新納慎也「真田丸」で存在感発揮!にこにこぷんのうたのおにいさんだった!?
新納慎也「真田丸」のおバカキャラ豊臣秀次役で存在感発揮!
新納慎也という名前を聞いても、ぴんとこない方も多いかと思いますが、実は、大河ドラマ「真田丸」の豊臣秀次を演じている注目株の俳優です。新納慎也が演じた豊臣秀吉の甥である豊臣秀次は、第15話に初登場。これまでの歴史物で描かれる豊臣秀次像とは違う、「ちょっと駄目なおぼっちゃま」なキャラクターで、すぐに話題になりました。
明るく人懐っこい上、ちょっとおバカな新納慎也演じる豊臣秀次のキャラクターは、シリアスな場面の続く大河ドラマで、存在感ばっちり。豊臣秀次は、後に悲劇的な展開に追い込まれるだけに、新納慎也が醸し出すおバカキャラとのコントラストで、さらに存在感が際立ちそうです。
新納慎也は19年前「にこにこぷん」のうたのおにいさんだった!?
新納慎也は、今までその存在を知らなかった人にとっては、突如現れて一気に話題になった感じが強いことでしょう。しかし、実は、19年前に、NHK-BS2で放送されていた幼児向け番組「にこにこぷんがやってきた!」で、新納慎也は、うたのおにいさんとして活躍していました。1997年から2年間放送されたこの番組は、「おかあさんといっしょ」のワンコーナー「にこにこぷん」のキャラクターが、全国を回ってステージを披露する番組。そこで、新納慎也は、うたのおにいさんとして、歌や踊りを披露したことがきっかけで、ミュージカル等にも出演するようになっていきました。
新納慎也は結婚して息子もいる?性格やプロフィールを大公開
新納慎也に息子の存在あり!?結婚している?
新納慎也は、おばかキャラを演じているとはいえ、なかなかのイケメン。年齢も41歳ですから、結婚して子供がいてもおかしくはありません。しかし、新納慎也は、今のところ結婚はしておらず、したがって子供もいません。しかし、新納慎也には、自身のブログで「息子」と呼ぶ存在がいます。それは、2008年に放送された「仮面ライダーキバ」で共演した俳優・小越勇輝です。
新納慎也は、ブログにもたびたび登場させてきた小越勇輝のことを「息子」と表現。お互いの舞台を見に行き合うなど、プライベートで親交を深めているという新納慎也と小越勇輝ですが、20歳以上年下ということもあり、「息子」と呼んで可愛がっているようです。
新納慎也の性格はいい?プロフィールを大公開
新納慎也は、兵庫県神戸市出身、1975年4月21日生まれの41歳。16歳の時にスカウトを受け、モデルとして活動をスタートしますが、20歳で俳優を目指して上京。現在は、舞台を中心に活躍し、すでに20年以上のキャリアの持ち主です。甘いマスクとスレンダーな身体に、180cmと高い身長な新納慎也は、舞台映えもばっちり。イケメンながら、気取ったところがなく、人を喜ばせることが大好きなサービス精神あふれる性格だとか。
自身のオフィシャルブログ「ニイナの思考カイロ」もポジティブで楽しい文章が並んでいることからも、新納慎也のサービス精神あふれるオープンな性格がうかがわれます。
新納慎也は三谷幸喜のお気に入り?大河出演のチャンスをつかむまで
新納慎也は、「真田丸」での存在感あふれる演技で注目が集まり、7月4日には、NHKのトーク番組「スタジオパークからこんにちは」にもゲストとして登場しました。翌日は、NHKラジオに出演するなど、「真田丸」効果で注目度はますますアップし、これからの活躍も期待大といえます。
20歳で単身上京し、地道に舞台で活動を続けてきた新納慎也が、一躍全国区の俳優になれる、大河ドラマというビッグチャンスをつかめた理由は、何だったのでしょうか。それには、「真田丸」の脚本を担当する三谷幸喜の存在が大きいようです。
新納慎也は、2007年に、三谷幸喜に才能を見出されて、舞台「恐れを知らぬ川上音二郎一座」に出演。それまで、ミュージカル作品への出演が多かった新納慎也ですが、ストレートプレイである「恐れを知らぬ川上音二郎一座」でも、ユースケ・サンタマリア、常盤貴子、戸田恵子、堺雅人といった、人気実力ともに十分の俳優陣の中でも、うもれることなく演じきりました。
その演技を気にいったのか、2009年には、三谷幸喜のオフ・ブロードウェイ進出作品となった「TALK LIKE SINGING」にも出演依頼を受けた新納慎也。「TALK LIKE SINGING」は、SMAPの香取慎吾主演とあって、話題になりました。
毎回、三谷幸喜から直々にオファーを受けているところをみると、新納慎也は、三谷幸喜のお気に入り俳優といっても間違いはないでしょう。
新納慎也は、主に活動しているミュージカルの世界でも、特異な役を演じることが多く、「ミュージカル界の異端児」という呼び名を持つほどの個性派。これまでも個性的な俳優を発掘し、世に送りだしてきた三谷幸喜の目に留まったのも、自然な流れだったのかもしれません。
大河ドラマ「真田丸」の制作はNHKですから、キャスティングの決定権が脚本家の三谷幸喜にあるわけではないでしょうが、三谷幸喜サイドから新納慎也の起用の提案があったと考えておかしくないでしょう。
新納慎也の「真田丸」への出演は、1年間の放送のごく一部分とはいえ、視聴者への印象はすでにばっちり。新納慎也が、「真田丸」出演をきっかけに、その存在感をもっと広くアピールできる場をつかむことを祈るばかりです。