哲夫(笑い飯)の仏教本がタメになる!マツダRX-7へのこだわりと愛情とは

哲夫(笑い飯)の仏教本がタメになる!学歴も凄かった

哲夫(笑い飯)の仏教本がタメになる!講演依頼も殺到

お笑いコンビ笑い飯の哲夫、本名は中西哲夫です。1974年12月25日生まれで、奈良県出身。子供の頃からお経を聞いていた哲夫(笑い飯)は、般若心経をこよなく愛し、毎朝写経をするほどの仏教通。仏教について書いた「えてこでもわかる 笑い飯哲夫訳 般若心経」や「ブッダも笑う仏教のはなし」まで出版しています。

2016年1月に出版された「ブッダも笑う仏教のはなし」は、第一章の「お釈迦さんってどんな人?」から始まり、第五章「仏教ってこんなとこにもあるんです」まで全221ページ。哲夫節全開で、仏教の深い部分についてが、現代風に書かれています。

たとえば、「仏教とは死後の世界」というイメージが根強くありますが、哲夫曰く「本当は生きている間のことについて言っている」。高校の先生から教えられた「四苦八苦を数字で表すと4989。4×9は36で、8×9は72。36+72は108。煩悩の数と同じになるんです」という話を、2011年に開催された東京大学学園祭の「笑い飯哲夫のおもしろ仏教講座」で話しています。

もちろん、「ブッダの説いた中道(快楽と苦行の中間)が大切で、スケベすぎてもダメ、まったくスケベじゃないのもダメ」「中道の精神でスケベなビデオも観過ぎないように心がけています」と、芸人としてきっちり笑いを取ることも忘れていません。

幼少期にお経を聞いて「響きがかっこいい」と感じ、大学の哲学科に通っている時に般若心経を写経し「格好いい」「内容が面白い」と感じた哲夫にとって、仏教は、笑える上にタメになるものなのでしょう。そんな独特のスタイルで行っている講演も、各地から依頼が殺到するほどの大人気となっています。

哲夫(笑い飯)の学歴も凄かった!意外な経歴とは?

哲夫と西田幸治からなる笑い飯は、ボケとツッコミを互いに両方が担当するWボケツッコミというスタイルが持ち味。ネタが尽きるまでお互いがボケ続けるという斬新な漫才で、「漫才界の革命児」と呼ばれています。2000年に結成された笑い飯は、これまで数々の賞を受賞しており、2010年には、漫才師の頂点「M-1グランプリ」で優勝。松本人志ら審査員からも高い評価を受けました。

そんな笑い飯の片割れである哲夫(笑い飯)は、奈良県立トップの進学校である、奈良県立奈良高等学校出身です。その後に一浪して、関西学院大学文学部哲学科へ。得意科目は日本史で、教員免許も取得。大手自動車販売ディーラーへの内定も決まっていましたが、芸人になる夢を諦めきれず、大学卒業後にお笑いの道へ進みました。高学歴芸人の哲夫は、売れない若手時代には、小学生向けの塾講師をし、家庭教師を5件掛け持ちしていたとか。

奈良県でもトップレベルの市田塾に通い、偏差値の高い学校を卒業しているという意外な高学歴には、同郷の明石家さんまもびっくり。今田耕司は、哲夫を「秀才芸人」と呼んでいます。

哲夫(笑い飯)は嫁と交際8カ月で結婚!坂上忍と生放送中に大バトル

哲夫(笑い飯)は嫁と交際8カ月で結婚!

哲夫(笑い飯)は、2016年10月に、9歳年下の一般女性と結婚しています。2人の出会いは、同年2月に行われた共通の友人の結婚式です。彼女も同じ奈良県出身ということから意気投合しました。交際中に、哲夫行きつけの居酒屋に行った際、彼女とは初対面だったマスターが、顔を見て「エースコックの豚のマークに似ている」と言ったところ、彼女は大爆笑。

初対面で傷つきかねないあだ名をつけられても、怒るどころか爆笑する彼女に懐の深さを感じた哲夫は「この人しかいない」と結婚を決めました。交際8カ月というスピード婚となりましたが、お酒を飲んで帰ってきた彼女が「プロポーズしぃや」と言ったので、「やったら、したろうか」という流れのプロポーズだったとか。

哲夫曰く「いつの間にか結婚」。結婚前には、「芸人なんだから不倫ぐらいしなさいよ」と言っていた嫁も、結婚後には「浮気したら殺すぞ」と言うように。「だから浮気は絶対にできない」と苦笑いしている哲夫ですが、それだけ夫婦の愛情が深まっているということでしょう。

哲夫(笑い飯)と坂上忍が生放送中に大バトル!真相は?

哲夫(笑い飯)が坂上忍にブチ切れたと、話題になったことがありました。バトルが勃発したのは、2014年の「24時間テレビ37 愛は地球を救う」内のコーナー「朝まで生しゃべくり007」です。哲夫が自身を批判していると聞きつけた坂上忍が、白黒つけたい人として哲夫を指名。誰もが、哲夫が恐縮して謝罪する流れを想像する中、哲夫はここぞとばかりに坂上忍に食ってかかりました。

その主張は、「バラエティ番組に出たい芸人はたくさんいる。芸人が出るべきところに俳優がいるのはおかしい」とのこと。坂上忍が、「スタッフのせいにしている」と言わんばかりに反論すると、スタッフを悪く言うことはできない哲夫は行き詰まってしまいます。しかし、すかさず坂上忍が「おまえ、もうちょっと面白いこと言えよ」とツッコむと、哲夫の表情は一変。

「芸人は身を削ってボケるのに、それを一蹴することでセコい笑いを取っている」「このやり方が汚い」とブチ切れると、スタジオにいる芸人が一様に凍りつきました。ネットでは、「誰一人フォローしないのはおかしい」「哲夫の怒りは当然だ」と擁護する声も少なからず見られました。

哲夫(笑い飯)が語るマツダRX-7愛!生産が終了も乗り続ける理由とは?

哲夫(笑い飯)は、2002年に生産が終了した、マツダのロータリーエンジン搭載車RX-7の3代目「FD」に乗り続けています。実は哲夫は、この愛車に特別な想いを持っているそうです。中1の頃は、雑誌の「男が憧れるスポーツカー特集」に興味を持ちつつも、あまり知識がありませんでした。

しかし、友達と話しているうちに、マツダのロータリーエンジンは日本が世界に誇る唯一のエンジンだと思うように。そんな中、マツダRX-7を見た哲夫は「やばいぐらい渋いし、つやっぽい。特に青のカラーがいかつい」とすっかり魅了されてしまいます。

なんと、当時乗っていた15万円の車を、青のスプレー缶6本を使って全面塗装するほどRX-7に傾倒していきました。こうして、長らく抱き続けてきた念願が叶ったのは2006年。芸人として軌道に乗り、貯金も出来てきた哲夫は、状態の良いFDを紹介されて購入します。

今でも大事に乗り続けていることについて聞かれ、「10年間これ以上に欲しくなる車がない」とコメント。「やっぱりずっと1位なんです。全てが理にかなって整いきった車なんですよね」と、長年乗り続けているマツダFDへの惜しみない愛を語っています。

この強いこだわりこそが、Wボケツッコミという斬新な漫才スタイルを貫くスタンスにも表れています。漫才、仏教はもちろん、自称「花火賢者」と名乗るほど大好きな花火など、さまざまなジャンルでディープに活躍しています。周囲から、「秀才芸人」と呼ばれていることも納得できるというもの。次は、どのような形で哲夫節を炸裂させてくれるのでしょうか。これからも斬新な笑いを魅せてくれることを期待しています。

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