立川志の輔 新作落語、独演会が大人気!「ハナコ」「はんどたおる」あらすじネタバレ!妻、子、家族は?親友・春風亭昇太から笑点新メンバーへお誘い?!

立川志の輔 立川志の輔 新作落語、独演会が大人気!「ハナコ」「はんどたおる」あらすじネタバレ!

立川志の輔 新作落語が大人気!独演会も大盛況!

多くの人は立川志の輔と言っても、あまりピンとこないかもしれませんが、NHKの「ためしてガッテン」で、「ガッテンしていただけましたでしょうか?」という決めフレーズで、長く司会をしているオジサンと言えば、ピンとくるかもしれません。

しかし、落語好きの人にとって立川志の輔は、一門の師匠立川談志が「立川流の最高傑作」と言ったほど、立川流の大看板であり、立川志の輔が開く独演会は大人気で、もっともチケットが取れない落語家です。

立川志の輔、その芸風は落語に新しい風を吹き込んで、今もなお邁進し続けています。古典芸能である、歌舞伎、能や狂言などは、新しいファンを獲得していくためには、様々な努力が必要です。

歌舞伎で言えば、亡き中村勘三郎さんが開いてきた新しい歌舞伎、中村座や赤坂歌舞伎などがよい例だと思います。立川志の輔は落語が現代に通じるように工夫をしてきました。

大学時代の先輩、三宅裕司の影響を受けて演劇に興味を持っていることから、その要素が落語に生かされています。立川志の輔の新作落語は、現代の人間の面白さを題材に多くのネタを披露しています。

立川志の輔 新作落語「ハナコ」「はんどたおる」について

志の輔落語と呼ばれる、立川志の輔の新作落語は、そのストーリー構成や、登場人物の台詞の掛け合いなど、大学の頃から興味を持っていた演劇的な手法を取り入れていて、極めて現代的なテーマや会話なのに、よく練れた古典落語を聞くような味わいがあります。

なかなかチケットが取れないので、立川志の輔の新作落語を聞いたことがない人も多いでしょうが、人気のある作品のことを少々お伝え!作品は新作落語「ハナコ」「はんどたおる」あらすじネタばれなので要注意です。

「ハナコ」は日本人がよく使用する「予め(あらかじめ)」を題材にしている作品で、温泉旅館に来た3人の男客が「予め」の説明を女将から受けていく噺です。

「予めお伝えしますが・・」と聞きたくない旅館の裏事情を話され、こちらが聞くことには応えてくれないどたばたの様子を面白おかしく表現しています。ハナコとい名前は夕食に出る黒毛和牛の名前で、あまりにも女将が不思議なので、もしや何か事件でも??と思わせる内容になっています。これは、「牛肉産地偽装事件」を皮肉った作品で、「実は○○でした」という世相を皮肉って「予め申し上げます」という女将を登場させています。

また「はんどたおる」も人気作品の1つです。ダイエット中の奥さんが景品のハンドタオルほしさにシュークリームを購入し、おつりの2000円を落としてしまった奥さんと、それを見たご主人が奥さんを叱り、警察に届ける、どうせ出てこないから届けたと思え、などと言い合いになります。

そこへハンドタオルをつけるから契約してくれと新聞の勧誘員がやってきて、さらに面白い展開になっていきます。身近にいる人の考えなどがわからない、日常によくある出来事を風刺している落語です。

どの作品も完成度が高い立川志の輔の新作落語は、いずれは、古典して演じられる作品として、これから長く語り継がれるでしょう。

立川志の輔 妻や子、家族は?親友・春風亭昇太から笑点新メンバーへお誘い?!

立川志の輔 妻や子、家族は?明大落研出身で遅いデビュー!

立川志の輔。1954年生まれ、61歳。富山県に生まれ、明治大学へと進学します。立川志の輔は、ここで落語研究会に入っていなければ、決して落語家にはなっていなかったでしょう。

1970代、各大学では落語研究会がブームで、大学の落研から芸能界に入ったタレントも数多くいます。当時、明治大学の落研の部長も、後にお笑いタレントとなった三宅裕司でした。ちなみに二年後輩には、コント赤信号の渡辺正行でした。三宅裕司の演劇志向が大きく影響し、立川志の輔は大学を出てからしばらく、演劇の道を目指します。

そしてバイトの後、よく飲みにいった新宿のゴールデン街で知り合った人の紹介で、地元に近い金沢市の広告代理店に入社し、28歳まで4年間働くことになります。しかし、立川志の輔はいろいろまわり道をしたあげく、やはり自分には落語しかないと思い、なんと29歳で会社を辞め、立川流に入門するのです。

落語家としては極めて遅いデビューと言えます。実はこの時、立川志の輔はすでに結婚をしていました。妻となったのは高校の同級生の女性だそうで、今もずっと立川志の輔を支え続けてきました。ひとり息子も、すでに成人しているようです。

立川志の輔 親友・春風亭昇太から笑点新メンバーへお誘い?!

立川志の輔の落語界の親友、春風亭昇太。二人で旅行に行くほど仲がよいみたいです。春風亭昇太さんと言えば、人気長寿番組「笑点」のレギュラー。長い間愛され続けてきている「笑点」は、司会者やレギュラー陣が交代することがしばしばありますが、現在、司会を務めている歌丸師匠の健康問題などもあり、そろそろ交代説なども出てきています。そんな中で親友・春風亭昇太から笑点新メンバーへお誘いを立川志の輔にしているという噂もちらほらでています。

立川志の輔はご存知立川流。立川流は、志の輔が入門したちょうどその年、落語協会を脱退。立川志の輔は、寄席で前座で上がることもなく、入門まもなくテレビのリポーターなどに抜擢されて、落語よりテレビタレントとして売れっ子になっていきます。

立川志の輔が、1984年に早くも2つ目、1990年、立川流真打になれたのは、やはり立川流という特異な流派に入ったことと、立川志の輔自身に、落研で培った落語の基礎と創作落語作りの才能があったからに他ありません。

そして現在、立川志の輔は、落語家デビューして30年あまり。笑点新メンバーとして実力、経験とも十分といえますね。

立川志の輔 「笑点」新司会者と、後もうひとり

放送50年目という長寿記録と、20 %以上の高視聴率を稼ぐお化け番組の、日本テレビ「笑点」は、大喜利メンバーのリニューアルを決定しました。日本テレビでは先日、病気療養中だった桂歌丸の司会復帰を発表しましたが、近く歌丸が勇退して、新司会者が就任するそうです。

下馬評では新司会者に、三遊亭円楽。そして円楽が司会者に移って抜けたレギュラー枠に、立川志の輔が有力なのだそうです。年齢的には、三遊亭円楽が65歳、立川志の輔が61歳。

もしそれがほんとうなら、三遊亭、立川流ともに1978年に落語協会脱退以来、同じ舞台を踏むことがなかった両雄が、いったいどういうコラボレーション、お笑い対決を見せてくれるか、今から楽しみではあります。

2008年、園芸ホール「ほくほくスペースてるてる亭」が地元富山に開設され、立川志の輔は、その運営プロデューサーを依頼されました。また同じ年に、第57回芸術選奨文部科学大臣賞も受賞しています。

今や、東京落語の重鎮となった立川志の輔。最近では龍角散のコマーシャルにも出演し、ぐっとしぶさの増した姿を披露しています。立川志の輔には、これから名実ともに本物の落語家として、私たちを大いにガッテンと納得させる、至芸の落語を見せてほしいものです。

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