紺野美沙子が結婚した夫・篠田伸二や息子はどんな人?現在の年齢とプロフィール

紺野美沙子が結婚した夫・篠田伸二や息子はどんな人?現在の年齢とプロフィール

2022年5月24日 更新

紺野美沙子が結婚した夫・篠田伸二や息子はどんな人?現在の年齢とプロフィール

紺野美沙子が結婚した夫・篠田伸二との馴れ初め!息子の子育てはエッセイ本に

紺野美沙子は、主に1980~1990年代のドラマ・映画に数多く出演し、近年は”知性派”として多方面で活躍中の女優です。紺野美沙子は、最盛期だった1992年に、夫・篠田伸二と結婚しています。篠田伸二は、2016年3月末でTBSを退職していますが、当時は、テレビ事業局文化事業部プロデューサーでした。

1990年の話題をさらったドラマ「誘惑」など、紺野美沙子のTBS関連の出演が続く中、グループ交際を経て、初デートから2週間で結婚の約束に至ったそうです。1995年、難産の末に生まれた息子は、幼稚園から高校まで、神奈川県横浜市にある「森村学園」に通っていました。

紺野美沙子が、息子が生まれた3年後に出版した育児エッセイ「怪獣のそだてかた」には、「子供の持つ力を信じて。家庭はみんなが安らぐ場所」という下りがあります。教育熱から、子育てにはかなりの葛藤があったという紺野美沙子。しかし、夫に毎朝おにぎりを握るなど、温かな家庭を築いているようです。

紺野美沙子は現在56歳!慶應義塾大学出身のお嬢様女優はNHK朝ドラヒロインでデビュー

紺野美沙子は、1960年9月8日生まれで、現在は56歳となりました。年齢を重ねると共に、エッセイ出版や社会活動など、知性派としての活動が目立つようになっていった紺野美沙子は、慶應義塾女子高校を経て、慶應義塾大学文学部国文学科を卒業しています。

中学校は、高校、短期大学とエスカレーター式のカリタス女子中学校でしたが、両親に四年制大学に続く高校を勧められたことから、慶應義塾女子を受験したことのこと。「両親の言うことをよく聞く子供だった」とは言いますが、従順なだけで、偏差値70超えの受験を突破することは容易ではありません。勉学に対しては、両親に言われるがままだった紺野美沙子ですが、小学校の時から女優になりたいという希望を持っており、学校の演劇クラブや児童劇団に所属していたそうです。

夢が叶い、大学在学中の1980年に、NHK朝ドラ「虹を渡る」のヒロインの座を射止め、女優デビューを果たした紺野美沙子は、家柄も良く、学生時代にフィギュアスケートを嗜むなど、お嬢様女優色が強かったと思われます。しかし、その陰では、百貨店の配送センターのアルバイトをしつつ、1年間休学するも、23歳で大学を無事に卒業していますから、かなり気骨のある女性だといえそうです。

紺野美沙子を長門裕之がバッシング!篠ひろ子共演ドラマ「誘惑」は凄かった!

紺野美沙子の男癖を故・長門裕之が自伝書で大暴露した理由とは

紺野美沙子は、「お嬢様女優」「清純派女優」と呼ばれ、NHK朝ドラでのデビューから、翌々年にはNHK大河ドラマ「徳川家康」に出演するなど、その名にふさわしい活動歴を重ねていきました。だからこそ、紺野美沙子を”尻軽女”と評した、亡き俳優・長門裕之の1985年の書著「洋子へ-長門裕之の愛の落書集」は、あまりも衝撃的でした。

本書は、長門裕之の過去の熱愛や、嫁・南田洋子も公認の愛人関係などが、官能小説さながらの描写でつづられているため、なかなかの迷書として大きな波紋を呼んだ作品です。数々の女優たちの悪口も実名で書かれており、紺野美沙子については、「誰とでも関係をもち、○○ともデキていた」とされています。紺野美沙子は、長門裕之が経営していたプロダクションを、”ギャラでもめて”辞めた経緯があり、怒り冷めやらぬ長門裕之の鬱憤晴らしだった可能性もありそうです。

もしくは、大学時代から女優業が多忙を極め、コンパにさえ参加できなかった反動から、少し弾けてしまっただけなのかも……。真偽いかんにかかわらず、かつてはドラマで父娘役を演じたこともある長門裕之から、このようなバッシングをされるとは思ってもみなかったことでしょう。

紺野美沙子は篠ひろ子主演ドラマ「誘惑」で清純派から悪女へ!濡れ場やシャワーシーンまで!

紺野美沙子に対する長門裕之のバッシングに続き、1990年に放映された篠ひろ子主演ドラマ「誘惑」への出演は、”お嬢様女優”の肩書を完全に消し去るほどの衝撃が走りました。「誘惑」は、一言で言えば、紺野美沙子が、女の情念で1つの家庭を引っ掻き回す、不倫をテーマにした物語です。作中には、篠ひろ子の夫役を演じた林隆三と、紺野美沙子のベッドシーンが幾度となく登場します。

かつての清純派が、後姿ながら、全裸のシャワーシーンにも挑むだけでも騒然としそうなものですが、濡れ場については、週末のゴールデン枠ドラマとは思えない激しいものばかりでした。また、夫婦関係を壊したいがために、妻に若い男を接近させるなど、かなりの悪女ぶりも発揮しています。

その若い男を演じた宇都宮隆(TM NETWORK)の大根過ぎる演技も語り草となり、ドラマ「誘惑」は、話題の的となりました。紺野美沙子の女優人生の中で、これほどインパクトのある作品はないだけに、再放送が期待されるところですが、昨今のテレビ事情では、なかなか難しいかもしれません。

紺野美沙子の現在はすっかり文化人に!一方で袋とじグラビアや「アウト×デラックス」が話題に

紺野美沙子を、映画やドラマで見かけることは少なくなりましたが、近年は、持前の知性をフル回転させ、さまざまな社会活動に乗り出しています。1998年からは、国連開発親善大使に任命され、アジア・アフリカなどの発展途上国を支える国際協力の場でも活躍中で、現地の様子を綴った著作「ラララ親善大使」の印税を全額寄付しています。

紺野美沙子は、2010年から、朗読&アートパフォーマンス「紺野美沙子の朗読座」をライフワークとしていますが、これが認められ、2016年1月には岐阜県立図書館の名誉館長に就任しました。この活躍ぶりならば、行く末には政界進出なども十分に考えられそうです。

このように、最近はすっかり文化人色となっていますが、2015年3月発売の「週刊現代」では、”袋とじグラビア”として、若い頃の紺野美沙子が特集されています。袋とじするくらいですから、人目に触れてはならない過激な内容だったことは、想像するに難くありません。

2016年10月13日放送の「アウト×デラックス」では、異常なほどの大相撲愛を披露しましたが、お気に入りの力士・遠藤の”お姫様抱っこパネル”に大はしゃぎ。もう知性派だか、男を翻弄する色女なのだか、はたまた天然なのかが全く分かりません。分からないからこそ、56歳となった今もなお、あの陰のある表情が魅力的に映るのでしょう。願わくば、映画やドラマの世界で、円熟した紺野美沙子に再びお目にかかりたいものです。

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