北川みゆき「せいせいするほど、愛してる」ネタバレ感想!禁断の最終回は?
北川みゆき「せいせいするほど、愛してる」純愛系不倫漫画のネタバレ感想
北川みゆき「せいせいするほど、愛してる」は、2006年から2008年まで「プチコミック」誌上に連載されました。コミックスは全7巻。化粧品会社の広報部に勤務する主人公、栗原未亜は、恋人の山下にプロポーズをされましたが、仕事に理解を示してくれない彼に別れを告げたところ、ストーカー化。上手く別れられずにいたところ、出会ったばかりの三好海里に助けられます。海里は、未亜が務める会社の副社長。既婚者ですが、2人は惹かれあっていきます。未亜は仕事を優先し、恋愛を一番に考えないタイプの主人公。
内容は不倫なので、共感できるか否かは賛否分かれるようですが、いかにも現代女性的なタイプです。一方の海里は、既婚者なのに、ちょこちょこと美亜に手を出すのはいかがなものかと思われがちですが、彼には、離婚寸前に事故に遭い、眠り続ける妻優香が。クール系ながら、徐々に独占欲の強くなる姿にも注目です。
北川みゆき「せいせいするほど、愛してる」禁断の最終回ネタバレ注意!不倫恋愛の行きつく果て
北川みゆき「せいせいするほど、愛してる」は、いわゆる不倫もの。未亜は、海里の妻優香が眠り続けている事情も知っており、海里も、惹かれているからこそ離婚合意したとはいえ、眠り続けている妻、優香を放っておいて、未亜を選ぶことはできないという板挟み状態。最終回は、自身が不倫をした結果の離婚でしたが、忘れられたくないと事故を起こした妻、優香が目を覚まします。同時期に未亜が事故に遭い、付き添う海里。
しかし、広報部の代表として優香のお見舞いに行き、海里との別れを決意。未亜は、会社も辞めて、行方をくらませます。一方で、優香のリハビリに付き添う海里。ある日、未亜のところに、優香から手紙が届きます。結婚式の招待状と、あなたには来る責任があるとの言葉。泣いてしまい、結婚式場に遅れてしまった未亜ですが、そこには海里の姿だけがありました。純な不倫恋愛の行きつく果ては、ハッピーエンドです。
北川みゆきおすすめ漫画「真夏のエデン」「罪に濡れたふたり」も刺激的!年齢が気になる!
北川みゆきならこれ!おすすめ漫画「真夏のエデン」「罪に濡れたふたり」が刺激的すぎる
北川みゆきといえば、ベテラン少女漫画作家。純愛系の作品もありますが、少々過激な作品が多いことでも名が知られています。おすすめコミックの1つである「真夏のエデン」は、初恋の相手に、大人になってから出会うという少女漫画ではテッパンともいうべき設定の純愛系。しかし、主人公水夏が恋した相手は、双子の弟冬麻……のはずだったのに、兄秋也にあの日の姿が重なります。水夏が恋をしたのは、いったい誰だったのか。前向きな水夏の成長や、秋也の過去のしがらみが解ける過程に、共感や感動の声があがっています。
対する北川みゆき「罪に濡れたふたり」は、姉弟の近親相姦を描いた作品。15年振りに出会い、互いを姉弟と知らないまま一夜を過ごした2人。紆余曲折あり、実の姉弟と分かったあとも愛を貫きます。テーマも性描写も過激であるともいわれる北川みゆき「罪に濡れたふたり」は、刺激がほしい時におすすめです。
北川みゆきはいくつなの?ベテラン少女漫画家の気になる年齢
北川みゆきは1月1日生まれ。既婚者で、夫は小説家のあかほりさとる。デビューは、1984年に、小学館の「少女コミック」に掲載された「12時の鐘は聞こえない」でした。北川みゆきは、「ぷりんせすARMY」や「亜未!ノンストップ」などの人気作を生み出した後、同出版社の「Cheese!」へ移籍。「月にキスの花束を」などを連載の後、今度は「プチコミック」へ。この時期の北川みゆきには、「少女コミック」、「Cheese!」、「プチコミック」と、対象年齢が上がっていくせいか、物語のテーマや性描写などが、過激になっていく傾向があります。
数多くのヒット作を生み出し、世の女性たちをキュンキュンさせてきた北川みゆき。よくよく調べてみると、どうやら1967年生まれである模様。情報の出どころは定かではありませんが、本当であれば、デビューは10代ということに。しかし、北川みゆきの年齢はともかく、数多の恋愛ストーリーを生み出したことは変わらないわけですから、その想像力には脱帽です。
北川みゆき「せいせいするほど、愛してる」ドラマ化!武井咲と滝沢秀明に「半沢」「下町」プロデューサーと盤石の布陣
北川みゆき「せいせいするほど、愛してる」のドラマ化が報じられたのは、2016年5月25日のこと。7月12日、火曜日の夜10時よりTBSで放送されます。「せいせいするほど、愛してる」は、純愛とはいえ、不倫もの。主演の武井咲は、大人のラブストーリーの経験はほぼ皆無。しかし「未亜の純粋な思いや、働く女性の輝きなども表現していければ」と意気込みを語っています。
相手役の海里を演じるのは、初共演となる滝沢秀明。滝沢秀明は「仕事にも恋愛にもひたむきな大人の男女を描いているので、女性だけでなく男性にも、楽しんで見ていただければ幸いです」とコメント。他にも、ライバル会社の営業マン宮沢に中村蒼、未亜の親友真咲あかりに水沢エレナ、未亜とあかりのルームシェア相手にして親友、現在はモデルをしている美山千明にトリンドル玲奈、未亜をストーカーする元恋人山下に高橋光臣、あかり、千明と三角関係になる小説家久野を中村隼人が演じるなど、若手の注目俳優がキャスティングされています。
プロデューサーの伊與田英徳は「半沢直樹」や「下町ロケット」などの人気ドラマを手掛けてきた人物。武井咲と滝沢秀明の起用について「正面からぶつかり、想いを突き通す芝居ができるのは武井咲しかいない」と話し、「彼女を受け止められるのは大人の魅力あふれ、クールな中に温かさもある滝沢秀明」と思い切ってオファーしたと語っています。漫画版とは少々違うはじまりとなるドラマ版「せいせいするほど、愛してる」。終わった後に純愛です、と力強く言えるかどうか?放送が待ち遠しいです。