多田修平が日本人初の100m9秒台を記録!ガトリンも絶賛のスタートダッシュ!

多田修平が日本人初の100m9秒台を記録!ガトリンも絶賛のスタートダッシュ!出典:http://www.hochi.co.jp

多田修平が日本人初の100m9秒台を記録!身長・体重・プロフィールは?

多田修平が日本国内の競技会で100m日本人初の夢の9秒台を達成!

日本人がこれまで記録した陸上男子100mの日本ランキング1位は、1998年12月13日に伊東浩司が出した10秒00が最高でした。若手陸上選手の台頭が著しい近年は、9秒台も現実的となり、世間の関心は、「日本人初の9秒台は誰が出すのか」に集まっています。

日本ランキング2位の桐生祥秀(10秒01)か?同4位の山縣亮太(10秒03)か?同6位のサニブラウン・ハキーム(10秒05)か?はたまた最近調子を上げてきた同8位のケンブリッジ飛鳥(10秒08)なのか……?しかし、その瞬間は、皆が予想だにしなかった1人の選手によってもたらされました。

2017年6月10日に平塚スタジアムで行われた、日本学生陸上競技選手権大会での100m男子準決勝。関西学院大学法学部に在学中の多田修平が、追い風4.5mながらも9秒94と、夢の9秒台をマークしました!日本人初の9秒台を記録した多田修平は、その後の決勝でも、追い風1.9mの中、10秒08で自己ベストを記録。短距離のスペシャリストだった朝原宣冶が持っていた関西学生記録10秒19を更新して見事優勝をつかみとりました。

多田修平は細マッチョ?身長・体重・プロフィールとは?

多田修平は、1996年6月24日生まれで大阪府東大阪市出身です。多田修平が陸上界に飛び込んだのは中学生の時でした。大阪市の中学校総合体育大会陸上競技大会の男子100m決勝で5位に入賞した後は、大阪桐蔭高等学校に進学して、全国高等学校総合体育大会の男子100mで5位に入賞する記録を残します。

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そんな多田修平が才能を発揮し始めたのは、関西学院大学に進学してからのことです。2015年と2016年の関西学生陸上競技対抗選手権(関西インカレ)の男子100mを連覇した多田修平は、2016年の関西インカレでは10秒33の大会新記録で優勝しています。

そんな多田修平の現在の身長は176㎝で、体重65㎏と、細マッチョな体型。高校時代の監督からは、「理想は軽自動車のボディにベンツのエンジンを積むこと」と言われ、本人も、筋肉を増やすために筋力トレーニングに力を入れているようですが、何と言ってもまだ21歳の若さ。伸び代は無限大です。

多田修平のスタートをガトリンが絶賛!急成長を遂げたトレーニングとは?

多田修平の抜群なるスタートダッシュに世界のガトリンが絶賛!

2017年6月に行われた日本学生陸上競技選手権大会からさかのぼること数週間前、2017年5月21日に等々力陸上競技場で行われたセイコー・ゴールデングランプリ陸上2017川崎の男子100m。類を見ないスタートダッシュで世間をあっと言わせたのも多田修平でした。その凄さは、一緒に走った世界選手権銀メダリストのガトリンをして「誰だか知らないけれど、素晴らしいスタートを切った選手がいた」と言わしめたほどです。

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2レーンを走った多田修平は「もともとスタートから中盤にかけては得意です」とコメント。言葉通りの抜群のスタートダッシュで、70m手前までは、隣の3レーンを走るガトリンをリードしていました。結果は、1位ガトリン(10秒28)、2位ケンブリッジ飛鳥(10秒31)で、多田修平は終盤に順位を落としましたが、10秒35で3位に入っています。レース後にガトリンは、「素晴らしいスターターだ。今日のダークホースは多田だった」と新人の走りを絶賛しました。

多田修平が急成長を遂げた肉体改造トレーニングとは!

無名の新人と思われていた多田修平ですが、実は大阪桐蔭高校時代から、地元では名の知られた有望選手でした。スタートダッシュに定評のある山縣亮太を分析するなど、日頃から勉強熱心な多田修平ですが、今回の急成長ぶりには、他にも理由がありました。それは、大阪陸協が主催した「OSAKA夢プログラム」。この事業サポートを受けた多田修平は、2016年冬に、3週間のアメリカ遠征に参加しています。

そこで、元世界記録保持者のアサファ・パウエル(ジャマイカ)と行動を共にした多田修平は、スタート姿勢や体幹を強化する肉体改造トレーニングについて、パウエル直伝のアドバイスを受けたそうです。「パウエル選手に教えてもらったことが今の結果に繋がっている」と、自身もトレーニングの効果を絶賛しています。

多田修平の大活躍と大変貌には陸上界レジェンドたちの後押しがあった!

「シンデレラボーイの誕生!」。2017年8月にロンドンで開催される世界陸上男子100mの選手出場枠は3つです。その座を狙うのは、日本歴代記録の桐生祥秀、リオオリンピックリレー銀メダリストのケンブリッジ飛鳥、ロケットスタートの山縣亮太、成長著しいサニブラウン・ハキームら。そんな中、2017年6月24日に開催された世界選手権代表選考会兼日本選手権で、10秒16で見事2位に入り、初の世界陸上出場を決めたのが多田修平です。

この快挙に「シンデレラボーイ」と称される多田修平ですが、地元関西では名の知れた実力者。陸上競技界の中心が関東であるため、関西在住の多田修平にはこれまで不利な面が多々あったと言われています。「凄いスターターがいる!」と世界のガトリンを唸らしたセイコー・ゴールデングランプリ陸上2017川崎に出場できたのも、日本陸上界のレジェンドである100m日本記録保持者の伊東浩司の後押しがありました。

また、短距離界のスペシャリストである朝原宣冶も、同じく関西の同志社大出身者あることから、多田修平を随分気にかけていると言います。「日頃から謙虚で、試合に勝っても天狗になることが全くない」多田の人柄もレジェンド2人の心を打ったのでしょう。一方で、東大阪市出身で生粋の関西人である多田修平には、「関西から世界へ羽ばたく」という強い思いがあります。大舞台の決勝でも決して臆することなく、桐生祥秀や山縣亮太というリオオリンピックリレー銀メダリストたちの牙城を崩して世界陸上への切符をつかんだ多田修平。彼を、新星の如く登場した「シンデレラボーイ」と呼ぶのは、もはやおこがましいことかもしれません。

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