予想されます。

マーティン・スコセッシ監督映画「沈黙」キャスト!窪塚洋介ら日本人俳優にも注目!

マーティン・スコセッシ監督映画「沈黙」キャスト!病気寸前の減量で挑む渾身の役作り!

マーティン・スコセッシ監督の最新映画「沈黙」、原題「Silence」の舞台は、17世紀の日本です。激しい拷問にかけられる3人の外国人イエズス会士のうち、主役のポルトガル人イエズス会司祭セバスチャン・ロドリゴを演じるのは、「アメイジング・スパイダーマン」で有名となったアンドリュー・ガーフィールド。他2名は、「スターウォーズepisode1」で主演したリーアム・ニーソン、同じく「スターウォーズepisode7/フォースの覚醒」で、悪役カイ・ロレンを演じたアダム・ドライヴァーであることが分かっています。

マーティン・スコセッシ監督は、拷問の凄惨さを表現するために、この3人に苛酷な減量を要求。約10kg近くの減量で、健康不安説も飛び出していたリーアム・ニーソンは、「監督は怖い人」としながらも、マーティン・スコセッシ監督の制作への熱意を「もはや伝説級」と、敬意を払うコメントを残しています。

マーティン・スコセッシ監督映画「沈黙」窪塚洋介ら日本人俳優多数!草なぎ剛もオーディション参加?

マーティン・スコセッシ監督の役作りへの熱意もさることがら、「沈黙」は、日本が舞台ということで、国内では、日本人俳優のキャスティングが最大の関心事。当初、出演が予定されていた渡辺謙は、スケジュール調整できずに降板という悲報があったものの、浅野忠信の後任起用が決まりました。その他にも、イッセー尾形、塚本晋也、加瀬亮の出演が発表されています。

そして、最も注目されているのは窪塚洋介、小松菜奈のハリウッドデビュー。特に、数年に及ぶオーディションの末に、「沈黙」キチジロー役を掴んだ窪塚洋介に関しては、ここ数年は影が薄かっただけに、大きな話題となっています。また、「沈黙」のオーディションには、SMAPの草なぎ剛も、密かに参加していたという噂も。真相は定かではありませんが、日本の俳優にとって、原作小説、監督共にビッグネームである「沈黙」への出演は、まさにドリームチャンス。俳優として高みを目指したいならば、誰でも喉から手が出るほど欲しいポジションに違いありません。

マーティン・スコセッシ監督最新ドラマ「VINYL-バイナル」日本上陸!ロックファンなら必見!

マーティン・スコセッシ監督の最新映画「沈黙」の公開日発表が待たれる中、同じくマーティン・スコセッシ監督の話題の最新TVドラマ「VINYL-バイナル」が、2016年7月に、スターチャンネルにて日本初上陸となりました。アメリカ映画史の巨匠中の巨匠、マーティン・スコセッシ監督と、史上最強のロックバンド”ローリングストーンズ”のミック・ジャガーという、盟友同士の夢のコラボから生まれた「VINYL-バイナル」。2016年2月から全米で放送が始まって以来、新旧ロックファンの注目を集めている超話題作です。

こちらも「沈黙」同様、マーティン・スコセッシ監督が、20年にわたる構想の末に制作された渾身の作品で、1973年のNY音楽業界を赤裸々に描いた超こだわりの演出は、見ごたえ抜群となっています。物語は、経営危機に陥ったレコード会社の社長・リッチーが、会社と家族を救うために再起を図るという流れ。基本的にフィクションですが、実在のバンドのエピソードを巧みに絡める中で、ミック・ジャガーの面影を残した息子ジェームス・ジャガーが出演するなど、リアリティを増大させる仕掛けが満載です。

また、作中には、30秒に1回のハイペースで、思わずニヤリとしてしまうような小ネタが盛り込まれているため、マニアックなロックファンならば垂涎必至。マーティン・スコセッシ監督の手腕をまざまざと見せつけられた後には、ますます「沈黙」の公開が待ちきれません!

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