松山せいじは鉄ヲタ漫画家!年収を公開したワケとは?妻も漫画家?

松山せいじは自称お色気漫画家?プロフィール大公開!


松山せいじのプロフィール
◆職業:漫画家
◆生年月日:1975年4月8日
◆出身:福岡県
◆代表作:エイケン(2003~2004年)

漫画家の松山せいじ極端な巨乳の女性を描くのを得意としており、自分を「おっぱい漫画家」と呼んでいるほどです。そんな松山せいじのデビューから今に至るまでのプロフィールを紹介します。

福岡出身の松山せいじ、高校は福岡第一高校を卒業しました。福岡では有名な私立学校で、バスケットボール経験者であれば誰もが聞いたことあるような、全国屈指の強豪校です。野球も強く、スポーツにかなり力を入れている学校で、その他にも、造形科というデザインやマンガを学べるコースもあるほどです。

高校を卒業後は代々木アニメーション学院に進学し、マンガ・コミックプロ養成科コースを選択しました。代々木アニメーション学院、通称「代アニ」ではこれまでに数多くの声優や、アニメーター、マンガ家などアニメ界で活躍する人材を多く輩出してきました。

松山せいじの代表作「エイケン」とは?

そんな有名校を卒業した松山せいじは、もれなく代アニが誇る有名な卒業生として名前が挙がるほどになります。2001年には松山せいじの代表作となる「エイケン」が、秋田書店の「週刊少年チャンピオン」で連載がスタートしました。内容はというと、冴えない高校生の主人公が、同じ学校の美少女に一目ぼれしたことをきっかけに、学校の謎に包まれた部活“エイケン部”に入部するとこから始まります。

松山せいじ本人が自身を「おっぱい漫画家」と称していることもあり、“エイケン部”では顧問を含め全員美女で、ほとんどが巨乳を超えて爆乳という設定です。少年漫画ではあまり見られないお色気要素をふんだんに盛り込んだ作品であったため、当時話題になりました。

キャラクターの名前や物語の舞台の名前など、ところどころで地元・福岡に由来しています。例えば主人公が在籍する高校の名前が「ザッショノ学園」ですが、これは福岡の雑餉隈(ざっしょのくま)という全国随一の難読地名を参考にしています。自分の可愛い大事な作品に地元・福岡にちなんだ名前を付けるなんて、かなり郷土愛が深いのかも知れないですね。

またエイケンが人気になれば、ファンが聖地巡礼として福岡に訪れる可能性もあり、福岡に少しでも貢献できるのではと思ったのかもしれません。いずれにしても素敵なことですね。

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松山せいじはかなりの鉄道オタク!鉄道のために作風も変えた?

松山せいじを紹介する上で外すことのできないのが、鉄道です。かなりの鉄道ファンであり、鉄道をモチーフにした作品をいくつか手掛けています。小学館・月刊IKKI連載の「鉄子の旅」の初代編集を手掛け、小学館で鉄道ファンと知られる編集者・石川昌彦に鉄道漫画の話をもちかけられ、松山せいじは二つ返事で承諾したのだそう。

松山せいじの鉄道愛と、萌え・お色気系漫画で培ってきた画力を双方ミックスさせた鉄道趣味全開の「鉄娘な3姉妹」が完成。小学館・月刊サンデージェネックスより2008年からスタートすることとなります。当初3ヶ月ほどは読み切り連載、その後2009年1月よりレギュラー連載としてスタートしました。同作では、松山せいじと編集者・石川の趣味ががっちりと一致しているため、他の代表作と比べると趣味=鉄道にフォーカスしており、お色気は抑え目な作品となっています。

その後「ゆりてつ」という新たな鉄道漫画をスタートさせますが、ここから一気に作風が変化します。少女漫画風のタッチに変化しているのですが、これは編集部からの「女性読者を含む普通の読者にも親しまるように、普通の少女を主人公にしてほしい」という要望があったことによるものだといいます。作風を変えるなど紆余曲折はありつつも、自分の趣味の世界を思う存分描けるのも漫画家の醍醐味ですね。

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松山せいじは結婚している?実は妻も漫画家!

お色気漫画家から鉄道少女漫画家に作風を変えた松山ですが、「鉄娘な3姉妹」を手掛けた2008年に、「キミキス after days」のネームを担当した香月アイネと結婚しました。その後子宝にも恵まれ、現在では漫画家を生業としながらも、良き旦那・良き父親もこなしています。

結婚した2008年は新連載が始まるなど、何かと忙しく仕事をこなしていた松山せいじですが、当時の年収がかなりすごいと話題になっています。なんとその額4200万円。松山せいじは年収を公開した理由を「最近漫画家さんの貧乏自慢が多く夢が無いみたいな風潮なので」「僕程度の一時期中堅だった漫画家でも仕事をいっぱいした年度はこういう数字をだせるんですよ。夢をもってください!漫画家に!」と語っていました。

成功した漫画家がこのように夢を見させてくれるのは、漫画家を志す人にとってはモチベーションアップにつながります。松山せいじのようにお金を稼ぎながら、趣味の世界にも没頭できるような漫画家を目指す人が増えるかもしれませんね。

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